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*13:45JST 大幸薬品---厳しい環境下で減収減益決算だが、医薬品事業は順調に推移、感染管理事業も今後に期待 大幸薬品<4574>は12日、2015年3月期第1四半期（14年4-6月期）決算を発表。売上高は前年同期比25.5%減の14.53億円、営業利益は同33.4%減の4.14億円、経常利益は同35.6%減の4.10億円、四半期純利益は同48.6%減の2.71億円だった。 鳥インフルエンザ報道を背景とした特需の一巡、消費者庁関連報道の影響を受けた返品額の増加などで、感染管理事業が厳しい状況に置かれた。一方、医薬品事業は、香港、中国、台湾などにおける販売が堅調に推移、円安効果もあって海外売上が拡大、国内売上の伸び悩みをカバーして増収を達成している。 通期計画は据え置きとしており、売上高が82.00億円で前期比17.6%減、営業利益が15.60億円で同39.8%減、経常利益が15.60億円で同41.9%減、当期純利益が10.00億円で同42.7%減を予想している。感染管理事業も返品終息により最悪期を通過して、今後はシーズンに向けた販促から反転が望めよう。 大幸薬品は、「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、空間除菌剤「クレベリン」を中心とした感染管理事業を展開する。 《TM》