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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、楽天、ミクシィなど

2014/8/5 11:33 FISCO
*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、楽天、ミクシィなど ファーストリテ<9983>:33835円(前日比-240円) 売り先行。同社は前日に7月の月次動向を発表している。既存店売上高は4.8%減となり、9ヶ月ぶりの前年割れとなっている。台風など天候不順による客数の減少が響く格好に。計画比でも若干ショートのもよう。ただ、下旬からは売上も回復しているもようであり、落ち込みはあくまで一過性といった見方にも。なお、前年に売上が大きく拡大した来月のハードルは高い状況と見られる。 楽天<4755>:1350円(同+66円) 急反発。同社は前日に上半期決算を発表、営業利益は448億円で前年同期比6%減益となっている。会社計画は非開示、市場予想はやや下振れと捉えられる。金融セグメントの減益などが足を引っ張る形に。ただ、野村では、国内EC流通総額の好調な伸び、海外事業の赤字縮小、カード事業の利益成長など、決算内容は良好であると評価。足元では決算への警戒感もやや強まっていたと見られ、安心感へとつながる形にもなっているようだ。 太平洋セメント<5233>:407円(同+8円) 反発。4-6月期営業利益は前年同期比約2割増益の110億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。市場コンセンサスは90億円強の水準であり、大きく上回る状況となっている。国内事業の不振を海外セメント販売の好調がカバーしたもよう。一方、住友大阪セメント<5232>はコンセンサスを下回る業績数値が観測されており、海外展開の優位性などを評価する動きが強まっている。 マーベラス<7844>:1686円(同-132円) 売買代金上位で大幅反落。先週末にかけてのミクシィ<2121>の活況などが刺激となって、昨日は他のゲーム関連の一角と並んで盛り上がる展開になっていた。本日も買い先行の動きとなったが、ミクシィが信用取引規制の強化などを嫌気して下げ幅を広げる形になっており、短期的な過熱警戒感が波及する状況にもなっているようだ。同社のほかにコロプラ<3668>なども売り優勢の展開となっている。 大林道路<1896>:568円(同+29円) 大幅続伸。同社は前日に第1四半期の決算、並びに自己株式の取得実施を発表している。第1四半期営業利益は6.9億円、前年同期比2.1倍と急拡大している。業績予想は据え置きとしているが、順調なスタートを背景に上振れが想定される状況にも。また、発行済み株式数の3.23%に当たる150万株を上限とした自己株式の取得を発表、8月7日から11月30日までを取得期間として市場買付を行うもよう。 カルナバイオ<4572>:1279円(同+261円) 大幅続伸。前日の後場取引時間中に、TNIKキナーゼを標的とした大腸がん治療薬の開発が、医薬基盤研究所の創薬総合支援事業「創薬ブースター」の支援課題に採択されたと発表したことが、引き続き材料視されている。これに伴い、TNIK阻害薬の非臨床試験が、国立がん研究センターと医薬基盤研究所の共同で実施されることになり、迅速な臨床開発へつながることが見込まれると。 サイバーリンクス<3683>:4220円(同+190円) 大幅反発。上期の営業利益2.8億円から3.8億円へ、通期見通しを4.1億円から4.6億円へとそれぞれ上方修正したことが材料視されている。消費税増税にかかる業務受託により上期における流通業向けクラウドサービス分野の業績が計画を上回るほか、防災システム等の工事が下期においても順調に進捗する見込み。同時に、期末の配当予想を1株当たり33円から34円へと引き上げへ。 ラック<3857>:719円(同+37円) 買い先行。4-6月期営業利益は前年同期比2.8倍の3.6億円となり、大幅増益で着地したことが好感されている。セキュリティソリューションサービス事業において、セキュリティコンサルティングサービスやセキュリティ運用監視サービスなどが好調だった。上期営業利益は前年同期比39.6%増の5.4億円が見込まれており、順調な第1四半期の立ち上がりが評価されている。 ミクシィ<2121>:5790円(同-460円) 売り先行。東証が、同社株の信用取引に関する臨時措置を発表したことが嫌気されている。委託保証金率を本日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。8日に予定されている第1四半期決算に対する期待感を背景に前日まで上値追いが続いており、信用取引規制の強化が利益確定売りを誘う格好に。なお、同様に信用規制が強化されたサイバーダイン<7779>も売り先行となっている。 《KO》
関連銘柄 12件
1896 東証1部
938
9/6 15:00
±0(0%)
時価総額 43,916百万円
大林組の子会社で道路・舗装工事の大手。土木工事・建築工事等を請け負う。大林道路に対して、親会社の大林組が17年5月11日から6月21日に1株当たり940円でTOBを実施。同社株は9月7日に上場廃止に。 記:2017/09/09
2121 東証プライム
2,852
11/27 15:30
-18(-0.63%)
時価総額 223,115百万円
スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」などのデジタルエンターテインメント事業が主力。スポーツ事業、家族向け写真・動画共有アプリ等も。モンスターストライクは利用拡大、収益基盤の強化に取り組む。 記:2024/10/06
3668 東証プライム
456
11/27 15:30
-1(-0.22%)
時価総額 59,305百万円
スマホ向けゲームなどの開発・運営を行うエンターテインメント事業を手掛ける。魔法使いと黒猫のウィズ、白猫プロジェクトが代表作。投資育成事業も展開。ブリリアンクリプトトークンは上場地域の拡大等に取り組む。 記:2024/08/23
3683 東証スタンダード
743
11/27 15:30
±0(0%)
時価総額 8,462百万円
流通業や官公庁向けに基幹業務システム等を提供するITサービス会社。電子認証サービス、デジタル証明書発行サービス、モバイルネットワーク事業等も。流通クラウド事業はクラウドサービスの提供拡大で定常収入が増加。 記:2024/06/24
3857 東証スタンダード
1,156
11/27 15:30
+5(0.43%)
時価総額 36,175百万円
セキュリティソリューションサービス事業、システムインテグレーションサービス事業を展開。総合サイバーセキュリティ対策サービス等に強み。セキュリティ事業はコンサル案件の拡大図る。27.3期売上600億円目標。 記:2024/10/06
4572 東証グロース
317
11/27 15:30
-2(-0.63%)
時価総額 5,724百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
4755 東証プライム
857
11/27 15:30
-5.3(-0.61%)
時価総額 1,843,875百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5232 東証プライム
3,329
11/27 15:30
-11(-0.33%)
時価総額 114,285百万円
大手セメントメーカー。国内販売シェア3位。セメントや生コンクリート、固化材等のセメント製品、コンクリート二次製品の製造、販売を行う。リソースの集中投入により、半導体製造装置向け電子材料事業の規模拡大図る。 記:2024/10/20
5233 東証プライム
3,752
11/27 15:30
+18(0.48%)
時価総額 443,456百万円
セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等も手掛ける。27.3期売上高1兆円計画。価格政策の見直しなどにより、国内事業の再生図る。 記:2024/10/20
7779 東証グロース
188
11/27 15:30
-4(-2.08%)
時価総額 40,447百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
7844 東証プライム
579
11/27 15:30
+1(0.17%)
時価総額 36,023百万円
家庭用ゲームソフトやオンラインゲームの開発、販売等を行う。ポケモンアミューズメントマシン等のアミューズメント事業も。新コンセプトのクレーンゲーム機「トライキャッチ」は24年11月から順次稼働開始へ。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
51,190
11/27 15:30
-260(-0.51%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25