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後場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開に

2024/2/14 12:19 FISCO
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開に 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶりに反落、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開に ・ドル・円は底堅い、円安けん制も円売り継続 ・値下り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は4日ぶりに反落、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開に 日経平均は4日ぶりに反落。前日比317.02円安(-0.84%)の37646.95円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。 13日の米国市場は大幅下落。ダウ平均は524.63ドル安(-1.35%)の38272.75ドル、ナスダックは286.95ポイント安(-1.80%)の15655.60で、S&P500 は68.67ポイント安(-1.37%)の4953.17で取引を終了した。1月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想ほど減速せず、早期の利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付きから下落。その後、長期金利の大幅上昇に連れて売りが一段と加速し、終日軟調に推移した。終盤にかけては手仕舞い売りを巻き込み下げ幅を拡大し終了。 米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。昨日の急騰に対する反動もあり日経平均は37600円台まで下落したが、押し目を狙う投資家の買いによって日経平均は底堅い格好に。TOPIXは前日比1.4%安と大幅反落となっており、相対的に日経平均は底堅いと言えよう。引き続き決算発表銘柄の物色が強いことから、前場の東証プライム市場の売買代金は2.7兆円と本日も5兆円台を狙える盛り上がりとなった。 日経平均採用銘柄では、メルカリ<4385>が米フリマ事業の伸び悩みが意識されて売り優勢となったほか、資生堂<4911>、DOWAホールディングス<5714>、SMC<6273>が下落した。日経平均採用以外では、さえない決算が嫌気されたスノーピーク<7816>、ナブテスコ<6268>、サイボウズ<4776>、シマノ<7309>が急落した。 一方、決算が材料視されてシチズン時計<7762>が昨年来高値を更新したほか、引き続き2月のMSCI銘柄定期入れ替えに伴う新規採用が材料視されてスクリーンHD<7735>が強い。このほか、サッポロHD<2501>、日本郵船<9101>、アドバンテスト<6857>が上昇。日経平均採用以外では、業績予想の上方修正と期末配当の増額と自社株取得枠を設定したニッパツ<5991>が急騰したほか、イトーキ<7972>も好業績や年間配当の増額、株主優待制度の新設などが材料視されてストップ高買い気配となっている。 セクターでは、パルプ・紙、鉄鋼、不動産業、非鉄金属、輸送用機器などが下落した一方、海運業、その他製品の2セクターのみ上昇した。 アジア株式市場は、休場明けの香港ハンセン指数が前営業日比1%超下落しているが、上海市場は引き続き春節に伴う休場のため参加者は少なく、アジア株が後場の東京市場に与える影響は限定的。一方、為替は1ドル150円台半ばまで円安が加速したことから、政府・日本銀行による口先介入為替への警戒感は強まっている。後場は為替を睨みつつ、本日ピークを迎える決算発表をこなす展開となろう。後場動きそうな決算銘柄として、12時台のREMIX<3825>、エラン<6099>、マブチ<6592>、コナカ<7494>、13時台のSBSHD<2384>、トリドールHD<3397>、大塚HD<4578>、ベリテ<9904>、14時台の三菱紙<3864>、シークス<7613>、東映<9605>あたりを注目したい。 ■ドル・円は底堅い、円安けん制も円売り継続 14日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、150円台半ばを維持する。前日発表の強い米インフレ指標を受けた米金利高・ドル高で、海外市場では一時150円台後半に浮上。本日は日本政府から円安けん制が相次ぐくものの、円売りの抑制は限定的。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円51銭から150円77銭、ユーロ・円は161円19銭から161円46銭、ユーロ・ドルは1.0703ドルから1.0714ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・Veritas In Silico<130A>、リンクアンドモチベーション<2170>など、22銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・1月消費者物価指数:前年比+3.1%(予想:+2.9%、12月:+3.4%) ・米・1月消費者物価コア指数:前年比3.9%(予想:+3.7%、12月:+3.9%) ・米・1月消費者物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、12月:+0.2%) ・米・1月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、12月:+0.3%) 【要人発言】 ・鈴木財務相 「為替の急激な変動は望ましくない」 「より一層強い緊張感を持って市場動向をみている」 ・神田財務官 「最近の為替の動きはかなり急速」 「必要があれば適切に対応。高い緊張感を持って注視」 「ファンダメンタルズに沿った部分と明らかに投機的な動きと両方ある」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・1月消費者物価指数(前年比予想:+4.1%、12月:+4.0%) ・16:00 英・1月生産者物価指数・産出(前年比予想:-0.5%、12月:+0.1%) 《CS》
関連銘柄 30件
1,870
5/2 15:00
+55(3.03%)
時価総額 11,783百万円
mRNA標的低分子創薬事業が主力。独自の創薬プラットフォーム「ibVIS」により、mRNA標的低分子医薬品の創出図る。研究開発費は減少。23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅増収増益見通し。 記:2024/04/17
485
5/2 15:00
-6(-1.22%)
時価総額 54,838百万円
経営コンサルティング会社。組織開発や人材開発、人材採用に加え、働き方改革やPMI支援等のソリューションも提供する。23年12月期こは組織開発が堅調に推移した。オープンワークを中心とした人材紹介が伸長した。 記:2024/04/06
2384 東証プライム
2,688
5/2 15:00
-28(-1.03%)
時価総額 106,762百万円
3PLが柱の物流会社。物流施設の開発・賃貸・販売等も行う。物流事業は足踏み。23.12期通期は不動産事業が堅調。横浜金沢物流センターの信託受益権の一部譲渡などが寄与。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/07
5,613
5/2 15:00
-4(-0.07%)
時価総額 442,271百万円
ビールで国内4位の酒類メーカー。傘下に飲料・食品のポッカ。保有地活用の不動産ビジネスでも収益を稼ぐ。24.12期は「黒ラベル」を牽引役にビールの伸長を想定。不動産も安定推移の見込み。増収増益・増配を計画。 記:2024/04/10
3,742
5/2 15:00
+20(0.54%)
時価総額 328,652百万円
セルフうどん店「丸亀製麺」を全国展開。国内ではハワイアンカフェ「コナズ珈琲」や天ぷらの「まきの」など、海外では「雲南ヌードル」など、計21ブランドを運営。全セグメント好調で、3Q累計売上高は過去最高更新。 記:2024/03/27
3825 東証スタンダード
155
5/2 15:00
-2(-1.27%)
時価総額 19,016百万円
電力小売りが柱。住宅用蓄電池の販売や省エネコンサルも。仮想通貨関連、中古車販売から撤退の一方、歯科・医科特化のコンサル会社を取得。24.3期3Q累計は契約形態見直しによる電力小売の利幅安定化で利益急改善。 記:2024/03/12
3864 東証プライム
566
5/2 15:00
-5(-0.88%)
時価総額 25,323百万円
中堅製紙会社。印刷・情報用紙を中心に、不織布・ガラス繊維ペーパー、リチウムイオン電池セパレーターなどを展開。再湿糊型ライナーレスラベル「ウォーターサーマル」を拡販。価格改定効果で、3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/03/28
4385 東証プライム
1,766.5
5/2 15:00
-40(-2.21%)
時価総額 284,179百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4578 東証プライム
6,382
5/2 15:00
-179(-2.73%)
時価総額 3,560,109百万円
製薬大手。精神・神経領域に強み。健康飲料や栄養食品なども。24.12期は抗精神薬など主力4品の伸長を想定。昨年11月に買収した米国の健康食品会社も上乗せ。最高業績・連続増配を計画。新中計を今年6月公表へ。 記:2024/03/12
4776 東証プライム
1,554
5/2 15:00
-53(-3.3%)
時価総額 81,986百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウド関連事業は売上好調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
4911 東証プライム
4,268
5/2 15:00
-86(-1.98%)
時価総額 1,707,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5,800
5/2 15:00
+3(0.05%)
時価総額 359,536百万円
非鉄大手。非鉄精錬、金属加工、環境リサイクル、電子材料、熱処理が柱。金属の分別・回収技術に強み。世界トップクラスの高出力を有する近赤外LEDチップを開発。販売費や一般管理費の増加で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/23
5991 東証プライム
1,607
5/2 15:00
+17(1.07%)
時価総額 392,214百万円
自動車部品メーカー。懸架ばね、エンジン用バルブスプリングで世界首位。商用車向け板ばねが国内首位。車酔い低減シートやシャワーヘッド、ヒーター、冷却板なども展開。シート事業の急回復により、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
6099 東証プライム
903
5/2 15:00
-2(-0.22%)
時価総額 54,722百万円
病院の入院患者や介護施設の入所者に衣類やタオルを洗濯付きでレンタルするサービスを提供。ケア・サポートセット導入数は2320施設と増加。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益を見込む。 記:2024/03/05
6268 東証プライム
2,826.5
5/2 15:00
-15(-0.53%)
時価総額 342,187百万円
制御装置大手。精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器、自動ドア、商用車用機器、油圧機器、舶用機器、包装機などを展開。太陽追尾駆動装置向けにも注力。土地建物交換差益やハーモニック売却で、23.12期は純増益。 記:2024/02/13
6273 東証プライム
82,670
5/2 15:00
-240(-0.29%)
時価総額 5,569,395百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6592 東証プライム
2,469.5
5/2 15:00
+27.5(1.13%)
時価総額 328,001百万円
自動車電装機器メーカー。ドアミラーやドアロックなどに使う小型精密モータに強み。歯ブラシ用や家電用も。23.12期3Q累計は自動車電装機器が伸長し、二桁営業増益に。のれん特益計上。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/01/17
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(0.39%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7309 東証プライム
25,835
5/2 15:00
-75(-0.29%)
時価総額 2,355,119百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。釣具も展開。自転車部品は伸び悩む。23.12期3Qは釣具部門が増収。高価格帯製品は北米市場、中国市場等で需要高い。 記:2024/01/16
7494 東証スタンダード
392
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 12,210百万円
大手紳士服チェーン。首都圏や大都市圏を中心に、紳士服のコナカ、コナカ・フタタを展開。英語学童保育「KidsDuo」のFCも展開。バッグや小物を手掛けるサマンサタバサと経営統合。スーツ好調で1Qは経常増益。 記:2024/02/25
7613 東証プライム
1,591
5/2 15:00
-37(-2.27%)
時価総額 80,186百万円
EMS(電子部品製造受託)大手。車載関連に強み。国内は産業機器用部材等の出荷が増加。米州は車載関連機器用部材等の出荷増、円安効果などで堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/07
16,640
5/2 15:00
+140(0.85%)
時価総額 1,690,458百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
7762 東証プライム
1,016
5/2 15:00
-8(-0.78%)
時価総額 249,936百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。インバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。固定費削減等により、デバイス事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
7816 東証プライム
1,244
5/2 15:00
+1(0.08%)
時価総額 47,446百万円
アウトドア用品メーカー。オートキャンプ製品を中心に、高級アウトドア製品を製造、販売。全国で専門店を展開。販管費は増加。23.12期通期は業績苦戦。24.12期は大幅増益計画。MBO実施で非公開化図る。 記:2024/02/23
7972 東証プライム
1,862
5/2 15:00
+27(1.47%)
時価総額 99,399百万円
オフィス家具メーカー。物流設備や研究施設機器なども。収益は上期偏重傾向。24.12期はオフィス改装需要を追い風に連続最高業績を計画。新中計では26.12期に営業益140億円を目指す。配当性向は40%目標。 記:2024/03/10
9101 東証プライム
4,285
5/2 15:00
-39(-0.9%)
時価総額 2,186,057百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9605 東証プライム
3,750
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 276,919百万円
映画の製作・興行が柱。在京キー局向けドラマ制作も。傘下にアニメ制作の東映アニメーション。24.3期3Q累計は1Q公開の「聖闘士星矢」で評価損計上。だがアニメ版権ビジネスが想定超。通期営業益計画を上方修正。 記:2024/03/07
9904 東証スタンダード
400
5/2 15:00
+1(0.25%)
時価総額 10,892百万円
宝飾品専門の小売店チェーン。全国のSCなどに出店。卸売、公式オンラインショップの運営も。08年のTOBでインド企業傘下に。ダイヤ指輪や装身具その他宝石は売上伸び悩む。24.3期2Qはネックレスが増収。 記:2024/02/03
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(0.05%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10