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注目銘柄ダイジェスト(前場):巴工業、クミアイ化、MacbeePなど

2023/12/15 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):巴工業、クミアイ化、MacbeePなど クミアイ化<4996>:809円(-191円) 大幅続落。前日に23年10月期の決算を発表、営業利益は141億円で前期比11.2%増となり、従来予想の171億円、前期比34.9%増を大きく下振れる着地に。また、24年10月期は120億円で同14.8%減の見通し。販管費の増加やアクシーブのジェネリック対策のための価格対応などを見込んでいるもよう。年間配当金は前期比17円減の28円を計画。なお、中期計画では26年10月期営業利益160億円を目標としている。 ビジョナル<4194>:8800円(+760円) 大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は49.6億円で前年同期比33.8%増となり、据え置きの通期計画160億円、前期比21.0%増に対して高い進捗率となっている。プロフェッショナル人材への採用ニーズが継続し、BizReach計画通りの高成長を達成。HRMOSも売上が計画を上回る成長となっているもよう。なお、昨日より、グロース市場からプライム市場に市場区分が変更されている。 巴工業<6309>:3305円(+504円) ストップ高。前日に23年10月期の決算を発表、営業利益は40.5億円で前期比22.7%増となり、従来計画の35.9億円を上振れる着地になっている。また、配当方針の変更を発表し、配当性向40%以上を目標にするとしている。これに伴い、期末配当金は従来計画40円から70円に引き上げ、年間配当金は前期比57円増の110円としている。また、24年10月期営業利益は前期比3.3%増の41.8億円を予想、年間配当金は前期比10円増の120円を計画。 中央ビルト<1971>:628円 カ - ストップ高買い気配。筆頭株主である旭化成ホームズが完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明している。TOB価格は750円で前日終値に対して42.0%のプレミアムとなっており、同価格への完全サヤ寄せを目指す動きが先行している。TOB期間は12月15日から24年2月1日まで。資本関係の一段の強化による経営の一体化を推進していくことが完全子会社化の目的としているようだ。 MSOL<7033>:3090円 カ - ストップ高買い気配。前日に23年10月期の決算を発表、営業利益は22.1億円で前期比3倍の水準となり、従来計画の19億円を上振れる着地になっている。また、年間配当金は従来計画の2円から18円にまで引き上げ、一気に前期比16円の増配となり、ポジティブなインパクトが先行しているもよう。なお、今年度は決算期変更で14カ月の変則決算となり、24年12月期営業利益は35億円の予想としている。 MacbeeP<7095>:16700円(+3000円) ストップ高。24年4月期の営業利益予想を従来の28.50億円から37.00億円(前期実績21.62億円)に上方修正している。金融業界とウェルネス業界の顧客からの売上高が堅調に推移したことに加え、Macbee Planetのテクノロジー提供によるシナジー効果で子会社化したLTVマーケティング企業の売上高が伸びたため。また、第2四半期累計(23年5-10月)の営業利益は前年同期比118.0%増の20.10億円で着地している。 フロンティアI<7050>:1886円(+150円) 大幅に続伸。24年4月期第2四半期累計(23年5-10月)の営業利益を前年同期比18.9%減の8.32億円と発表している。第1四半期にBPO事業が急激に減少したことが響いているものの、回復した人流を掴むための案件を提案・実施したことに加えて大型案件が重なり、第1四半期(76.4%減の1.34億円)に比べて利益額が大幅に伸びた。通期予想は前期比7.2%減の17.40億円で据え置いた。 クオルテック<9165>:1484円(+70円) 大幅に4日ぶり反発。世界で初めてシリコンカーバイド上のルチル構造二酸化ゲルマニウム製膜に成功したPatentix(滋賀県草津市)と資本業務提携に関する合意書を締結すると発表している。二酸化ゲルマニウムは、現在主流の半導体材料に比べてコスト面などで優位性を持ち、次世代半導体材料として有力視されているという。クオルテックはPATENTIXへ0.50億円を出資し、二酸化ゲルマニウム半導体などの共同研究開発を行う。 《ST》
関連銘柄 8件
1971 東証スタンダード
747
4/25 14:59
±0(0%)
時価総額 1,777百万円
建設仮設機材・型枠機材を製造・販売・レンタル。住宅鉄骨部材の製造受託も。売上の7割が旭化成住工向け。旭化成ホームズが完全子会社化に向けたTOBを実施。2月にTOB成立し、同社株は4月26日付け上場廃止に。 記:2024/03/12
4194 東証プライム
7,983
11/22 15:30
+40(0.5%)
時価総額 316,462百万円
会員制転職サイト「ビズリーチ」、採用管理や勤怠管理等の「ハーモス」を展開。国内最大級の求荷求車サービス「トラボックス」等も手掛ける。ビズリーチのスカウト可能会員数は258万人超。顧客基盤は順調に拡大。 記:2024/10/25
4996 東証プライム
814
11/22 15:30
+5(0.62%)
時価総額 108,413百万円
全農系農薬メーカー。除草剤や殺菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤等を手掛ける。水稲一発処理除草剤で国内トップシェア。化成品事業、印刷事業等も展開。配当性向30%以上目標。エフィーダ、ディザルタの拡販図る。 記:2024/09/02
6309 東証プライム
3,885
11/22 15:30
+20(0.52%)
時価総額 40,921百万円
合成樹脂、電子材料等の輸出入・販売を行う化学工業製品販売事業が主力。デカンタ型遠心分離機が柱の機械製造販売事業も。配当性向40%以上目標。化学工業製品販売事業では半導体製造用途向け材料等が販売順調。 記:2024/10/25
1,833
11/22 15:30
-53(-2.81%)
時価総額 30,763百万円
プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)サービスが主力のマネジメント専門企業。マネジメントコンサル、プロジェクトマネジメント実行支援等を行う。人材の積極採用などにより、事業領域の拡大を図る。 記:2024/10/25
1,509
11/22 15:30
+8(0.53%)
時価総額 6,970百万円
総合セールスプロモーションの企画、制作等を手掛ける。ソリューションのカバー範囲等が強み。東京ガールズコレクションなどで実績。販路の拡大などに取り組む。中期経営計画では27.4期営業利益50億円目標。 記:2024/10/20
2,644
11/22 15:30
-85(-3.11%)
時価総額 38,745百万円
LTVマーケティング事業を展開。データ解析プラットフォームでLTV予測を行い、新規ユーザー獲得支援を成果報酬型で提供。独自データプラットフォームなどが強み。LTVマーケティング事業は既存案件が拡大。 記:2024/10/05
9165 東証グロース
1,283
11/22 15:30
+28(2.23%)
時価総額 3,015百万円
電子部品の不良解析・信頼性試験の受託等を行う信頼性評価事業が主力。ビルドアップ基板の試作等を行う微細加工事業、遺伝子変異検査サービス等も。デンソーなどが主要取引先。九州地区の販路拡大等に取り組む。 記:2024/10/05