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後場に注目すべき3つのポイント~引き続き金融株上昇しTOPIXは連日で年初来高値を更新

2024/7/2 12:45 FISCO
*12:45JST 後場に注目すべき3つのポイント~引き続き金融株上昇しTOPIXは連日で年初来高値を更新 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日続伸、引き続き金融株上昇しTOPIXは連日で年初来高値を更新 ・ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持 ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は第一三共<4568> ■日経平均は3日続伸、引き続き金融株上昇しTOPIXは連日で年初来高値を更新 日経平均は3日続伸。前日比149.52円高(+0.38%)の39780.58円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。 1日の米国株式市場は反発。ダウ平均は50.66ドル高(+0.13%)の39169.52、ナスダック指数は146.70ポイント高(+0.83%)の17879.30、S&P500は14.61ポイント高(+0.27%)の5475.09で取引を終了した。欧州株式市場でフランスの選挙結果を好感した買いが入り、その流れを受けて寄り付きは上昇。6月ISM製造業景気指数が市場予想に反し小幅に低下、3カ月連続での活動縮小となったことで、成長減速懸念から下落に転じた。長期金利の上昇も相場の重しとなり、ダウ平均は前営業日終値近辺で推移。ナスダック指数は根強いAI期待に買われたマイクロソフトなどが支えた。 米国株の上昇などを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。引き続き保険や銀行など時価総額が大きい金融株が上昇したことからTOPIX優勢の地合いが継続し、TOPIXは年初来高値を連日で更新した。日経平均は39929.67円まで上げ幅を広げた後は上値がやや重くなったが、前場のプライム市場の売買代金は久しぶりに2兆円を超えるなど商いはやや増加した。 日経平均採用銘柄では、コンテナ船市況の上昇が引き続き材料視されて、川崎汽船<9107>の上昇が目立つほか、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.08%台で推移していることから、T&Dホールディングス<8795>、MS&AD<8725>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>、大和証G<8601>、野村<8604>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>など金融株が総じて上昇。このほか、ミネベアミツミ<6479>、三菱重<7011>が買われた。 一方、エヌビディア株の上げ一服などを受けて、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の一角がさえない。このほか、サッポロHD<2501>、高島屋<8233>、エーザイ<4523>、ニトリホールディングス<9843>、DIC<4631>が下落した。 業種別では、鉱業、保険業、証券・商品先物取引業、海運業、石油・石炭製品などが上昇した一方、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、陸運業、ゴム製品、鉄鋼などが下落した。 後場の東京市場は引き続き為替、金利市場を横目にTOPIX優勢の地合いは続くだろう。為替は1ドル161円50銭台で推移しており、昨晩の海外時間に161円70銭台に乗せた後も目立った円買いなどの動きは見られず。先週末のテレビ討論会の結果、トランプ前大統領の当選確率が高まったとの思惑から、トランプ氏が景気拡大のための財政拡張を実行するとの見通しが強まり米国金利は上昇。日本の10年国債利回りも1.08%まで上昇しているが、10年物国債の日米金利差は3.4%とやや拡大したことで、円安ドル高基調が強まっている。緩やかな円安推移のため、政府・日本銀行による円買い介入は実施しにくいとの見方も強く、1ドル162円台は時間の問題との声が多い。 本来、円安進行は輸出関連銘柄の追い風となるが、1日に発表された1-3月期GDPの再改定値が年率2.9%減と改定値(1.8%減)を大幅に下回る結果となったことで「日本の金融正常化は遠のいたことで脱デフレは先」といった日本経済に対するネガティブな見方が強まった可能性はある。金融株を中心とした日本株上昇の地合いは続いているが、GDPがネガティブ視されて日本株買いを手控えるムードが強まる展開も頭に入れておきたい。 ■ドル・円は小じっかり、上昇基調を維持 2日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、160円74銭から161円18銭まで値を上げた。日本政府による円安けん制で円買いに振れる場面もあった。その後、米10年債利回りの下げ渋りでドル売りは後退し、ユーロ・ドルはやや軟調地合いに。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は160円74銭から161円18銭、ユーロ・円は172円61銭から173円21銭、ユーロ・ドルは1.0732ドルから1.0761ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・リボミック<4591>、リグア<7090>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は第一三共<4568> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・6月マネタリーベース:前年比+0.6%(5月:+0.9%) 【要人発言】 ・鈴木財務相 「為替の動きについて1つ1つコメントしない」 「為替はいろいろな要因が絡み合い市場で決定される」 「為替市場の動きを注意深く見守っていく」 ・豪準備銀行(議事要旨) 「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要性を示唆する情報が複数ある」 <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《CS》
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時価総額 599,228百万円
ビールで国内4位の酒類メーカー。傘下に飲料・食品のポッカ。保有地活用の不動産ビジネスでも収益を稼ぐ。24.12期は「黒ラベル」を牽引役にビールの伸長を想定。不動産も安定推移の見込み。増収増益・増配を計画。 記:2024/04/10
4523 東証プライム
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9/19 15:00
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時価総額 1,707,040百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4568 東証プライム
4,950
9/19 15:00
+55(1.12%)
時価総額 9,637,818百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4591 東証グロース
82
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+1(1.23%)
時価総額 2,927百万円
東大発のバイオベンチャー。核酸医薬の一種であるアプタマーに特化した医薬品の研究・開発を行う。対象疾患「滲出型加齢黄斑変性」のRBM-007が先行パイプライン。東京大学と眼科疾患に関する共同研究契約を締結。 記:2024/08/13
4631 東証プライム
3,069
9/19 15:00
+22(0.72%)
時価総額 292,037百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
6479 東証プライム
2,667.5
9/19 15:00
+35(1.33%)
時価総額 1,139,239百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6526 東証プライム
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+66.5(2.43%)
時価総額 499,520百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
2,046
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+51(2.56%)
時価総額 4,002,852百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
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+1,330(6.02%)
時価総額 2,210,064百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7011 東証プライム
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9/19 15:00
+67(3.75%)
時価総額 6,261,491百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7090 東証グロース
1,224
9/19 0:00
-1,224(-100%)
時価総額 1,733百万円
接骨院・整骨院向けに機材・消耗品販売やシステム提供、教育研修コンサルを行う。保険販売も。24.3期3Q累計は独自素材を用いた機能性靴下の販売が順調。保険販売も好調で黒字に。独自素材活用製品の展開を拡大へ。 記:2024/04/10
8233 東証プライム
1,111.5
9/19 15:00
+20.5(1.88%)
時価総額 364,189百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
1,443
9/19 15:00
+25.5(1.8%)
時価総額 19,165,919百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
2,829.5
9/19 15:00
+65(2.35%)
時価総額 7,184,808百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
8601 東証プライム
1,029
9/19 15:00
+18(1.78%)
時価総額 1,614,891百万円
業界2位の大和証券を中核とする持株会社。大和アセットマネジメント、大和総研、大和ネクスト銀行等も傘下に持つ。あおぞら銀行と資本業務提携。リテール部門の預り資産残高は91兆円。ラップ口座サービスは順調。 記:2024/05/16
8604 東証プライム
774.9
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+20.9(2.77%)
時価総額 2,505,688百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
3,317
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+151(4.77%)
時価総額 5,334,446百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
3,607
9/19 15:00
+93(2.65%)
時価総額 3,720,076百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
5,188
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+251(5.08%)
時価総額 10,583,520百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
8795 東証プライム
2,493
9/19 15:00
+61(2.51%)
時価総額 1,468,377百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9107 東証プライム
2,137
9/19 15:00
+92(4.5%)
時価総額 1,527,374百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9843 東証プライム
22,080
9/19 15:00
-125(-0.56%)
時価総額 2,526,901百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
45,900
9/19 15:00
+1,080(2.41%)
時価総額 14,606,344百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10