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前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合を控え積極的な売買は手控えられる~

2023/12/15 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合を控え積極的な売買は手控えられる~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■日銀会合を控え積極的な売買は手控えられる ■パーク24、23/10営業利益 54.7%増 319億円、24/10予想 9.4%増 350億円 ■前場の注目材料:三井化学、“次世代EUVペリクル”25年にも実用化、半導体微細化に対応 ■日銀会合を控え積極的な売買は手控えられる 15日の日本株市場は、前日の下落に対する自律反発が意識されるものの、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。14日の米国市場はNYダウが158ドル高、ナスダックは27ポイント高だった。来年の米利下げ期待や小売売上高が予想外のプラスとなり、景気見通しの改善から買い優勢の展開となった。買い一巡後は利益確定の流れから弱含む場面も見られたが、米長期金利の低下から下値は限定的となり、プラス圏を回復。NYダウは連日で過去最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比85円高の32605円。円相場は1ドル141円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。NYダウは連日で過去最高値を更新するなど、米株高を好感する格好から朝方は買い優勢の展開が見込まれる。ただし、米長期金利が低下するなか、為替市場では円相場が1ドル141円台後半で推移しており、日米金利差が縮小することによって、これまで金利差を狙って積み上がっていたポジションを解消する動きが引き続き意識されやすいだろう。 昨日の日経平均は一時33120円まで上昇したものの、引き続き同水準に位置する25日線に上値を抑えられる格好だった。反対に急ピッチの円高を受けて輸出関連などが売られた影響などから、75日線水準まで下落する場面も見られた。75日線の32420円辺りが心理的な支持線として意識されやすいものの、円高が加速するようだと先物主導で売り仕掛けの動きも入りやすく、神経質にさせそうである。そのため、為替の動向を意識した相場展開になろう。 また、自律反発が意識されるものの、来週には日銀の金融政策決定会合を控えていることから、積極的な売買は手控えられそうであり、ポジションを傾ける流れは限られる。そのため、持ち高調整に伴う買い戻しの動きにとどまりそうだ。物色としては引き続きハイテク株のほか、昨日弱含みとなった自動車や商社株などの短期的な反発狙いに向かわせそうである。そのほか、個人主体による低位材料株での値幅取り狙いの動きとなろう。 ■パーク24、23/10営業利益 54.7%増 319億円、24/10予想 9.4%増 350億円 パーク24<4666>が発表した2023年10月期業績は、売上高が前期比13.7%増の3301.23億円、営業利益は同54.7%増の319.86億円だった。モビリティ事業において、タイムズカーは、需要に合わせた増車及び適正配備のための貸出拠点の積極開設に加え、旺盛な個人の観光需要や法人の出張需要等を取り込んだ。2024年10月期業績は、売上高が前期比8.1%増の3570億円、営業利益は同9.4%増の350億円を計画。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(37248.35、+158.11) ・ナスダック総合指数は上昇(14761.56、+27.60) ・1ドル=141.90-00円 ・シカゴ日経先物は上昇(32605、大阪比+85) ・SOX指数は上昇(4097.47、+106.52) ・米原油先物は上昇(71.58、+2.11) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・三井化学<4183>“次世代EUVペリクル”25年にも実用化、半導体微細化に対応 ・日本航空<9201>KDDI系と資本提携、ドローン活用促進 ・タダノ<6395>長野工業を買収、自走式クローラ高所作業車で国内トップ ・関西電力<9503>国内最大規模PPA連携を正式発表 ・住友商事<8053>仏社とモザンビークで水力発電開発、アフリカ南部に供給 ・東海旅客鉄道<9022>リニアの開業「27年以降」、公式文書を初変更 ・井関農機<6310>フェイガーと炭素クレジット化で提携 ・マツダ<7261>国内工場のCO2、30年度に69%減、目標設定 ・三菱重<7011>マカオLRTの延伸工事完了 ・NEC<6701>5カ年中計、前半戦順調、防衛・生成AI、好材料に ・三菱ガス化学<4182>半導体で成長、30年めど営業利益率10%に ・トクヤマ<4043>マレーシアに合弁、半導体用多結晶シリコン生産 ・ENEOS<5020>道路舗装に廃プラ活用、アスファルト代替 ・日本紙パルプ商事<8032>「紙の価値」再評価・啓発、卸商社と連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 中・11月鉱工業生産(前年比予想:+5.7%、10月:+4.6%) ・11:00 中・11月小売売上高(前年比予想:+12.5%、10月:+7.6%) 《ST》
関連銘柄 15件
4043 東証プライム
2,926.5
4/26 15:00
+136.5(4.89%)
時価総額 210,966百万円
化学メーカー。化成品に加え、高純度多結晶シリコン等の電子材料、放熱材料、メガネ関連材料、歯科器材等を製造、販売する。今期3Q累計は半導体関連製品が足踏みとなった一方、セメントや化学品の価格修正が寄与した。 記:2024/04/13
4182 東証プライム
2,755.5
4/26 15:00
+56(2.07%)
時価総額 612,380百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4183 東証プライム
4,383
4/26 15:00
+84(1.95%)
時価総額 897,481百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4666 東証プライム
1,698
4/26 15:00
+30(1.8%)
時価総額 290,440百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
5020 東証プライム
711.9
4/26 15:00
+8.5(1.21%)
時価総額 2,299,639百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6310 東証プライム
1,035
4/26 15:00
+10(0.98%)
時価総額 23,789百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6395 東証プライム
1,246.5
4/26 15:00
+14(1.14%)
時価総額 161,422百万円
建設用クレーン国内最大手。高所作業車、車両搭載型クレーンも国内首位。石油プラント向けなどエネルギー分野で実績。海外売上高比率は6割超。23.12期通期業績は計画超過。24.12期は増収増益を見込む。 記:2024/04/09
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(1.81%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7011 東証プライム
1,345.5
4/26 15:00
+17.5(1.32%)
時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7261 東証プライム
1,678
4/26 15:00
+9(0.54%)
時価総額 1,060,167百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8032 東証プライム
5,470
4/26 15:00
+100(1.86%)
時価総額 82,170百万円
紙専門商社最大手。再生家庭紙でトップ。紙・板紙の卸売や再生家庭紙などの製紙加工、古紙再資源化などの総合リサイクル等を行う。24.3期3Qは国内卸売が堅調。販売数量は伸び悩むが、紙・板紙の価格修正が寄与。 記:2024/02/22
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(1.35%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9022 東証プライム
3,566
4/26 15:00
-23(-0.64%)
時価総額 3,672,980百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。流通、不動産も。輸送実績では東海道新幹線が2桁増。在来線も増加。流通業は堅調。営業費の増加などをこなし、24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/04
9201 東証プライム
2,841
4/26 15:00
+1.5(0.05%)
時価総額 1,241,926百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9503 東証プライム
2,301.5
4/26 15:00
-10(-0.43%)
時価総額 2,160,494百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10