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マネパG Research Memo(6):ポジション現金化など独自サービスで他社と差別化

2014/7/14 17:29 FISCO
*17:29JST マネパG Research Memo(6):ポジション現金化など独自サービスで他社と差別化 ■会社概要 (5)シェア、特色、強み 一般消費者がテレビやパソコンを購入しようとした場合、A社、B社、C社によって性能、デザイン、価格等が異なるため、他社製品との差別化を行うことは可能だ。しかし、株式売買においては、トヨタ自動車<7203>の株式をX証券で買ってもY証券で買っても「商品」は同じであるため、この点でX証券とY証券に差はない。せいぜい取引手数料が異なるくらいだ。マネーパートナーズグループ<8732>が提供しているFX取引も同様に金融商品であるため、商品という点では同業他社と違いはなく、差別化はできない。同社では、より多くの顧客に取引を行ってもらうために以下のようなサービスで差別化を図っており、これが同社の特色、強みとなっている。 ・スプレッドが0.3銭(「パートナーズFX nano」米ドル/円)と業界最安水準 ・「スリッページ」(注文した価格と異なる価格で約定すること)がない※1 ・相場が急変しても、注文が拒否(リジェクト)されることがない※2 ・少額投資家のための「パートナーズFX nano」(証拠金100円から投資可能)を提供している。 ・事前予約により、成田、羽田、関空、セントレアでFX取引ポジション(ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン)の一部を現金(紙幣)で受け取ることができる。手数料は10万円当たり約200円強で銀行窓口(約3,000円)に比べて格安。 ⇒同サービスを提供しているのはFX業界で同社だけで、「現金化できない」というFX取引の欠点をカバーしている。 ・同社は証券業の認可も得ているため、同社を通じて株式の売買を行い、購入した株式を代用担保(掛け目70%)としてFX取引を行うことも可能。このように株式とFX取引を組み合わせることで、さらに投資効率を高めることができる。 ・マルチ通貨のプリペイドカード「Manepa Card(マネパカード)」の発行を開始する。円貨を多通貨に両替し、事前にカードにチャージしておくと海外で外貨の引き出しや「マスターカード」での買い物等(代金決済)が可能になる(詳細は後述)。 業界内での同社のシェアは、口座数ベースで約5%、取引単位ベースでは4%前後となっており、規模的には専業で第5位グループにランクされる。主な競合は専業(FXを主力とする証券会社を含む)では、GMOクリック証券、DMM.com証券、サイバーエージェントFXなどだが、昨今ではネット証券(SBI証券、楽天証券など)との競合が増している。 ※1他社においては注文価格と異なる価格で約定する場合(俗に言うハナ買い)がある。 ※2他社においては、相場が急変した場合に注文が拒否され、再入力を求められる場合が ある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇) 《NT》
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