マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,175.11
+260.36
暗号資産
FISCO BTC Index
9/28 2:19:27
9,410,603
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~38000円台で推移も金融株の下げが重し

2024/9/25 12:18 FISCO
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~38000円台で推移も金融株の下げが重し 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は5日続伸、38000円台で推移も金融株の下げが重し ・ドル・円は小じっかり、ドルの買戻しで ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はダイキン<6367> ■日経平均は5日続伸、38000円台で推移も金融株の下げが重し 日経平均は5日続伸。前日比127.63円高(+0.34%)の38068.22円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。 24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は83.57ドル高(+0.20%)の42208.22ドル、ナスダックは100.25ポイント高(+0.56%)の18074.52、S&P500は14.36ポイント高(+0.25%)の5732.93で取引を終了した。年内の追加利下げ期待や中国の景気刺激策を受けた世界経済の見通し回復で、寄り付き後、上昇。その後、9月消費者信頼感指数が予想を下回ったため、景気への楽観的見方が後退し売りに転じた。ダウは過去最高値付近からの利食い売りも見られ、伸び悩んだ。ナスダックはAI需要を期待し、半導体エヌビディアなどの押し目買い意欲が強く底堅く推移し、相場を押し上げ。終盤にかけダウもプラス圏を回復し連日過去最高値を更新した。 米国株上昇も、為替が1ドル143円台前半と前日比1円ほど円高ドル安に振れたことなどから、東京市場は方向感に乏しいスタートとなった。足元の日経平均は4日続伸していることで利益確定の売りも入りやすい状況だが、エヌビディアなど米テック株の上昇で半導体株が総じて反発したことが、日経平均の下支えに。売り買い一巡後の日経平均は38000円水準でのもみ合いとなった。 日経平均採用銘柄では、中国が景気刺激策を打ち出したことで資生堂<4911>が買われたほか、安川電機<6506>、ファナック<6954>、SMC<6273>、オークマ<6103>、ミネベアミツミ<6479>など工作機械関連も買われた。また、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の一角が上昇。このほか、ダイキン<6367>、TOTO<5332>、住友金属鉱山<5713>などが買われた。 一方、アトピー薬候補に不透明感が強まったことで協和キリン<4151>が急落したほか、長期金利の指標となる10年国債利回りが一時8月5日以来となる0.795%まで低下したことで、りそなHD<8308>、東京海上HD<8766>、三井住友FG<8316>、MS&AD<8725>、三菱UFJ<8306>など金融株の下げが目立った。このほか、テルモ<4543>、ニッスイ<1332>、ZOZO<3092>などが下落した。 業種別では、機械、ガラス・土石製品、輸送用機器、非鉄金属、卸売業などが上昇した一方、保険業、銀行業、水産・農林業、精密機器、その他製品などが下落した。 景気刺激策を発表したことで上海総合指数、香港ハンセン指数など中国株が強いことから、中国関連銘柄の一角が強い動きを見せている。後場の東京市場は、為替市場よりも中国株の動向を睨んだ展開となりそうだ。出遅れていたファナックなどが後場一段高となれば、日経平均の下支え要因となろう。 ■ドル・円は小じっかり、ドルの買戻しで 25日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、142円90銭から143円49銭まで値を上げた。前日海外市場でリスク選好ムードがドルへの売りを強めたが、アジア市場で葉割安感から買戻しが先行。また、日本株高を受けた円売りもドルを押し上げた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円90銭から143円49銭、ユーロ・円は159円87銭から160円58銭、ユーロ・ドルは1.1178ドルから1.1196ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ランシステム<3326>、サインド<4256>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はダイキン<6367> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・8月消費者物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.7%、7月:+3.5%) 【要人発言】 ・ボウマン米FRB理事 「労働市場よりもインフレリスクが大きい」 「コアインフレは依然、不快に2%目標以上」 「今後の利下げも引き続き慎重なアプローチを維持」 「GDPは柔軟性があり、支出も脆弱性がない」 「労働市場には明確な弱さ見られない」 <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《CS》
関連銘柄 22件
1332 東証プライム
936.9
9/27 15:00
-5.5(-0.58%)
時価総額 292,716百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
3092 東証プライム
5,217
9/27 15:00
+213(4.26%)
時価総額 1,625,847百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3326 東証スタンダード
395
9/27 15:00
-1(-0.25%)
時価総額 1,730百万円
複合カフェを直営・FCで全国展開。システム外販も。12カ月決算復帰の24.3期3Q累計はシステム外販が好調。複合カフェの不採算直営店閉鎖を進めて営業黒字に。4Qに児童発達支援子会社の譲渡に伴う特益計上へ。 記:2024/04/11
4151 東証プライム
2,572.5
9/27 15:00
-40(-1.53%)
時価総額 1,389,150百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4256 東証グロース
920
9/27 15:00
+35(3.95%)
時価総額 5,336百万円
理美容店舗向けクラウド型予約管理システム「BeautyMerit」、予約一元管理システム「かんざし」の提供を行う。グループ契約店舗数は1万7500店舗超。ネットワーク効果による契約店舗数の増加図る。 記:2024/07/01
4543 東証プライム
2,854
9/27 15:00
+149(5.51%)
時価総額 4,254,449百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,986
9/27 15:00
+201(5.31%)
時価総額 1,594,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5332 東証プライム
5,400
9/27 15:00
+166(3.17%)
時価総額 955,697百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
5713 東証プライム
4,400
9/27 15:00
+203(4.84%)
時価総額 1,279,582百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6103 東証プライム
3,178
9/27 15:00
-2,969(-48.3%)
時価総額 107,273百万円
1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
6273 東証プライム
67,290
9/27 15:00
+2,690(4.16%)
時価総額 4,533,260百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6367 東証プライム
20,550
9/27 15:00
+1,215(6.28%)
時価総額 6,023,493百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6479 東証プライム
2,978.5
9/27 15:00
+95(3.29%)
時価総額 1,272,061百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6506 東証プライム
5,164
9/27 15:00
+232(4.7%)
時価総額 1,377,187百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
2,199
9/27 15:00
+78(3.68%)
時価総額 4,302,185百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(4.48%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(5.09%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
1,451
9/27 15:00
-30.5(-2.06%)
時価総額 19,272,175百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8308 東証プライム
942
9/27 15:00
-25.6(-2.65%)
時価総額 2,261,723百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。デジタルガレージとの資本業務提携を強化。十六FGとリテール分野で戦略的業務提携。26.3期純利益1700億円目標。 記:2024/05/16
2,954.5
9/27 15:00
-6,219.5(-67.79%)
時価総額 4,061,525百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
3,359
9/27 15:00
-47(-1.38%)
時価総額 5,401,991百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
5,381
9/27 15:00
+6(0.11%)
時価総額 10,977,240百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09