トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
NYダウ
10/3
42,011.59
-184.93
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 15:36:00
9,227,929
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
J-オイルミルズ Research Memo(4):業界再編で大手2社体制、メーカーサイドの価格統制力は強まる
2014/12/25 17:54
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*17:54JST J-オイルミルズ Research Memo(4):業界再編で大手2社体制、メーカーサイドの価格統制力は強まる ■会社概要 (3)事業環境とビジネスモデル J-オイルミルズ<
2613
>の製油事業に関して、ビジネスモデルの特徴と外部環境の影響を概観してみたい。まず同社の原料調達の特徴として、大豆は米国、ブラジルなどから、菜種はカナダ、豪州などからほぼ100%輸入される。仕入れ価格は、大豆はシカゴ市場、菜種はウィニペグ市場(カナダ)の相場に連動する。相場価格は、新興国の旺盛な食糧需要を背景に上昇傾向にはあるが、天候による作柄や作付面積、投機資金などにも影響され変動する。さらに仕入れコストに影響するのが外国為替レートである。2015年3月期では円安が1円進むと利益が約400百万円減少すると試算されている。 同社のビジネスモデル上、油脂と同様に重要性が高いのがミール(油糧)事業だ。搾油により油脂とミール(油糧)に分離され、ミール(油糧)は飼料・肥料・醸造メーカーに販売される。国内のミール価格は、国際価格や輸入ミール価格、外国為替レートに影響される。原料調達コストが上がった場合でも、ミール(油糧)を高値で販売できればマイナス面をカバーでき、いわば緩衝材の役割を果たす。 また、業界再編により大手2社体制が確立し、食用油脂メーカーサイドの価格統制力は強まった。環境が変わった時に、時間差なく機動的に価格対応ができるようになってきている。外部環境の変動リスクからは逃れられない業界だが、その中で安定した収益を確保し続ける“変化対応力”が同社の強みと言えるだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《FA》
関連銘柄 1件
2613 東証プライム
J-オイルミルズ
2,120
10/4 15:00
+1(0.05%)
時価総額 71,037百万円
味の素製油、ホーネンコーポレーション、吉原製油の経営統合で誕生。国内業務用食用油の販売量シェアは約4割。26年度営業利益110億円目標。アセアン市場でテクスチャー事業、製菓製パン業界向け事業の強化図る。 記:2024/04/30
関連記事
12/25 17:52 FISCO
J-オイルミルズ Research Memo(3):原料の大豆や菜種の搾油から精製販売までを一貫して行う
12/25 17:50 FISCO
J-オイルミルズ Research Memo(2):業界再編で誕生して10年経過、海外企業との連携を本格化
12/25 17:45 FISCO
J-オイルミルズ Research Memo(1):2015年3月期からの新中計をスタート、「質の向上を伴った構造変革」
12/25 14:34 FISCO
出来高変化率ランキング(14時台)~日本通信がランクイン、VAIO社との協業合意を材料視
12/25 14:19 FISCO
カイオム・バイオサイエンス---中外製薬との共同研究・委託研究取引の契約期間を延長