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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、キヤノン、サイバーエージェントなど

2014/7/25 11:33 FISCO
*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、キヤノン、サイバーエージェントなど ファナック<6954>:18160円(前日比+700円) 大幅に4日続伸。前日に発表した第1四半期の決算内容を評価する動きが優勢になっている。営業利益は664億円で前年同期比92%増益、620-630億円レベルの市場予想を上回る着地となった。また、受注高も1801億円で前年同期比58%増と拡大、こちらも市場予想を大きく上回ったと考えられる。想定以上の好決算を受け、据え置きとしている通期予想の上振れなどが期待される状況に。ただ、iPhone6発売後の受注状況などに対する警戒感は拭いきれないといった見方も残ってはいるようだ。 キヤノン<7751>:3395.5円(同-18.5円) 小反落。前日に上半期の決算を発表、4-6月期営業利益は1105億円で前年同期比12%増益、市場予想を200億円弱上回る水準となっているが、先に伝わっている観測報道並みの水準であり、あらためてポジティブな反応が強まる状況にはないようだ。JPモルガン(JPM)では、中期的に売上を成長させ得る事業があるかに確信が持てず、売上には成長限界も見えると指摘している。 アドバンテスト<6857>:1149円(同-85円) 急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は24億円の黒字となり、前年同期比では57億円の収益好転となっている。足元の受注好調などを映して、市場コンセンサスは30億円近い水準であったと見られ、期待値には達しなかったようだ。また、第1四半期受注高は492億円で同26%増、市場予想より高水準であるものの、7-9月期の利益予想はコンセンサスに届いておらず、受注拡大が利益増に直結しにくくなっているとの見方にも。 クラリオン<6796>:368円(同+25円) 急伸。三菱UFJでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を500円と設定している。カーエレ業界内での将来期待は随一と評価。車載機器のシステム化や運転支援など走行機能分野での技術革新への対応で先行している点に加え、日立<6501>と連携できる点も強みと指摘。とりわけ、カメラシステムは自動車の安全対策強化により需要拡大が加速する見込みと。 OKI<6703>:230円(同+12円) 急反発。第1四半期営業損益は10億円弱の黒字になり、四半期開示を始めた02年以降では初めて黒字になるとの観測報道が伝わっている。ATM事業が好調を維持したほか、プリンター事業が構造改革の効果で好転している。市場コンセンサスは20億円程度の赤字であったと見られ、想定以上の収益改善として評価されているようだ。 レッグス<4286>:ストップ高買い気配 ストップ高買い気配。上期の営業利益を2.1億円から3.3億円へ、通期見通しを5.1億円から6.0億円へとそれぞれ上方修正したことが材料視されている。流通や日用雑貨顧客向けが順調に推移しているほか、第2四半期において新規の流通顧客向けが予想を上回ったことなどが背景に。また、今期末配当予想についても1株当たり12円から13円へと引き上げへ。 カービュー<2155>:646円(同-34円) 買い一巡後は伸び悩む。第1四半期決算を発表し、営業利益は前年同期比2.6倍の2.0億円で着地した。広告事業、SNS事業の収益基盤拡大が寄与した。会社計画の上期営業利益は3.2億円が見込まれており、進捗率は約63%と第1四半期の順調な立ち上がりとなったものの、好決算期待を背景に直近で株価は上昇となっており、出尽くし感も意識される格好に。 サイバーエージェント<4751>:3730円(同-600円) 急落。第3四半期決算を発表し、4-6月期営業利益は41億円と市場予想であった55億円前後を大きく下回ったことが嫌気されている。スマホ向け広告は好調であったものの、主力のAmeba事業の業績が鈍化したほか、プロモーション費用の増加などが利益面の重しとなったようだ。なお、決算発表と同時にAmeba事業の構造改革を発表しており、収益性の改善を狙ったテコ入れは前向きに評価も。 《KO》
関連銘柄 9件
2155 マザーズ
859
3/20 14:44
±0(0%)
時価総額 10,880百万円
自動車総合情報サイトを運営。ヤフーと共同運営する自動車情報サイト「carview!」。国内事業の収益改善、広告事業と海外事業の収益拡大。アプリ強化やサイト利便性向上。ヤフーが完全子会社化し3月に上場廃止。 記:2015/04/01
4286 東証スタンダード
990
10/4 15:00
+1(0.1%)
時価総額 10,732百万円
プロモーションサービス等を手掛けるレッグス、マーケティング・コミュニケーションサービス等を手掛けるCDGなどを傘下に収める持株会社。エンタメ顧客向けOEMは順調。エクス・テインメント事業領域等に注力。 記:2024/07/01
4751 東証プライム
1,013
10/4 15:00
+6(0.6%)
時価総額 512,501百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
6501 東証プライム
3,761
10/4 15:00
-20(-0.53%)
時価総額 17,438,136百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6703 東証プライム
999
10/4 15:00
-4(-0.4%)
時価総額 87,131百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
6796 東証1部
2,495
3/22 15:00
+1(0.04%)
時価総額 141,090百万円
車載機器メーカー。カーナビ、カーオーディオ、車載用カメラ等を手掛ける。日立グループ。業務用車載システムはバス機器分野でトップシェア。仏フォルシアの子会社がTOB開始。日本低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/01/30
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(1.59%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7751 東証プライム
4,843
10/4 15:00
+41(0.85%)
時価総額 6,459,414百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30