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ソルクシーズ Research Memo(1):第2四半期も2ケタ増収増益で進捗、電子棚札や「いまイルモ」に注目

2014/9/3 18:00 FISCO
*18:04JST ソルクシーズ Research Memo(1):第2四半期も2ケタ増収増益で進捗、電子棚札や「いまイルモ」に注目 ソルクシーズ<4284>はソフトウェア開発事業とデジタルサイネージ事業を展開する。ソフトウェア開発では金融業界向けの割合が高く、単独売上高の6割強を占める。既存事業の強化に加えて、収益の安定性を高めるため、ストック型ビジネスの展開に注力しており、中期的にストック型ビジネスの利益構成比を50%まで引き上げていくことを目標としている。 2014年12月期第2四半期累計(2014年1月-6月期)の連結業績は、売上高が前年同期比12.6%増の5,200百万円、営業利益が同80.2%増の286百万円と好調な決算となった。主力顧客である金融業界向けを中心にSI/受託開発の大型案件が活発だったほか、自動車業界向けの組込み系コンサルティング業務などが好調に推移。販管費の抑制効果もあって、売上高営業利益率は5.5%と前年同期比で2.1ポイント上昇した。 2014年12月期通期の業績は、売上高が前期比11.4%増の10,760百万円、営業利益が同78.5%増の640百万円と期初計画を据え置いている。SI/受託開発の需要は引き続き旺盛なことから、計画達成の公算は大きい。ただ、来期以降の成長に向けた経営課題も浮き彫りになってきている。ソフトウェア業界全体の問題でもあるが、人手不足がボトルネックとなって受注を伸ばすことが難しくなってきている。同社では5月に業務提携したCYOLAB PTE. LTD.(シー・ワイ・オー・ラボ、以下CYOLAB:シンガポール)のフィリピン開発拠点を活用していくほか、ニアショアでの外注先開拓を強化する方針で、来期以降の収益拡大を進めていく考えだ。 今後、成長が期待されるストックビジネスとして、センサーによる見守りシステム「いまイルモ」が注目される。5月には経済産業省が推進する2014年度「ロボット介護機器開発・導入促進事業(開発補助事業)」に採択された。支給される開発事業補助金をもとに、今後更なる高機能製品・サービスの開発を進めていく計画となっている。 ■Check Point ・第2四半期も2ケタ増収増益、金融向け中心にソフトウェア開発好調 ・通期では78.5%営業増益見通し、中国の電子棚札普及に注目 ・見守りシステム「いまイルモ」が経産省の開発補助事業に採択 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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クレジット、証券など金融向けに強みを持つソフトウェア開発会社。ソリューション事業、コンサルティング事業も手掛ける。SBIHDが筆頭株主。富士通などが主要取引先。航空宇宙・防衛分野の取り組みを強化。 記:2024/08/13