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安藤ハザマ<1719>今後本格化するリニア関連工事への受注期待が高まりやすい

2014/11/6 12:07 FISCO
*12:07JST 安藤ハザマ<1719>今後本格化するリニア関連工事への受注期待が高まりやすい ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』10月27日放送において、安藤ハザマ<1719>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 ■事業概要 建築に強みを持つ安藤建設と土木に定評のあるハザマが2013年4月1日に合併し誕生。ダム、トンネルなど大型土木を得意とする。首都高速中央環状新宿線、地下鉄12号線環状部など都市土木のほか、JRA中山競馬場スタンドなどのレジャー施設、新東名高速道路などの道路・造成など実績がある。 ■足元の業績 2015年3月期第1四半期(14年4-6月)は、売上高が前年同期比1.5倍の757.90億円、営業利益が同3.8倍の20.93億円、経常利益が同2.7倍の17.28億円、四半期純利益が同91.6%減の9.09億円だった。セグメント業績では、土木事業の受注高が前年同期比6.8倍の391億円、完成誇示高が同16.9%増の252億円。建築事業の受注高は同42.0%増の483億円、完成工事高は同1.5%減の464億円。グループ事業の売上高は同31.1%減の37億円、その他事業の売上高は同22.8%減の4億円となっている。 ■事業環境 復興需要のほか、首都圏の国土強靭化など政府によるデフレ脱却・経済成長政策などの取組み。また、2027年開業予定のリニア中央新幹線の品川—名古屋間の工事実施計画が認可されたことにより、今後本格化する関連工事への受注期待が高まりやすい。先行開業する東京・品川−名古屋間286キロのうち86%をトンネルが占める山岳路線となるため、トンネル工事等を手掛ける土木関連企業への期待は大きい。JR東海は住民向け事業説明会を、27日の東京都港区と名古屋市を皮切りに開くこともあり、改めて関連銘柄として関心が集まりやすい。 ■株価動向 株価は年初以降、強いトレンドが続いていたが、8月高値790円をピークに調整が続いていた。しかし、これまでの調整によって26週線まで下げており、一巡感が意識されやすい。先週のリバウンドでは26週線を支持線として13週線をクリアしてきている。日足の一目均衡表では雲の中での推移だが、再来週には雲のねじれが起きることもあり、トレンドが出やすい期間に。遅行スパンの上方転換シグナル発生も意識されやすく、雲上限突破が期待される。また、今回の調整部分をリプレイスしてくると、4ケタへの意識も強まりやすい。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送 《TM》
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ゼネコン準大手。ダム、トンネルなどの大型土木工事やマンションを中心とする建築工事に強み。ビエンチャン国際空港など海外でも実績。土木事業は受注高、完成工事高が増加。建築事業も売上増。政策保有株減少へ。 記:2024/09/04