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アーバネット Research Memo(8):2015年6月期は増収・営業増益予想、前期同様に上振れの可能性も

2014/9/4 18:26 FISCO
*18:29JST アーバネット Research Memo(8):2015年6月期は増収・営業増益予想、前期同様に上振れの可能性も ■決算動向 (3)2015年6月期の業績予想 アーバネットコーポレーション<3242>は2015年6月期の業績を、売上高が前期比4.9%増の11,000百万円、営業利益が同5.4%増の1,250百万円、経常利益が同5,9%増の1,050百万円、当期純利益が同10.3%減の685百万円と予想している。当期純利益が減益となるのは、税務上の繰越損失を2014年6月期に全て解消したことにより、法人税が普通に適用されるためである。 前提となる販売戸数は合計550戸としているが、2014年6月期末時点で既に全て契約済であることから計画達成の可能性は高いと判断できる。また、前期同様、決算期末間際の竣工物件における前倒し決済、想定外の仲介や土地転売が発生することにより、業績が上振れる可能性も考えられる。 一方、利益面では、建設コストの上昇が懸念されるものの、売上総利益率の高い分譲用マンションの販売が予定されていることに加え、今期より海外投資家向けに直接分譲が開始されることから、原価率は79.5%へ低下する見込みとなっている。また、将来の成長に向けた人員増などにより販管費の増加を計画しているものの、増収により吸収することで営業利益率は前期とほぼ同水準を見込んでいる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
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都市型賃貸マンションなどの不動産開発販売を手掛けるマンションデベロッパー。東京23区が主要開発エリア。ホテルアジール東京蒲田の運営を行うホテル事業も。販売先、不動産開発販売事業の多様化等に取り組む。 記:2024/10/11