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注目銘柄ダイジェスト(前場):メタウォーター、キヤノン、リンカーズなど

2024/4/25 11:38 FISCO
*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):メタウォーター、キヤノン、リンカーズなど <5189> 桜ゴム:2720円 カ - ストップ高買い気配。前日に業績・配当予想の大幅上方修正を発表している、24年3月期営業利益は従来予想の6.6億円から11.3億円、前期比2.7倍にまで引き上げ。消防・防災事業において、第4四半期に官公庁関連の受注が急増したことが背景となっている。1月に続いての大幅上方修正となる形に。年間配当金も再度の大幅引き上げ、従来計画の50円から記念配30円含めた90円配としている。 ルネサス<6723>:2581円(+59.5円) 大幅続伸。本日、24年12月期の第1四半期決算を発表している。Non-GAAP売上収益は3518億円で前年同期比2.2%減となったが、従来計画の中心値3450億円を上振れ。同営業利益も1135億円で同9.1%減となっているが、従来の売上計画中心値をベースとした予想からは100億円ほど上振れ着地。営業利益率は従来想定を2.3pt上回っている。4-6月期は前四半期比減益予想だが、直近株価の大幅調整もあり、実績値上振れを評価の動き先行。 メタウォーター<9551>:2008円(-278円) 大幅反落。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は99億円で前期比14.0%増となったが、25年3月期は90億円で同9.1%の減益見通しとしており、ネガティブな反応が優勢となっている。人的投資やDX投資などのコストアップが響くもようだ。28年3月期までの中期計画も公表、受注高2000億円以上、営業利益130億円などを掲げているが、ポジティブなインパクトは限定的なようだ。 ファナック<6954>:4497円(-116円) 大幅反落。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は1419億円で前期比25.8%減となり、25年3月期は1210億円で同14.7%減を計画。25年3月期市場コンセンサスは1600億円程度の水準であり、為替前提など保守的とはいえ、大きく下振れる格好となっている。需要回復乏しく稼働悪化などによる収益低迷を見込んでいるようだ。なお、発行済み株式数の1.32%に当たる1250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表。 キヤノン<7751>:4125円(-315円) 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は801億円で前年同期比5.2%減となり、市場予想を100億円程度下振れている。イメージング事業が想定以上に落ち込む形となっている。通期予想は4350億円、前期比15.9%増を据え置き、コンセンサスを上回る水準となっているが、むしろ、足元で円安が進んでいる状況下での業績据え置きを受けて、ファンダメンタルズの想定以上の厳しさが反映されているのではとの見方にも。 リンカーズ<5131>:257円(+37円) 年初来高値。オンデック<7360>とM&A事業で提携すると23日に発表したことが引き続き買い材料視されている。M&Aアドバイザリー事業で連携するほか、プラットフォーム開発協力やリンカーズのSaaS型ビジネスマッチングシステムをオンデックに導入する。オンデック株は一時利益確定売りに押される場面もあったが、その後は再び買い優勢となり、年初来高値を連日で更新している。 シーユーシー<9158>:1846円(-331円) 上場来安値。25年3月期の営業利益予想を前期比7.0%増の40.00億円と発表している。ホスピスセグメントでの相対的に利益率の高い50床規模施設の増加が寄与する見通し。一方、前期に発生した為替差益による影響が剥落することから、純利益予想は15.2%減の22.00億円としている。24年3月期の営業利益は1.5%増の37.37億円で着地した。医療機関セグメントやホスピスセグメントが伸長し、増益を確保した。 トランスG<2342>:260円(+35円) 大幅高。24年3月期の営業損益予想を従来の0.50億円の赤字から0.90億円の黒字(前期実績0.25億円の赤字)に上方修正している。即戦力人員の補強及び納期管理を徹底し、創薬支援事業の業績が改善した。また、投資・コンサルティング事業で円安傾向の継続や商品調達コストの上昇を踏まえた価格改定が進んだことに加え、Eコマースを営む業態の子会社でも消費者の購買意欲に改善の動きが見られたことも黒字転換に寄与する見通し。 《ST》
関連銘柄 9件
2342 東証グロース
233
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 3,961百万円
遺伝子改変マウスの作製技術をベースに創薬支援を行う。M&A支援子会社を通じた投資なども行う。創薬支援事業は苦戦だが、大型案件の寄与などで投資・コンサルティング事業は伸長。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
5131 東証グロース
214
5/2 15:00
-16(-6.96%)
時価総額 2,833百万円
自社運営の企業向けマッチングプラットフォームを通じて技術パートナーを探索。金融機関向けにSaaS型システムの提供も。24.7期1Qは技術探索が好調。だがリサーチが冴えず。人件費やシステム増も利益の重石に。 記:2024/01/18
5189 東証スタンダード
2,341
5/2 15:00
-34(-1.43%)
時価総額 4,738百万円
消防ホースや消防用吸管などのゴム製品を製造・販売。航空宇宙機器も。消防ホース・消火栓ホースは販売横ばい。資機材は販売増。持ち越し案件や安全対策資機材等の大口案件が寄与。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/02/11
2,608
5/2 15:00
-27.5(-1.04%)
時価総額 5,102,364百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(0.39%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7360 東証グロース
1,205
5/2 15:00
-64(-5.04%)
時価総額 3,451百万円
M&Aアドバイザリー会社。M&Aの仲介や斡旋、アドバイザリーを展開。小規模から中堅企業への支援や成約に強み。セミナー等でニーズ取り込み図る。23.11期通期は成約件数が増加。24.11期は黒字転換計画。 記:2024/01/28
7751 東証プライム
4,277
5/2 15:00
-13(-0.3%)
時価総額 5,704,504百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
9158 東証グロース
1,553
5/2 15:00
-16(-1.02%)
時価総額 45,084百万円
医療機関向け経営支援サービス、在宅ホスピス及び訪問看護・介護事業所の運営等を手掛ける。24.3期3Qは医療機関支援部門が増益。新型コロナワクチン接種支援サービスは伸び悩むが、既存サービスが収益牽引。 記:2024/03/30
9551 東証プライム
2,000
5/2 15:00
+42(2.15%)
時価総額 95,518百万円
大手水環境設備会社。国内外の浄水場や下水処理施設の電気設備や機械、機器を提供する。施設の運転や維持管理等のサービスも行う。今期3Q累計はEPC事業の大型案件が寄与した。海外は北米子会社が好調に推移した。 記:2024/03/05