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SDエンター Research Memo(1):健康CPとのシナジー効果による収益拡大に本格注力

2014/10/24 17:03 FISCO
*17:04JST SDエンター Research Memo(1):健康CPとのシナジー効果による収益拡大に本格注力 SDエンターテイメント<4650>は2014年1月に健康コーポレーション(株)<2928>の子会社となって以来、経営体質の強化に注力してきた。不採算店舗の閉鎖や事業、及び不稼働資産の整理などの施策は現在までにほぼ終了した。今後は、健康コーポレーションとの本来的な事業資本提携の目的である、シナジー効果を活かした収益の拡大に、本格的に注力する時期に入ってきたと言える。 健康コーポレーションとのシナジー効果が期待される事業分野は、フィットネス事業やボウリング事業など幅広いが、具体的な取り組みは今下期(2014年10月-2015年3月)から本格的に動き出すと見込まれる。今下期はまず、フィットネス事業における物販(サプリメント、プロテインなど)が開始され、さらには台湾での訪日客向けの共同マーケティング、プロモーションなどに及ぶ可能性もある。中期的・継続的取り組みとしては、シニア層へのマーケティングが有力な協業分野となろう。シニア層は同社のみならず、健康コーポレーションのRIZAP事業やアパレル事業などにおいても、急速にターゲットとしての重要性が増してきている状況だ。 同社単独での取り組みにおいても、増収の期待は大きい。ボウリングにおける若年層の集客回復は、現在の同社に課された大きな課題と言える。また、外国人訪日客に対するマーケティングにおいても、一部では健康コーポレーションとの共同マーケティングが可能とはいえ、同社自身がイニシアチブを取って集客力を高めるアイデアや努力が不可欠なのは言うまでもない。赤字店舗が消滅し収益性が改善されてくると、広告宣伝費に余裕が出てきて、集客増・売上増へと結びつきやすくなる。今下期はこうした正のスパイラルを生み出せるかどうかが投資家にとっては重要な視点になるだろう。 ■Check Point ・フィットネス事業やシニア層の取り込みは健康CPと同じベクトル ・今期は利益面で上振れ期待、固定費削減が計画を上回る進捗 ・2015年3月期末から復配、株主優待も選択肢の幅が広がる (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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