マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 2:45:41
9,232,423
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

SDエンター Research Memo(3):フィットネス事業やシニア層の取り込みは健康CPと同じベクトル

2014/10/24 17:06 FISCO
*17:06JST SDエンター Research Memo(3):フィットネス事業やシニア層の取り込みは健康CPと同じベクトル ■健康コーポレーションとの戦略的事業資本提携の狙い SDエンターテイメント<4650>は2014年1月、TOBによって健康コーポレーション<2928>の子会社となった。健康コーポレーションは、社名にもあるように「健康」を切り口とした食品や、健康・美容関連グッズの通信販売事業で成長し、現在ではRIZAP(ライザップ)ブランドでパーソナル・トレーニングジムを展開し、収益が急拡大中である。健康コーポレーションの強みは、ありふれた商品・サービスに対して新たな価値を付加してバリューアップを実現するところにある。新たな価値というのは「機能性」もあれば「新しい価値観の提案」という意味もある。そしてもう1つの強みである「販売力」を活かして具体的な収益に結び付けることに大きな特長がある。健康コーポレーションは「付加価値創出力」と「販売力」を活用すれば両社にとってのシナジー効果とSDエンターテイメントのバリューアップを実現できると確信し、TOBに踏み切ったと言える。 今年5月に、同社は健康コーポレーションとの戦略的事業資本提携の具体的内容について発表した。一言で言えば、全社・全事業にわたる事業構造改革となるが、主要なポイントは以下の4点になる。 ・フィットネス事業におけるRIZAPとのシナジー効果の追求 ・GAME事業とボウリング事業におけるシニア層の取り込み ・不採算店舗見直しとコスト削減による収益性の改善 ・株主還元の強化 上記の内容は、各事業部門単位のものもあれば、全社にまたがる性質のものもあるが、基本的には上場企業としてごく当然の内容である。フィットネス事業やシニア層の取り込みは、健康コーポレーション自身も注力する施策であり、両社のベクトルが重なり合うという点も、シナジー実現の可能性を高めるものと弊社では評価している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
関連銘柄 2件
247
10/4 15:30
+1(0.41%)
時価総額 137,386百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27
4650 東証スタンダード
272
10/4 15:00
-1(-0.37%)
時価総額 2,447百万円
フィットネスクラブ、企業主導型保育園の運営等を行うウェルネス事業が主力。1918年創業。北海道札幌市に本社。RIZAPグループ傘下。オンラインクレーンゲーム等も。ウェルネス事業の成長戦略加速を図る。 記:2024/07/01