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マネパG Research Memo(7):2014年3月期は取引高増加やコスト減で大幅増益を達成

2014/7/14 17:29 FISCO
*17:29JST マネパG Research Memo(7):2014年3月期は取引高増加やコスト減で大幅増益を達成 ■決算動向 (1)2014年3月期の実績 マネーパートナーズグループ<8732>の顧客口座数は順調に拡大し、2014年3月期末に235,807口座(前期末比10.3%増)、期末の預り証拠金は44,348百万円(同12.8%増)となった。また、期中の外国為替取引高は16,168億通貨単位(同14.2%増)。顧客基盤の拡大による取引高増に加え、前期はボラティリティが極端に低かったことから前期比での伸び率が高くなった。ホワイトラベル(大口金融法人顧客に対する外国為替証拠金取引システム)取引の終了によって減少した取引高をプロパーの取引高でカバーした格好だ。 一方、営業収益は5,257百万円(前期比10.7%減)となった。取引高当たり収益率の低下が背景で、これは主に2つの要因による。1つ目は、取引高当たりの収益性が低い米ドル/円の取引高割合が前期の約2倍となったことで全体の収益性が低下したこと。2つ目は、相対的に取引高当たりの収益性が高いホワイトラベル取引がなくなったことが影響した。 ただ、コスト面では、ホワイトラベル取引の終了によってシステム関連の固定費が減少し、販管費は同25.1%減少した。ベースとなる収益力は向上しており、営業利益は1,098百万円(同239.3%増)、経常利益は1,115百万円(同257.3%増)、当期純利益は663百万円(同593.4%増)と大幅増益を達成した。 四半期ベースで見ると、第4四半期(2014年1-3月期)の外国為替取引高は3,583億通貨単位(前四半期比22.4%増)、営業収益は1,365百万円(同19.6%増)、販管費は1,039百万円(同7.8%増)、営業利益は307百万円(同90.6%増)、経常利益は328百万円(同101.7%増)、四半期純利益は200百万円(同108.5%増)だった。 取引顧客数の着実な増加に加え、1月に相場が大きく変動し、外国為替取引高が増加した。取引高当たりの収益性が総じて高い水準を維持したことから、取引高の増加に応じて営業収益も拡大。また、変動費の増加はあったものの、固定費の伸びを最小限に抑えたことで、営業利益、経常利益は前年同期を大きく上回った。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇) 《NT》
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外国為替証拠金取引大手。業界初となる5通貨ペアでのスプレッド0.0銭(売買同値)の提示を標準化。CFD取引やシステム開発業務等も。総口座数は37万口座超。配当性向50%目途。不採算事業の見直し推進。 記:2024/06/04