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(1)ノーリスク・メイハブ(?)リターンで、投資体験はいかが?---三菱UFJ投信

2014/11/6 12:00 FISCO
*12:00JST (1)ノーリスク・メイハブ(?)リターンで、投資体験はいかが?---三菱UFJ投信 「eMAXIS」 三菱UFJ投信のネット投資家向けインデックスファンド・シリーズ「eMAXIS(イーマクシス)」が、面白い試みをしています。それは、9種類のインデックス投信を組み合わせた運用結果を競う、「ポートフォリオの達人」という運用コンテスト。 運用コンテストといえば、学生向けの日経STOCKリーグもありますが、日経STOCKリーグの対象が個別株なのに対し、「ポートフォリオの達人」の対象は、同社が運用しているインデックスファンド。コンテスト名のとおり、まさに「ポートフォリオ」の構成をどうするかが競われる、というところがポイントです。 ポートフォリオとは、金融商品の組み合わせのこと。投資の世界では、その内容をどのように組むかは、非常に重要と考えられています。専門家の中には、運用結果の主な決定要因は個別の金融商品の選定ではなく、ポートフォリオの資産配分方法にある、と主張する人もいるほど。 皆さんはどう考えますか?答えを、このコンテストに参加して、実際に自分自身の手でポートフォリオを組んでみて考えてみる、というのも、アリかもしれませんね。 コンテストの仕組みは、いたってシンプル。仮想資金100万円で、9種類のeMAXISの中から応募者が独自に組み合わせたポートフォリオを作成し、その運用結果を、リスク当たりのリターンの大きさで競います。応募期間は11月30日(日)までで、運用期間は12月1日(月)から3月31日(火)までの4ヶ月間。コンテストは、個人戦とチーム戦に分かれており、上位の成績優秀者にはそれぞれ賞金も出るそうです。 仮想資金ですから、運用に失敗しても当然実際の損失にはなりません。なのに、運用が上手くいったら賞金が手に入るかもしれないなんて、ノーリスク・メイハブ(?)リターン、これは、モチベーションを上げて、コンテストに参加できそうですね! コンテストは昨年夏の初開催から、今回で3回目になります。回を重ねるにつれて、参加者も増加しており、投資家の注目度も高まっていることが伺えます。 その理由の一つは、eMAXISの購入者が増え、同ファンドの認知度が上昇している面がありそうです。同ファンドの純資産総額は、2014年8月に、シリーズ全体で1000億円を突破したのですが、その後も残高を積み上げています。 ファンドの特徴は、なんといっても運用コストが低いこと。eMAXISは、ネット向け商品として誕生した経緯もあり、購入時手数料はゼロ、信託報酬も低く抑えられています。 同投信によりますと、2014年8月末時点の国内株式型投信の信託報酬は年1.19%(アクティブ型も含む)ですが、eMAXISの国内株式の信託報酬(税込)は、0.432%です。そもそもインデックス型は運用コストが高めになるアクティブ型に比べると、相対的にコストが低いというのはありますが、コストが低いことはそれだけで十分魅力があります。 というのも、国内の公募型投資信託は、2014年9月末時点で約5300本(投資信託協会資料より)もありますが、その中で信託報酬(運用・管理にかかるコスト)が年2%かかる投資信託は、決して珍しくはありません。でも、この年2%のコストが、実際にどれくらいの影響となるか、しっかりと認識した上で投資信託を選んでいる方は、どのくらいいるんでしょう? 《FA》