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アデランス Research Memo(8):通期はヘアクラブのフル寄与や国内事業の回復で増収予想

2014/11/12 16:40 FISCO
*16:40JST アデランス Research Memo(8):通期はヘアクラブのフル寄与や国内事業の回復で増収予想 ■業績と財務分析 (3)2015年2月期業績見通し アデランス<8170>の2015年2月期の業績について同社では、売上高74,000百万円(前期比9.2%増)、営業利益4,100百万円(同13.4%増)、経常利益4,000百万円(同10.7%減)、当期純利益4,400百万円(同2.8%増)を予想している。この予想値は期初予想から変更されていない。 前期比較という観点からは、売上高の増収は、ヘアクラブ社のフル寄与や、国内事業の堅調な回復基調の継続によって増収が予想されている。営業利益、経常利益は、売上高の増収に見合った利益増が期待されるものの、営業外収益段階で2014年2月期に為替差益が発生していた関係で、経常利益は減益予想という形になっている。 かつら業界には、冬場の方に売上高が大きくなるという季節性があり、同社の収益計画もそれを反映したものとなっている。今上期は売上高が33,000百万円の計画に対して37,246百万円で着地した。下期の売上高予想は従来どおり41,000百万円を予想しており、通期の売上高は少なくとも上期の上振れ分だけ押し上げられる可能性がある。 一方、利益も売上高同様に上振れが期待できるか、という点については、弊社では慎重に見ている。その主な理由は、為替レートにある。同社の予算の前提レートは1ドル97円で、実勢に比較してかなりの円高水準だ。海外事業の中核を占めるヘアクラブは今下期も営業損失が見込まれるが、この損失が為替レートの円安により、膨張することが想定されるからである。結果的に、利益段階では現在の会社予想の線で着地すると慎重にみておくべきと弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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かつらメーカー国内トップ。育毛、ヘアケア製品、植毛なども。新中計で20年度に売上高1千億円目指す。17.2期3Qは、広告費等の削減で主力のアデランス事業は大幅増益となるも、円高などの影響を補填しきれず。 記:2017/01/17