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前場に注目すべき3つのポイント~相対的に出遅れている中小型株に~

2023/12/5 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~相対的に出遅れている中小型株に~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■相対的に出遅れている中小型株に ■タムロン、23/12上方修正 営業利益131億円←125億円 ■前場の注目材料:NTT、伝送映像を“動く点群”に、遠隔地で再現、動画配信に応用 ■相対的に出遅れている中小型株に 5日の日本株市場は、やや売り優勢の展開が見込まれる。4日の米国市場はNYダウが41ドル安、ナスダックは119ポイント安だった。前週までの上昇に対する利益確定の売りが先行するなか、米長期金利が再び上昇に転じたためハイテクが売られ、相場の重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比110円安の33050円。円相場は1ドル147円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。NYダウは連日で年初来高値を更新していたこともあり、利益確定の売りが入りやすい需給状況だった。米国では引き続きハイテク株の一角が軟調だったこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場の重荷となる可能性がありそうだ。また、日経225先物はナイトセッションで一時32900円まで売られており、節目の33000円を下回ってきた。節目の33000円割れで、いったんは調整一巡感が意識されそうだが、積極的なリバウンド狙いの動きは期待しづらいだろう。 昨日の日経平均は一時33023円まで売られ、11月15日に空けたマド上限水準まで調整してきた。徐々にマド埋めの動きに向かうようだと、25日線水準までの調整が意識されやすく、押し目買いは入れづらくさせそうだ。今週は週末にメジャーSQを控えているため、先物市場ではロールオーバーが中心になる。仕掛け的な商いは入りづらいものの、米ハイテク株が弱い値動きを見せていることもあり、短期的には売りを仕掛けやすい状況だろう。 もっとも、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了観測が根強いなか、あくまでも利益確定の範囲内であり、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた持ち高調整である。日経平均についても11月の上昇に対する利食いの範囲内であり、25日線水準まで下げてくる局面においては、押し目狙いの好機になる可能性がありそうだ。 また、昨日は日経平均が弱い一方で、グロース250指数は反発し、75日線を上回ってきた。前日の上昇に対する反動安を警戒しつつも、相対的に出遅れている中小型株に年末高を意識した個人主体の資金流入が強まる可能性があると考えられ、押し目を狙いたいところである。そのほか、引き続き生成AIなど来年のテーマを意識した材料株物色も狙いたいところであろう。 ■タムロン、23/12上方修正 営業利益131億円←125億円 タムロン<7740>は2023年12月期業績予想の修正を発表。売上高は710億円から722億円、営業利益を125億円から131億円に上方修正した。第3四半期累計期間の業績が好調に推移したことや、各事業分野における足元の販売動向等を考慮し、売上高及び各利益ともに上方修正した。これにより、2期連続で過去最高益更新を達成できる見通し。 ■前場の注目材料 ・1ドル=147.20-30円 ・米国のインフレ沈静化観測 ・日銀は金融緩和を継続 ・NTT<9432>伝送映像を“動く点群”に、遠隔地で再現、動画配信に応用 ・クボタ<6326>インドで工場用地を取得、トラクター・エンジン増産 ・住友化学<4005>合繊原料撤退、農業用フィルム譲渡、構造改革加速 ・TOPPAN<7911>JOLEDから工場取得、半導体パッケージ基板の開発・生産拠点に ・シスメックス<6869>検体検査用搬送システムの生産能力倍増、工場を移転拡張 ・伊藤忠<8001>都出資の系統用蓄電所ファンド運営、関東で100億円規模 ・極東開<7226>EV充電一括サービス、大阪・神戸で開始 ・コマツ<6301>蓄電・変換器を再生、油圧建機で新事業 ・JFE<5411>原料炭の価格是正に寄与、スポット取引拡大 ・石油資源開発<1662>日本ガスラインと、液化CO2内航船輸送など共同検討 ・出光興産<5019>米社から合成メタノール、調達・事業開発で協業 ・日本製鉄<5401>スズキに冷延超ハイテン供給、軽ワゴン向け ・鹿島<1812>鋼管打設を機械化、トンネル工事向け ・清水建設<1803>鉄骨30%縮減、部分補剛で梁を薄肉化 ・帝人<3401>デンマーク社とライセンス契約、ホルモン治療薬3剤で ・神戸製鋼所<5406>グループの神鋼環境ソリュ、ISO規格認証停止 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.4%) <海外> ・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:+32億豪ドル、4-6月期:+77億豪ドル) ・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:50.5、10月:50.4) 《ST》
関連銘柄 17件
1662 東証プライム
6,730
5/7 15:00
+100(1.51%)
時価総額 384,653百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。増収効果や販管費の減少により、24.3期3Qは営業増益。 記:2024/04/09
1803 東証プライム
1,008.5
5/7 15:00
+5.5(0.55%)
時価総額 795,217百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
1812 東証プライム
2,984.5
5/7 15:00
-7.5(-0.25%)
時価総額 1,577,774百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
3401 東証プライム
1,536
5/7 15:00
+2(0.13%)
時価総額 304,057百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4005 東証プライム
333
5/7 15:00
-2.8(-0.83%)
時価総額 551,401百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5019 東証プライム
1,035
5/7 15:00
-14(-1.33%)
時価総額 1,541,450百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5401 東証プライム
3,457
5/7 15:00
-16(-0.46%)
時価総額 3,285,260百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,902.5
5/7 15:00
+20.5(1.09%)
時価総額 754,048百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
5411 東証プライム
2,340
5/7 15:00
-5(-0.21%)
時価総額 1,437,785百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6301 東証プライム
4,632
5/7 15:00
+55(1.2%)
時価総額 4,507,612百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6326 東証プライム
2,520
5/7 15:00
+13(0.52%)
時価総額 3,024,622百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6869 東証プライム
2,650.5
5/7 15:00
-10(-0.38%)
時価総額 1,667,893百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は2桁増。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの売上などが増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
7226 東証プライム
2,573
5/7 15:00
+39(1.54%)
時価総額 109,965百万円
ダンプトラックやコンクリートポンプ車などの特装車メーカー。ごみ処理施設の建設も。24.3期3Q累計は特装車が国内外で好調。プラント建設や立体駐車場も想定以上。通期計画を上方修正。総還元性向は100%目安。 記:2024/02/14
7740 東証プライム
7,730
5/7 15:00
-50(-0.64%)
時価総額 193,250百万円
総合光学メーカー。世界首位級のカメラ交換レンズに強み。監視カメラ用レンズや車載カメラ用レンズを育成。24.12期は営業最高益の連続更新を計画。配当性向の目安を35%→40%に修正。総還元性向は60%目安。 記:2024/02/14
7911 東証プライム
3,745
5/7 15:00
+62(1.68%)
時価総額 1,309,649百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
8001 東証プライム
7,405
5/7 15:00
+74(1.01%)
時価総額 11,736,110百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
9432 東証プライム
169.8
5/7 15:00
-0.6(-0.35%)
時価総額 15,375,444百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14