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萩原電気 Research Memo(5):2Qは営業利益と経常利益が過去最高

2014/12/12 17:51 FISCO
*17:51JST 萩原電気 Research Memo(5):2Qは営業利益と経常利益が過去最高 ■2015年3月期の第2四半期業績(実績)動向 (1)損益状況 2015年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が42,661百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益が1,300百万円(同14.8%増)、経常利益が1,300百万円(同17.1%増)、四半期純利益が790百万円(同26.4%増)だった。世界的に自動車の生産が堅調に推移したことに加え、IT投資需要に支えられてソリューションビジネスユニット事業の売上高が伸びたことが主要因。第2四半期ベースでの営業利益、経常利益、四半期純利益は過去最高となった。 売上高は前年同期比1.8%増となった。主力のデバイスビジネスユニット事業は下記に述べるように小幅な伸びであったが、ソリューションビジネスユニット事業の伸びにより全体では増収となった。売上総利益率は10.0%(前年同期は9.9%)へ改善したが、主に増収効果による。販売管理費は、海外事業拡大に伴う人件費や経費増があったものの、システム投資関連の償却がなくなったことや、その他の経費を節減したことから、総額では前年同期比1.6%減の2,962百万円にとどまった。この結果、営業利益、経常利益及び四半期純利益は前年同期比で大幅増となり、第2四半期ベースでは過去最高利益を更新した。 セグメント別の売上高を見ると、デバイスビジネスユニット事業が35,753百万円(同0.1%増)、ソリューションビジネスユニット事業が6,907百万円(同11.5%増)となった。デバイスビジネスユニット事業の売上高は前年同期比では微増であるが、利益率の高い製品が伸びたことで、利益への貢献は大きくなった。 セグメント利益は、デバイスビジネスユニット事業が1,578百万円(同5.1%増)、ソリューションビジネスユニット事業が276百万円(同29.7%増)と、両事業とも増益となった。 業種別の売上高では、自動車が前年同期比0.5%増、FA機器が同11.9%増、民生機器が同20.6%増、OA機器が同12.1%増、その他が同2.6%減となり、構成比は自動車向けがやや低下した一方で、FA機器、民生機器が上昇し、OA機器は前年同期とほぼ同様となった。その他の売上高が前期比でマイナスとなったのは、萩原電気<7467>が開発に関わった特殊ICを同業他社向けに販売していたものが少なくなったためで、これは当初から想定されていたものである。 主要ユーザー別の売上高では、デンソーが同1.4%減、トヨタ自動車が同2.4%増、東海理化が同1.0%増、その他が同8.5%増だった。トヨタグループ主力3社向けの売上高が前年同期比では減少しているが、これは車種等の生産サイクルの影響によるもので、懸念される内容ではなく想定内の結果である。その一方で、ソリューションビジネスユニット事業の伸び等により、その他向けの売上高及び同比率が上昇した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《FA》
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ルネサス製品を中心に扱う半導体・電子部品商社。FA機器の生産も。デンソーが主顧客。24.3期3Q累計は自動車生産回復を受けて半導体・電子部品の販売が好調。販管費増こなして大幅増収増益に。配当性向3割目安。 記:2024/04/12