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アイ・エス・ビー Research Memo(2):1980年代の自動車電話の開発参画が大きな転機に

2014/9/29 16:57 FISCO
*16:58JST アイ・エス・ビー Research Memo(2):1980年代の自動車電話の開発参画が大きな転機に ■会社概要 (1)沿革 アイ・エス・ビー<9702>は1970年に汎用系及び業務系のシステム開発・運用を手掛ける情報サービス事業を目的に、(株)インフォメイション・サービス・ビューローとして設立された。ソフトウェアの自社開発、受託開発、システム構築(SI)を中心に業容を拡大し、営業拠点も全国へ拡張していった。 同社にとっての大きな転機は1980年代に自動車電話の開発に参画したことだ。同社が千葉県我孫子市でアナログ交換機の事業を手掛けていた縁でNEC<6701>のプロジェクトに参画。ここでソフトウェア開発力が評価され「モバイルのアイ・エス・ビー」という評判を確立した。その後1990年代には三菱電機<6503>、富士通<6702>、ソニー<6758>といった国内大手携帯電話機メーカーと全方位的にビジネスを行い、モバイル事業を拡大させた。 同社はシステムの構築・保守・運営からソフトウェアの受託開発まで幅広い情報サービスを提供しているが、ソフトウェア開発が中核となっている。同社はハードウェアの基本的な制御を司るファームウェアと呼ばれる組込みソフトウェアに強みを持つことが特徴だ。同社の事業を顧客分野別にみると、モバイル関係のみならず、自動車、医療・介護、金融、官公庁・自治体など、幅広いものとなっている。 株式市場には1990年に店頭登録を行い、株式公開を果たした。その後2004年にジャスダックに上場し、さらに2008年に東証2部に株式を上場して現在に至っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
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大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
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国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
2,820
10/9 15:00
+9.5(0.34%)
時価総額 17,605,536百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
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1,502
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時価総額 17,106百万円
ソフト開発会社。通信分野などの組込み系に強み。セキュリティシステムの開発も。24.12期は拠点統廃合費用などが利益を圧迫する見込み。配当性向は3割以上目安。新中計では26.12期に営業益27億円を目指す。 記:2024/04/12