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ソルクシーズ Research Memo(5):見守りシステム「いまイルモ」が経産省の開発補助事業に採択

2014/9/3 18:02 FISCO
*18:06JST ソルクシーズ Research Memo(5):見守りシステム「いまイルモ」が経産省の開発補助事業に採択 ■業績動向 (3)トピックス ソルクシーズ<4284>は2014年5月、センサーによる見守りシステム「いまイルモ」が経済産業省の推進する2014年度「ロボット介護機器開発・導入促進事業(開発補助事業)」に採択されたと発表した。支給される開発事業補助金をもとに、今後更なる高機能製品・サービスの開発を進めていく計画となっている。 「いまイルモ」の特徴は、独自に開発した多機能センサーを用いることでカメラを設置したり機器を身につけたりする必要がなく、見守られる対象者のプライバシーと精神的負担に配慮したシステムであるということだ。見守る方はスマートフォンやタブレット端末を使って生活の様子、異変の兆候を遠隔地から確認することが可能となっている。 機器の価格は数万円、月額サービス料は数千円の水準だが、介護保険制度における「福祉用具」として認定されれば利用者負担は1割まで軽減されることになる。このため、現在は介護用品レンタル業者をはじめとする代理店開拓を進めている段階にある。福祉用具として指定されるためには、介護用品レンタル業者の協力を仰ぐことが近道であるためだ。指定は基礎自治体レベルで行っており、現在は神奈川県内の4ヶ所で指定を受けている。今後さらに指定地域を広げていきたい考えだ。 また、今回の開発補助事業採択を契機に、同社は更なる新機能・サービスの開発を進めていく。具体的には、独居の高齢者や要介護者のいる住宅において需要が大きいとみられる浴室での見守りセンサーや転倒検知センサーなどの開発を進めていく。高齢者が自宅内で倒れ、死亡に至るリスクが最も高い場所が浴室であるためだ。同社では各種センサーの開発と同時に、独自アルゴリズムを利用したシステム開発を行い、在宅見守りシステム「いまイルモHI」として2015年4月頃の販売開始を目標としている。 同社は中期的にストック型ビジネスの粗利益構成比を現在水準から50%まで引き上げていく方針を示しているが、見守りシステムが成長事業の1つとして注目されてこよう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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クレジット、証券など金融向けに強みを持つソフトウェア開発会社。ソリューション事業、コンサルティング事業も手掛ける。SBIHDが筆頭株主。富士通などが主要取引先。航空宇宙・防衛分野の取り組みを強化。 記:2024/08/13