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後場に注目すべき3つのポイント~大型連休の谷間でポジション調整の売買中心

2024/5/2 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~大型連休の谷間でポジション調整の売買中心 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅反発、大型連休の谷間でポジション調整の売買中心 ・ドル・円はしっかり、介入観測もドル買戻し ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位は第一三共<4568> ■日経平均は小幅反発、大型連休の谷間でポジション調整の売買中心 日経平均は小幅反発。前日比25.66円高(+0.07%)の38299.71円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えている。 1日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は87.37ドル高(+0.23%)の37903.29ドル、ナスダックは52.34ポイント安(-0.33%)の15605.48、S&P500は17.30ポイント安(-0.34%)の5018.39で取引を終了した。 民間部門の雇用統計が予想を上回りまちまちで寄り付いた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、3月JOLT求人件数や4月ISM製造業景況指数が予想を下回ったため長期金利低下に連れ相場は堅調に推移した。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り政策金利据え置きを決定、利下げが遅れる可能性を示唆したもののパウエル議長が「次の行動が利上げになる可能性が少ない」としたため利上げへの脅威が後退し、買戻しが加速した。終盤にかけて失速しダウは上げ幅を縮小、ナスダックは再びマイナス圏に落ち込みまちまちで終了。 米国株は高安まちまちだったが、為替が海外時間で一時1ドル153円台まで円高ドル安が進むなど荒い値動きとなったことから、東京市場は売り優勢で取引を開始。寄付き後の日経平均は38000円を割り込む場面も見られたが、為替の落着きを受けて、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小。大型連休の谷間で参加者が少なくポジション調整の売買に留まったことも奏功し、切り返す展開となった。 日経平均採用銘柄では、決算発表前ということで思惑が先行し、住友商事<8053>、三菱商事<8058>が買われたほか、三井物産<8031>、豊田通商<8015>、伊藤忠<8001>も強い。また、レーザーテック<6920>、関西電力<9503>、第一三共<4568>も買われたほか、築地再開発発表を受けて、三井不動産<8801>も上昇した。 一方、住友ファーマ<4506>が大幅安となったほか、TDK<6762>、村田製作所<6981>がさえない。また、前日比で為替の円高ドル安が進んだことから、マツダ<7261>、いすゞ自動車<7202>、SUBARU<7270>など自動車関連も売られた。 業種別では、卸売業、電気・ガス業、不動産業、保険業、医薬品などが上昇した一方、海運業、銀行業、ガラス・土石製品、化学、空運業などが下落した。 大型連休の谷間や、足元の為替動向が慌ただしいことなどから、日本株を積極的に売買する動きは引き続き手控えられている。引き続き日経平均やTOPIXは前日終値水準でのもみ合いとなり、決算発表銘柄に関心は集中しそうだ。後場は、13時に三菱商事、14時にリコーリース<8566>などが決算を発表する予定だ。丸紅<8002>、住友商事も本日決算発表を予定しているため、前場同様、後場も商社株に関心が向かいそうだ。 ■ドル・円はしっかり、介入観測もドル買戻し 2日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、154円25銭から156円28銭まで値を上げた。日本の為替介入とみられる円買いが下押ししたが、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め的な政策の継続をにらみ、ドルの買戻しが強まった。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円25銭から156円28銭、ユーロ・円は165円31銭から167円38銭、ユーロ・ドルは1.0707ドルから1.0720ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・Green Earth Institute<9212>、FRS<9423>の、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位は第一三共<4568> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・4月マネタリーベース:前年比+2.1%(3月:前年比+1.6%) ・豪・3月貿易収支:+50.24億豪ドル(予想:+73.0億豪ドル、2月:+65.91億豪ドル←+72.8億豪ドル) 【要人発言】 ・神田財務官 「為替介入の有無は今お話しできることはない」 ・日銀金融政策決定会合議事要旨(3月18-19日分) 「時間をかけてゆっくりと着実に金融正常化を進めることが適当」 「国債買入れ、今後は能動的な金融政策手段として用いない」(何人かの委員) <国内> ・特になし <海外> ・15:30 スイス・4月消費者物価指数(前年比予想:+1.1%、3月:+1.0%) 《CS》
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住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4568 東証プライム
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6762 東証プライム
7,284
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電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6920 東証プライム
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+350(0.82%)
時価総額 4,065,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
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大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7202 東証プライム
2,019
5/17 13:04
+1(0.05%)
時価総額 1,569,655百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7261 東証プライム
1,583
5/17 13:04
+8.5(0.54%)
時価総額 1,000,146百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7270 東証プライム
3,221
5/17 13:04
-32(-0.98%)
時価総額 2,477,516百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
8001 東証プライム
7,235
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時価総額 11,466,679百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,984.5
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時価総額 5,128,004百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
9,577
5/17 13:04
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8031 東証プライム
7,962
5/17 13:04
+87(1.1%)
時価総額 12,679,222百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
36,130
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-690(-1.87%)
時価総額 17,040,100百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
4,106
5/17 13:04
-25(-0.61%)
時価総額 5,138,955百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8058 東証プライム
3,373
5/17 13:04
-3(-0.09%)
時価総額 14,546,002百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8566 東証プライム
5,140
5/17 12:57
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リース会社。リコーの光学・OA製品リースやビジネスローン、集金代行など各種金融サービス事業を展開。医療・ヘルスケア分野や環境分野にも注力。リース&ファイナンス事業やサービス事業が伸長し、3Q累計は増収。 記:2024/02/08
8801 東証プライム
1,447.5
5/17 13:04
+5.5(0.38%)
時価総額 4,068,393百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
441
5/17 13:00
+7(1.61%)
時価総額 4,915百万円
バイオマス原料由来の化学品を開発するスタートアップ企業。ファブレス型事業を展開。住友林業と資本業務提携。パーム残渣の役務契約などパイプラインは進捗。24.9期1Qは増収。今期は4Qに売上が集中する計画。 記:2024/04/13
9423 東証スタンダード
116
5/17 12:59
±0(0%)
時価総額 2,777百万円
オフィス移転時に物件仲介から内装工事、機器の手配までを一貫支援。フォーバルの連結子会社。不動産仲介等の売上は2桁増。内装工事及びそれに付随するサービスは増収確保。法人税等は減少。24.3期3Qは最終増益。 記:2024/02/23
9503 東証プライム
2,464
5/17 13:04
+56(2.33%)
時価総額 2,313,038百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10