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前場に注目すべき3つのポイント~良好な決算を発表した銘柄での短期的な値幅取り狙いの流れ~

2024/4/30 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~良好な決算を発表した銘柄での短期的な値幅取り狙いの流れ~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■良好な決算を発表した銘柄での短期的な値幅取り狙いの流れ ■コマツ、24/3営業利益 23.7%増 6071億円、25/3予想 8.3%減 5570億円 ■前場の注目材料:NTT、都市部人材向けリスキリング提供、地域DXけん引 ■良好な決算を発表した銘柄での短期的な値幅取り狙いの流れ 30日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第に膠着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。29日の米国市場は、NYダウが146ドル高、ナスダックは55ポイント高だった。先週発表されたマイクロソフトやアルファベットの決算を受けAI(人工知能)への楽観的見方から買いが先行した。また、アップルやテスラの回復もハイテクをけん引し終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物は大阪比425円高の38325円。円相場は1ドル156円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。前週末のマイクロソフトとアルファベットに続き、29日の米国市場ではアップルとテスラの上昇が好感されており、大型テック株の上昇がセンチメントを改善させていた。日経225先物は祝日取引で一時38750円まで買われる場面もみられており、連休の谷間で商いは膨らみづらいものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。 4月30日-5月1日に米米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうだが、FOMC通過後のアク抜けの動きも意識されやすく、売り方にとってはポジションをニュートラルにしておきたいところである。また、主要企業の決算発表が本格化しているが、26日の取引終了後に発表したところでは、アドバンテスト<6857>の予想を下回る今期見通しが嫌気される可能性がはある。 一方で、日立<6501>、NEC<6701>、三菱電<6503>、住友重<6302>、スタンレー電<6923>、山崎パン<2212>、島精機<6222>、SCSK<9719>、大平洋金<5541>、スカパーJ<9412>などが注目されそうであり、センチメントを冷ます流れにはなりにくいだろう。良好な決算を発表した銘柄での短期的な値幅取り狙いの流れに向かわせよう。 また、為替市場では円相場が1ドル=160円台に乗せるなか、介入観測から156円台と乱高下をみせていた。介入観測がくすぶるなか、為替市場の落ち着きも意識されてきそうである。 ■コマツ、24/3営業利益 23.7%増 6071億円、25/3予想 8.3%減 5570億円 コマツが発表した2024年3月期業績は、売上高が前期比9.1%増の3兆8651.22億円、営業利益は同23.7%増の6071.94億円だった。建設機械・車両において、新車需要が前期並みに推移しているほか、建設機械・車両において、新車需要が前期並みに推移しており、産業機械他部門では、自動車産業向けの大型プレスの販売増加などにより、売上高は前期を上回った。2025年3月期業績は、売上高が前期比0.1%減の3兆8610億円、営業利益は同8.3%減の5570億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(37934.76、+306.28) ・NYダウは上昇(38386.09、+146.43) ・ナスダック総合指数は上昇(15983.08、+55.18) ・1ドル=156.30-40円 ・シカゴ日経先物は上昇(38325、大阪比+425) ・SOX指数は上昇(4765.79、+30.51) ・VIX指数は低下(14.67、-0.36) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・NTT<9432>都市部人材向けリスキリング提供、地域DXけん引 ・牧野フライス<6135>27年度資金効率1割改善、調達先と連携強化 ・NTT<9432>NTT法見直し、“本丸”の議題佳境に、見えた方向性 ・三井不動産<8801>東北大と、半導体・量子で連携推進、新組織立ち上げ ・小林製薬<4967>紅麹健康被害で検証委設置、事実経過・統制を調査 ・ブラザー工業<6448>ローランドDGが対抗鮮明、買い付け価格上げMBO継続 ・双日<2768>ベトナム決済アプリに出資、小規模小売店デジタル化 ・豊田通商<8015>通期見通し、当期益3500億円、4期連続で最高更新 ・北海道電力<9509>IHIなどと、苫小牧にアンモニア供給拠点 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 3月有効求人倍率(予想:1.26倍、2月:1.26倍) ・08:30 3月失業率(予想:2.5%、2月:2.6%) ・08:50 3月鉱工業生産(前月比予想:+3.5%、2月:-0.6%) <海外> ・10:30 中・4月製造業PMI(予想:50.3、3月:50.8) ・10:30 中・4月非製造業PMI(予想:52.2、3月:53.0) ・10:30 豪・3月小売売上高(前月比予想:+0.2%、2月:+0.3%) ・10:45 中・4月財新製造業PMI(予想:51.0、3月:51.1) 《ST》
関連銘柄 19件
2212 東証プライム
3,639
5/17 15:00
+22(0.61%)
時価総額 801,610百万円
国内最大の製パン会社。菓子パンに強み。コンビニの経営も。傘下に洋菓子の不二家。24.12期は菓子パンの増販や子会社の改善を想定。前期に行った値上げ効果の通期化も見込む。最高業績の連続更新を計画。増配予定。 記:2024/02/15
2768 東証プライム
4,257
5/17 15:00
+47(1.12%)
時価総額 1,065,527百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
4967 東証プライム
5,564
5/17 15:00
-172(-3%)
時価総額 456,526百万円
市販薬・日用品メーカー。医薬品やオーラルケア、芳香消臭剤等のカテゴリーでブランド展開。開発スピードの速さなどが強み。国内事業は新製品などが売上貢献。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/13
5541 東証プライム
1,294
5/17 15:00
+22(1.73%)
時価総額 25,333百万円
ステンレス原料のフェロニッケルを精錬。ガス生産や廃棄物リサイクルも。日本製鉄系列。24・3期上期は販売数量減に加えて販価も下落。棚卸資産の簿価切り下げ額計上に伴う売上原価増も利益の重石に。持分投資益縮小。 記:2024/01/18
6135 東証プライム
6,530
5/17 15:00
+230(3.65%)
時価総額 162,558百万円
工作機械大手。複合加工機、数値制御フライス盤を手掛け、金型・精密部品向けのマシニングセンタや放電加工機に強み。大型化マシニングセンタの新製品「DA500」を投入。インド向け好調もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/02
6222 東証プライム
1,499
5/17 15:00
+54(3.74%)
時価総額 53,664百万円
大手縫製機械メーカー。コンピュータ横編機やホールガーメント横編機などを国内外で展開。コンピュータ横編機で世界的。成型編機や手袋編機の新機種などプロトタイプに注力。国内向け好調で、3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/22
6302 東証プライム
4,303
5/17 15:00
-5(-0.12%)
時価総額 528,860百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6448 東証プライム
2,893.5
5/17 15:00
-37.5(-1.28%)
時価総額 758,736百万円
機械・ミシンメーカー。家庭用や工業用ミシンに加え、複合機やインクジェットプリンター、スキャナー製造、販売する。デジタル印刷機や工作機械等も。今期3Q累計の売上高は横ばいも、物流コストの減少により増益。 記:2024/03/07
6501 東証プライム
14,445
5/17 15:00
+135(0.94%)
時価総額 13,991,023百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6503 東証プライム
2,819.5
5/17 15:00
-3(-0.11%)
時価総額 6,054,036百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(-0.36%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(0.42%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6923 東証プライム
2,902
5/17 15:00
+148(5.37%)
時価総額 502,046百万円
自動車ランプ大手。光関連がコア技術。ヘッドランプやフォグランプなど自動車機器とLED照明で有力。電子応用製品事業は堅調。自動車生産台数の増加により、電子基板やパネル製品の販売が増加。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/16
8015 東証プライム
9,581
5/17 15:00
-64(-0.66%)
時価総額 3,392,220百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8801 東証プライム
1,455
5/17 15:00
+13(0.9%)
時価総額 4,089,472百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
913
5/17 15:00
+24(2.7%)
時価総額 271,530百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23
9432 東証プライム
151.8
5/17 15:00
-2.2(-1.43%)
時価総額 13,745,538百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9509 東証プライム
1,356
5/17 15:00
+66(5.12%)
時価総額 291,936百万円
北海道を管轄する電力会社。ガス小売も。原発停止で火力と他社受電が柱に。再エネ導入増に向け本州との送電線を強化へ。24.3期3Q累計は値上げや燃料安による収支好転が想定超。通期利益計画を上方修正。復配予定。 記:2024/02/07
9719 東証プライム
2,928.5
5/17 15:00
+41(1.42%)
時価総額 915,642百万円
ITサービス大手。システム開発やITインフラ構築、ITハード・ソフト販売、コンサルティング、BPOなどを展開。自動車向け投資需要等で産業IT部門は売上堅調。金融IT部門も増収。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/11