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株ブロガー・さなさえ:国策に売りなし!?「政府推進」で動くテーマ株と決算に注目したい株【FISCOソーシャルレポーター】

2024/7/20 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:国策に売りなし!?「政府推進」で動くテーマ株と決算に注目したい株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年7月10日15時に執筆 皆様、おはこんばんちは。猛烈な暑さに外出を避けたくなる日が続きますね。小さい頃、夏の猛暑とはせいぜい32~3度ぐらいだったような記憶があるのですが、大人になった今、都心部では37~8度以上の真夏日が通常となっているような気がします。ただでさえ男日照の身の上を省みつつ、「このまま干からびてなるものか」と空調をきかせた部屋でひとり筋トレに勤しむアラフォー女子…さなさえです。 夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや78回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <買われない国策もある?> 先週7月5日、TV東京の番組「WBS」は、能登半島の地震で断水が長期化した事を受け、岸田総理が全国の重要施設における水道管の緊急点検を指示した事を報じました。「国策に売りなし」という相場格言通り、8日には水道関連株への物色が増え、日本国内で広く使われている水道のダクタイル管に注力する日本鋳鉄管<5612>がストップ高となるなどしましたが、本日10日まででその過熱感はおさまってきているように見えます。つまり、国策といえど、物色が続かなかった可能性があるという事ですね。 それが何故かといえば、今回の首相による指示はあくまで「重要施設に限定された点検し、その後予算を講ずる」という範疇であった事も要因であると考えられます。よくよく、国策におけるテーマ株物色の動きとは、その時々で動く「市場規模」によって左右される為、投資家はごくごく注意せねばいけませんね。わたしもたまにその見当がハズれ、ついつい急騰株を高値掴みして悔しい思いをする場合があります(涙)。 それでも「水道インフラの老朽化問題」については今に始まった事ではなく、厚生労働省によると耐用年数40年を超えた水道管は国内全体の約20%にも及び、向う約30年間でその交換費用は33兆円以上にも上ると言われているのですから、これら水道関連は息が長く、折を見ては物色される可能性はあると言えるでしょう。例えばわたしの場合、老朽化水道管を補修に定評のある日特建設<1929>、各種パイプラインを手掛ける栗本鐵工所<5602>、以前ご紹介した前澤工業と共に前澤給装工業<6485>、前澤化成工業<7925>…そして上下水道、農・工業用水などあらゆる分野で利用されるヒューム管を手掛ける日本ヒューム<5262>には引き続き注目してみたいと思っています。 <物色が続く国策テーマ&決算を見たい株> さて、前述した水道関連とは別に、5月に政府が創薬ベンチャーの資金調達支援の環境づくりに動きだすとの報道から、7月現在に至るまで、がんなどの三大疾患やアルツハイマーなど、様々な『夢の特効薬』に期待するバイオ関連株が物色されているようです。それもそのはず、もしそんな薬が正式に認可されたとなれば…世の中は大きく変動し、その市場規模となれば言わずもがな…という訳です。それでは、残りのスペースで、わたしが直近で注目するバイオ株と、次期決算を見ておきたい株をササっとご紹介していきます。 まずバイオ株からは中国における線維症治療薬アイスーリュイなど、創薬における実績も持つジーエヌアイG<2160>です。同社は東証プライムへの変更申請への準備を行っている他、TOPIXの新規構成銘柄としても思惑もあります。また、がんを対象とした高機能抗体医薬品などを手掛けるペルセウスプロテオミクス<4882>、直近で岩谷産業<8088>と共に3D細胞製品技術の開発に成功したサイフューズ<4892>も動いていますね。そして個人の短期資金がことさらよく動いている事から、今年のIPOのChordia Therapeutics <190A>、PRISM BioLabも見ています。 また、今夏の決算を見ていきたいとチェック中の株からは…自動車向けダイカスト大手のアーレスティ<5852>、円安メリットにも期待したい精密ねじの日東精工<5957>と工業・家庭用ミシンを手掛けるJUKI<6440>。そして最後に、もう決算は通過となりましたが、先の5日に今期の収益回復の見通しと共に、26年度営業利益を30億円(見通し)とする新中計を発表したミタチ産業<3321>には注目していきたいと思います。 はい、今回は以上です。 ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 《TY》
関連銘柄 15件
670
9/6 15:00
-46(-6.42%)
時価総額 43,914百万円
武田薬品工業<4502>からスピンアウトして設立された創薬ベンチャー。RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等を手掛ける。MALT1阻害薬CTX-177は小野薬品工業<4528>に導出済。 記:2024/05/10
1929 東証プライム
1,005
9/6 15:00
-11(-1.08%)
時価総額 41,917百万円
麻生グループ傘下の建設会社。基礎工事や地盤改良工事などの特殊土木に強み。清水寺本堂の環境保全などでも実績。中期経営計画では26.3期PBR1.3倍以上目標。地盤改良工事、民間受注の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
2160 東証グロース
2,095
9/6 15:00
-47(-2.19%)
時価総額 99,487百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
3321 東証スタンダード
1,085
9/6 15:00
-11(-1%)
時価総額 8,632百万円
電子デバイス専門のエレクトロニクス商社。取り扱いメーカーは700社超。自動車分野が主要取引先。自社ブランド開発なども行う。仕入れノウハウや開発力が強み。自動車分野では半導体・電子部品の受注が順調。 記:2024/05/08
660
9/6 15:00
-14(-2.08%)
時価総額 9,389百万円
創薬バイオベンチャー。独自の抗体技術による抗体医薬の創薬に加え、抗体作製や配列解析の研究支援、抗体・試薬の販売等を行う。抗体・試薬販売は売上伸び悩むが、抗体研究支援は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/16
4892 東証グロース
601
9/6 15:00
-4(-0.66%)
時価総額 4,308百万円
九州大学発の再生医療ベンチャー。再生医療等製品や3D細胞製品、創薬支援用3D組織の開発・販売、バイオ3Dプリンタ及び消耗品等の販売を行う。製品の部位・組織臓器の拡大、適応疾患の領域拡大などに取り組む。 記:2024/07/05
5262 東証プライム
1,278
9/6 15:00
-19(-1.46%)
時価総額 37,507百万円
下水道向けヒューム管で国内首位。土木・建築向けコンクリパイルも。太平洋セメント系列。24.3期3Q累計は市場低迷の中でパイルの出荷を伸ばす。値上げや経費削減も進み営業増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/03/13
5602 東証プライム
4,150
9/6 15:00
-70(-1.66%)
時価総額 54,357百万円
上水道用ダクタイル鉄管の提供等を行うライフライン事業が主力。自動車部品製造の鍛造プレス機等の機械システム事業、産業建設資材事業も。連続式二軸混練機で国内トップシェア。27.3期営業利益80億円目標。 記:2024/06/13
5612 東証スタンダード
1,234
9/6 15:00
+5(0.41%)
時価総額 4,064百万円
上下水道・ガス用ダクタイル鋳鉄管を製造・販売。鉄管リサイクル、マンホール蓋の点検・調査DXツールアプリ「だいさくくん」等も。24.3期3Q累計は大幅増益。販売価格の改定に加え、コスト削減などが寄与。 記:2024/04/14
5852 東証プライム
594
9/6 15:00
-5(-0.83%)
時価総額 15,490百万円
大手アルミダイカストメーカー。1938年創業。エンジンブロックなどが主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。フリーアクセスフロア「モバフロア」等も。生産体制の合理化、電動車向け売上比率の向上図る。 記:2024/08/09
5957 東証プライム
554
9/6 15:00
-3(-0.54%)
時価総額 22,152百万円
工業用ファスナー主力、精密ねじ部品やねじ締め機、計測・検査装置を製造・販売。自動車・カメラ・携帯電話・家電向け。高性能検査選別装置「ミストルAI」を市場投入。自動車向けは売上伸長。建築向け等も拡大。 記:2024/06/13
6440 東証プライム
392
9/6 15:00
-4(-1.01%)
時価総額 11,711百万円
工業用ミシン、家庭用ミシンなどの縫製機器&システム事業が主力。工業用ミシンで世界トップシェア。チップマウンタなどの産業装置等も手掛ける。産業装置では営業体制の強化により、高速機需要の取り込みを図る。 記:2024/07/02
6485 東証スタンダード
1,281
9/6 15:00
-19(-1.46%)
時価総額 29,463百万円
水道用給水装置の国内最大手。サドル付分水栓、止水栓、継手などを手掛ける。給水装置事業は価格改定効果などで堅調。マンション等集合住宅向け給水・給湯配管システム品は納入集中。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/16
7925 東証プライム
1,782
9/6 15:00
-21(-1.16%)
時価総額 28,034百万円
上下水道製品会社。環境機器や非常用浄水装置、ゲリラ豪雨対策製品、災害時マンホールトイレなども展開。管工機材部門は売上増。ビル設備分野製品「ビニコア」の拡販や価格改定効果等が寄与。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/13
8088 東証プライム
8,438
9/6 15:00
-23(-0.27%)
時価総額 494,146百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11