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新興市場見通し:QPS研究所や売れるネット広告社に関心が集中

2024/2/10 14:45 FISCO
*14:45JST 新興市場見通し:QPS研究所や売れるネット広告社に関心が集中   ■個別銘柄への物色は活発 今週の新興市場は小幅上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+2.04%だったのに対し、東証グロース市場指数は+0.16%、東証グロース市場250指数も+0.37%に留まった。東証プライム市場の決算発表銘柄中心の相場展開が続いたなか、東証グロース市場コア20など主力が買われる地合いではなく、宇宙関連ビジネスを手掛けるQPS研究所<5595>に引き続き投資資金が集中。東証全市場の売買代金ランキングでもトップ5位(ETF(上場投資信託)除く)に入るなど大商いとなった。週末にかけては、内田日本銀行副総裁が「マイナス金利解除でも緩和維持」と発言したことから225先物にまとまった買いが入り、日経平均は上げ幅を拡大。ソフトバンクグループ<9984>など日経平均寄与度の高い銘柄が急騰する歪な地合いとなったこともあり、東証グロース市場の主力銘柄は物色の対象外となった。 とはいえ、個別銘柄への物色は活発で、売れるネット広告社<9235>が4日連続ストップ高となり前週比148%の急騰を見せたほか、QPS研究所も商い活況で買い優勢となった。また、好業績を材料にフレクト<4414>が買われたほか、ディズニーによる人気ゲーム「フォートナイト」配信企業の株式取得で関連銘柄として人気化したmonoAI<5240>も大幅高。一方、ABEJA<5574>、アルー<7043>など直近かわれていた銘柄に利益確定売りが強まった。 なお、7日にSOLIZE<5871>が2024年最初の新規公開(IPO)として東証スタンダード市場に上場した。公開価格1470円に対して初値は2020円と好調な出だしとなった。また、8日に東証グロース市場に上場したVeritas In Silico<130A>は公開価格1000円に対して、初値は2001円。その後、2営業日連続でストップ高と非常に強い動きをみせた。 ■決算発表が増加することから個別物色の色合いが強まると想定 来週の新興市場は、決算発表が増加することから個別物色の色合いが強まると想定する。主な決算銘柄のスケジュールは、13日にインテグラル<5842>、ピアズ<7066>、海帆<3133>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、アドベンチャー<6030>、ライフネット<7157>、ispace<9348>、14日にデータセクション<3905>、sMedio<3913>、サスメド<4263>、フリー<4478>、monoAI<5240>、雨風太陽<5616>、ウェルスナビ<7342>、ジーエヌアイグループ<2160>、弁護士ドットコム<6027>と主力処が勢ぞろいである。 《FA》
関連銘柄 24件
1,870
5/2 15:00
+55(3.03%)
時価総額 11,783百万円
mRNA標的低分子創薬事業が主力。独自の創薬プラットフォーム「ibVIS」により、mRNA標的低分子医薬品の創出図る。研究開発費は減少。23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅増収増益見通し。 記:2024/04/17
2160 東証グロース
2,441
5/2 15:00
+9(0.37%)
時価総額 115,918百万円
創薬ベンチャー。中国を拠点に、新薬探索や臨床開発から製造、販売まで一貫して行う。ライセンス供与等も。医薬品事業は伸長。主力医薬品「アイスーリュイ」の売上収益が過去最高。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/03/05
3133 東証グロース
927
5/2 15:00
+13(1.42%)
時価総額 44,847百万円
東海地盤の居酒屋チェーン。焼き鳥の「新時代」や高級立ち食い焼肉の「治郎丸」など各種居酒屋を手掛ける。再生可能エネルギー事業も。新時代は引き続き好調。24.3期3Qは2桁増収。損益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/04/09
3905 東証グロース
2,321
5/2 15:00
-99(-4.09%)
時価総額 39,893百万円
データ分析サービス会社。顧客行動をベースとした店舗の改善、売上向上の支援に加え、ソーシャルメディア分析等も。優良大口顧客からの受注やM&A効果等により、海外事業は好調。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/24
3913 東証グロース
617
5/2 14:58
-16(-2.53%)
時価総額 1,449百万円
ソフトウエア開発会社。パソコンやデジタル家電向け組込みソフトウエアや建設DXサービス等を手掛ける。ロイヤリティ収入は足踏みだが、受託開発収入は増加。営業外収益は増加。23.12期通期は経常黒字転換。 記:2024/02/23
7,280
5/2 15:00
+60(0.83%)
時価総額 60,133百万円
GMOグループのキャッシュレス決済サービス会社。端末販売から処理、決済代行までを手掛ける。イニシャル売上は好調。次世代決済端末「stera」が売上貢献。売上総利益率は改善。24.9期1Qは大幅増収増益。 記:2024/02/25
4263 東証グロース
549
5/2 15:00
+2(0.37%)
時価総額 8,942百万円
不眠症などの治療用アプリを開発中。販売承認取得の不眠症治療アプリは24年度診療報酬改定での保険適用が見送りに。販売面では塩野義と計画立案中。24.6期上期は耳鳴治療用アプリ開発で契約一時金等2億円を計上。 記:2024/02/15
4414 東証グロース
2,703
5/2 15:00
-53(-1.92%)
時価総額 16,340百万円
システム開発会社。クラウド先端テクノロジーを活用したDX支援やモビリティ最適化クラウドキャリオットなどを展開。主要顧客にコマツやANA、NTTドコモなど大手企業多数。業容好調で、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/29
4478 東証グロース
2,815
5/2 15:00
-71(-2.46%)
時価総額 160,109百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
492
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 4,882百万円
メタバースサービス会社。メタバースプラットフォーム「XRCLOUD」を展開。ゲーム開発で培った通信やAI技術に定評。23.12期通期はXRイベントサービスの売上が2桁増。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/02/25
5574 東証グロース
3,150
5/2 15:00
-5(-0.16%)
時価総額 26,495百万円
AI開発を支援する「ABEJA Platform」を展開。DX推進支援実績は300社超。良好な引き合い続くが、プロジェクト開始の遅れ等で24.8期1Q売上高は計画を若干下振れ。売上総利益率は想定上回る。 記:2024/01/28
5595 東証グロース
3,440
5/2 15:00
-145(-4.04%)
時価総額 120,400百万円
小型SAR衛星の開発製造や運用、SAR画像データの販売等を行う。展開式パラボラアンテナの開発で低コスト化に成功。国内官公庁向け販売比率が高い。24.5期2Q売上高は上期計画を超過。画像販売が堅調。 記:2024/01/28
5616 東証グロース
1,093
5/2 15:00
-57(-4.96%)
時価総額 2,572百万円
CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」など個人向け食品関連サービスが主力。企業・自治体向けサービス等も。個人向け食品関連サービスは成長続く。23.12期通期は大幅増収。24.12期は損益改善計画。 記:2024/02/22
5842 東証グロース
3,260
5/2 15:00
+60(1.88%)
時価総額 111,818百万円
プライベートエクイティファンドの運営などを手掛ける。プリンシパル投資、投資先への経営支援等に強み。投資売却による実現利益は伸長。キャリードインタレストの受領等もあり、23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/03/05
5871 東証スタンダード
2,557
5/2 15:00
-36(-1.39%)
時価総額 15,342百万円
輸送用機器の設計開発部門向けエンジニア派遣やコンサルサービス、3Dプリンターの販売等を行う。ホンダなどが主要顧客。デザイン事業は需要環境が改善。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/04/14
6027 東証グロース
3,045
5/2 15:00
+47(1.57%)
時価総額 67,837百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6030 東証グロース
3,205
5/2 15:00
-40(-1.23%)
時価総額 24,041百万円
旅行サイト運営会社。格安航空券の予約サイト「スカイチケット」を運営。航空券の検索や予約、販売等のサービスを提供。積極的な広告投資継続。アプリは2000万DL超。M&A効果等で、24.6期2Qは2桁増収。 記:2024/03/04
7043 東証グロース
867
5/2 15:00
-10(-1.14%)
時価総額 2,214百万円
階級別研修やビジネス英会話訓練などの法人向け教育サービスを展開。23.12期3Q累計は法人向け研修が堅調。クラウド型学習管理システムや海外渡航型研修も好調で二桁増収に。だが開発費や開発費などが利益を圧迫。 記:2024/01/17
7066 東証グロース
998
5/2 15:00
-12(-1.19%)
時価総額 9,606百万円
携帯販売店向けコンサルや販促支援を展開。オンライン接客システムやビデオコールセンターシステム等を手掛ける。オンライン接客事業領域は堅調。AIボーディング事業は新規開拓進む。24.9期1Qは大幅増益。 記:2024/04/16
7157 東証グロース
1,435
5/2 15:00
+47(3.39%)
時価総額 115,202百万円
生命保険会社。インターネット販売により、死亡保険や終身医療保険、がん保険、就労不能保険を低価格で販売。契約件数は59万97件と増加。団体信用生命保険事業は好調続く。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/24
7342 東証グロース
1,411
5/2 15:00
-1(-0.07%)
時価総額 82,871百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を運営。20~50代の勤労世代が主要顧客。預かり資産1兆1000億円を突破。運用者数の増加や入金好調で、23.12期実績は増収・大幅営業増益。 記:2024/03/23
9235 東証グロース
1,794
5/2 15:00
+300(20.08%)
時価総額 6,189百万円
ネット通販向けに広告費用対効果改善サービスをクラウドで提供。蓄積したノウハウに強み。成果報酬型の広告配信プラットフォームも。今年2月にアマゾンECに関する支援ビジネスの展開を開始。24.7期上期は足踏み。 記:2024/04/09
9348 東証グロース
760
5/2 15:00
-8(-1.04%)
時価総額 70,769百万円
宇宙ベンチャー。自社開発の月面探査車や月着陸船による月面データサービスの提供を目指す。23年5月に民間で初めて挑んだ月面着陸は失敗。失敗を糧に24年冬に再挑戦へ。24.3期3Q累計は販管費減で赤字幅縮小。 記:2024/04/09
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(0.05%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10