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ティア Research Memo(3):他社に真似できない人財(人材)教育システムが強み

2015/1/5 16:56 FISCO
*16:59JST ティア Research Memo(3):他社に真似できない人財(人材)教育システムが強み ■事業概要 (2)特徴・強み ティア<2485>の最大の特徴は、「葬儀価格の完全開示化」と「適正な葬儀費用の提示」を行い、旧来の葬儀社の慣習を打ち破ったことにある。このため、葬儀単価についても全国平均で140万円程度であるのに対して、同社は110万円前後と業界平均を下回る価格でサービス提供を行っている。 出店戦略においてもドミナント戦略による多店舗展開を積極的に進めており、将来的には全国展開を目指している。また、社長自らが年150本を超える講演活動を行っているほか、テレビ・雑誌のインタビューにも積極的に応じるなどの広告宣伝を行い、積極的な広報活動を行っていることも特徴の1つと言えよう。 同社の強みとしては、他社に真似のできない人財(人材)教育システムが挙げられる。「ティアアカデミー」と呼ばれる人財教育システムでは、新卒入社の新人社員は入社後3ヶ月間、中途入社の社員でも1~2ヶ月間は葬祭・宗教知識、葬儀施行技術等の専門分野に加え、徳育的観点から「命」や「心」に関しての教育を実施している。現場配属後も3ヶ月に1度は社長セミナーの受講が義務付けられており、葬祭業である前に「究極のサービス業」であること、「遺族に対して最高のおもてなし」をし、感動を与えられる社員になれるよう心の教育を行うなど、実践的な育成メニューを組んでいる。 また、客観的な判断基準として社内検定試験を等級別に実施し、7段階で評価することにより、個々の社員の能力を把握できるようにしており、こうした人財教育システムが同社の質の高いサービスを作り上げており、同社の競争力を支える源泉ともなっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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時価総額 9,634百万円
葬儀会館「ティア」を直営・FC展開。中部、関西、関東地区中心。グループ会館数は206店舗。個人宅などでもサービスを提供する。ドミナント出店による利便性向上図る。買収で売上拡大。販管費等の増加を吸収。 記:2024/09/30