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個人投資家・有限亭玉介:4月まで相場は不安定?業績期待株で堅実に攻める投資を【FISCOソーシャルレポーター】

2024/3/24 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:4月まで相場は不安定?業績期待株で堅実に攻める投資を【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年3月18日12時に執筆 日経平均が4万円を突破して新時代の幕開けかと思いきや、やはり大きな調整が入りましたねぇ。相場のムードが変わり始めたところで、3月末は配当を伴った安定感のあるバリュー株へ資金が流入しそうです。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 3月12日発表の2月の米消費者物価指数は、前月比0.4%上昇となり市場予想を上回ったものの株式市場への影響は軽微でした。日本市場は4万円の達成感から長い調整へ入るのか、それとも強気の継続か、専門家でも意見が分かれるところでしょう。 急な調整局面で参考になる相場格言に「初押しは買い」があります。上昇局面での最初の押し目で弱気になるな、という格言です。ただ、「初押し」が終われば後はわかりません。3月という時期を考えると、3月末の配当を狙った大型バリュー株が人気化する可能性もありますので、業績好調な銘柄は一通り監視リストに入れておきたいですな。 ここ最近、株高でも日常生活には恩恵がないという報道を目にします。しかし、春闘では大手企業の満額回答が相次ぎました。中小企業へも賃上げが波及すれば、インフレの良いサイクルが生まれるはずです。デフレだった日本が大企業を中心に確実に変わり始めておりますので、引き続き4月の日銀金融政策決定会合も注視する必要がありますな。 強気相場が一段落して、新年度を前に株式市場も新たなステージに突入しております。せっかくの上昇相場で確定した利益を、一回の調整でパーにしてしまう事がないよう慎重な投資を心掛けて参りましょう。このような相場では堅実に業績期待のある銘柄を選定して、着実に利益を伸ばしていきたいですな。 3Q時点で経常の進捗率が92.7%に到達したシキノハイテック<6614>は、業績好調な模様。自動車業界向け半導体テスターの開発を主力とする同社は、パワー半導体関連としても思惑がありますな。底値圏から上放れして、トレンドを形成できるか注視です。 昨年5月から上昇トレンドを形成している浜井産業<6131>は、2月13日の決算も上方修正し好調です。半導体・自動車業界向けにラップ盤やホブ盤など精密工作機械の製造に強みを持つ同社は、自社株買いなどの株主還元にも積極的に見えます。PERは割安で投資妙味もありますよ。 産業用塗料販売大手のオーウエル<7670>は、直近で下値を切り上げると上場来高値を更新しました。3月1日には、空飛ぶクルマや物流ドローンを手掛けるSkyDrive社とのサポーター契約の締結を発表しております。PER・PBRともに割安水準で、鮮やかな上昇トレンドがどこまで続くか注視です。 ITアウトソーシングなどを手掛けるロココ<5868>は、今年1月に米スプランク社とリセラー(再販売業務)契約の締結が材料視されました。3月には上場来高値を更新しており、監視を強めております。 3月11日に上方修正を発表した若築建設<1888>は、窓を開けて動意しました。北九州地盤に建設事業を展開する同社は、24年3月期の経常が過去最高益を更新する予想です。23年5月に付けた高値4585円を目指すか。 最後はイメージセンサー検査関連製品を手掛けるインターアクション<7725>です。度々の大口受注の発表で好感されております。チャート(週足)は長い下落基調から底を打って切り返すと、13週・26週・52週線を上回ってきました。4月12日の決算は要チェックです。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
1888 東証プライム
3,405
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 44,146百万円
北九州発祥のマリコン中堅。陸上土木や建築も。24.3期3Q累計は手持ち工事が順調に進捗。だが人材・DX投資に伴う経費増が利益の重石に。営業外に為替差益。23年末単体受注高は22年末比4%増の9463億円。 記:2024/04/15
5868 東証スタンダード
1,050
5/2 15:00
-11(-1.04%)
時価総額 3,675百万円
ITサービスマネジメント事業やカスタマーコミュニケーション事業、クラウドソリューション事業等を手掛ける。IT運用支援業務は契約更改等で単価上昇。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/02/24
6131 東証スタンダード
1,601
5/2 15:00
-5(-0.31%)
時価総額 5,543百万円
精密工作機械メーカー。半導体・電子部品・自動車部品・金型業界向けラップ盤、ボブ盤、フライス盤などを展開。窒化ガリウムや窒化アルミニウム基板など新素材加工向けに注力。生産性向上し、3Q累計は増収利益急伸。 記:2024/02/22
6614 東証スタンダード
2,305
5/2 15:00
-8(-0.35%)
時価総額 10,177百万円
半導体検査装置や半導体などのLSI設計を行う。車載用半導体検査装置や産業用組込みカメラに強み。デンソー等が主要顧客。電子システム事業は堅調。新製品用カスタムバーンイン装置は受注増。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/16
7670 東証スタンダード
1,040
5/2 15:00
-3(-0.29%)
時価総額 10,920百万円
生産財商社。工業用塗料販売で国内トップ級。塗料、表面処理剤、塗装関連機器・設備、意匠・保護フィルム、電気・電子部品などを販売。塗装設備受注による完成工事高の増加や子会社の貢献で、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/26
7725 東証プライム
1,581
5/2 15:00
+10(0.64%)
時価総額 18,197百万円
撮像半導体製造向け検査用光源装置最大手。光学技術に定評。排ガス処理装置やフラットパネル用除振装置、歯車向けFA画像処理装置も展開。脱炭素向け製品の開発に注力。中間期は足踏みも、進捗は概ね予算通りに推移。 記:2024/02/02