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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに~

2023/11/22 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに ■毎コムネット、2Q上方修正 営業利益 8.8億円←5.7億円 ■前場の注目材料:安川電機、エンジ増強、米にロボ組立の新工場、来年6月完成 ■こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに 22日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。21日の米国市場はNYダウが62ドル安、ナスダックは84ポイント安だった。小売り企業の低調な決算や10月のシカゴ連銀全米活動指数、10月の中古住宅販売件数が予想を下回ったため、低調な景気を警戒した売りが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した前回開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でもインフレの改善動向次第で追加引き締めも適切との考えが示され、金利先高観も重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比150円安の33200円。円相場は1ドル148円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。エヌビディアは取引き終了後に決算を発表。内容は予想を上回ったが、第4四半期に対中の売り上げが著しく減少するとの見通しが警戒され、時間外取引で売られている。この影響から半導体株へは利益を確定する売りが優勢になりそうであり、日経平均の重荷となりそうだ。ただし、エヌビディアの中国向けの規制は予想されていたこともあり、売り仕掛け的な動きは限られそうである。 また、日米ともに23日が祝日となることから、積極的な売買は手控えられやすく、全体としては持ち高調整の動きに向かいやすい。もっとも、日経225先物はナイトセッションで一時33140円まで下げる場面も見られており、ボリンジャーバンドの+1σ水準に近付いてきた。過熱感は後退していることから、押し目待ち狙いの買いも入りやすいところである。また、日経平均は15日にマドを空けて上昇したが、このマド上限の33100円近辺での底堅さが意識されるようだと、売り方の買い戻しが入りやすいだろう。 祝日前で海外勢の商いも細ることから、大きなトレンドは出にくいだろう。一方で、グロース250指数は昨日の上昇で上値抵抗線として意識されていた75日線を上回ってきた。相対的な出遅れ感が意識されていることから、個人主体による中小型株での短期的な値幅取り狙いの資金が流入しやすい。また、TSMCは熊本県で3番目となるい半導体工場の建設を検討していると報じられており、半導体株への押し目買い意欲は強そうだ。そのほか、北朝鮮の軍事偵察衛星の打ち上げを受けて、防衛関連などへは短期資金が流入しそうだ。 ■毎コムネット、2Q上方修正 営業利益 8.8億円←5.7億円 毎コムネット<8908>は2024年5月期第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は101.0億円から104.3億円、営業利益を5.7億円から8.8億円に上方修正した。不動産デベロップメント部門においては販売用不動産の売却が計画通りに進み、不動産マネジメント部門においても順調に推移する見込み。また、課外活動ソリューション部門においては新型コロナ影響からの回復が想定以上となり、売上高は計画を大幅に上回る見込み。 ■前場の注目材料 ・1ドル=148.30-40円 ・VIX指数は低下(13.35、-0.06) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・安川電機<6506>エンジ増強、米にロボ組立の新工場、来年6月完成 ・NISSHA<7915>独にEV外装品の新工場、欧州メーカーに供給 ・東京ガス<9531>豪でe―メタン製造・輸出、事業性を検討 ・三井住友FG<8316>SMFL系、エアバス小型旅客機60機購入、5000億円規模 ・東洋機械金属<6210>電動サーボ射出機フルモデルチェンジ、多様な樹脂で安定成形 ・住友重<6302>FT触媒でのジェット燃料合成に成功 ・ホシザキ<6465>食品向け急速凍結機を投入、初の液体 ・パナHD<6752>米大と画像認識向け基盤モデル共同開発 ・湖北工業<6524>光アイソレーター開発、4コア光ファイバー向け ・関西電力<9503>JR西などと協業、姫路起点に水素輸送・利活用 ・古河機械<5715>グループ会社のロックドリル、鹿島と山岳トンネル工事向け機器開発 ・石油資源開発<1662>日揮HDなど3社で、マレーシアでCCS事業化検討、海底にCO2圧入 ・レゾナックHD<4004>半導体材料向け情報管理システム構築 ・DOWA<5714>傘下のメタルマイン、秋田製錬を完全子会社化、亜鉛事業拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・11月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1662 東証プライム
6,620
5/16 15:00
-150(-2.22%)
時価総額 378,366百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。増収効果や販管費の減少により、24.3期3Qは営業増益。 記:2024/04/09
3,711
5/16 15:00
+34(0.92%)
時価総額 686,168百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
5,896
5/16 15:00
-32(-0.54%)
時価総額 365,487百万円
非鉄大手。非鉄精錬、金属加工、環境リサイクル、電子材料、熱処理が柱。金属の分別・回収技術に強み。世界トップクラスの高出力を有する近赤外LEDチップを開発。販売費や一般管理費の増加で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/23
5715 東証プライム
1,936
5/16 15:00
-37(-1.88%)
時価総額 78,303百万円
産業機械、削岩機、車両搭載用クレーンなどを製造・販売。汚泥ポンプやトンネル工事用機械、トラック搭載型クレーンに強み。日本は油圧クローラドリル本体が出荷増。固定資産売却益計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/26
6210 東証スタンダード
720
5/16 15:00
-3(-0.41%)
時価総額 14,906百万円
機械メーカー。プラスチック射出成形機や光ディスク成形機、ダイカストマシンと、その関連商品を展開。成形機の遠隔操作システムに注力し、中国で生産能力を拡大。調達部材やエネルギー価格高騰で、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
6302 東証プライム
4,308
5/16 15:00
-56(-1.28%)
時価総額 529,475百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6465 東証プライム
6,000
5/16 15:00
-54(-0.89%)
時価総額 869,184百万円
業務用厨房機器メーカー。全自動製氷機や冷凍冷蔵庫、食器洗浄機に強み。M&Aを活用して海外拡大。24.12期は今年3月連結化のトルコ社の貢献を想定。国内で値上げ効果も出る見通し。営業外の為替差益は見込まず。 記:2024/04/08
6506 東証プライム
6,473
5/16 15:00
+126(1.99%)
時価総額 1,726,284百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6524 東証スタンダード
2,172
5/16 15:00
+27(1.26%)
時価総額 58,644百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサ用リード端子や光部品・デバイスなどが収益源。不採算製品は価格見直し交渉進める。リード端子事業などは伸び悩む。23.12期通期は業績足踏み。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/08
1,322.5
5/16 15:00
-23(-1.71%)
時価総額 3,245,490百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7915 東証プライム
1,805
5/16 15:00
-7(-0.39%)
時価総額 91,795百万円
フィルムタッチセンサや加飾フィルムに強み。医療機器も。24.12期はタッチセンサ需要の底入れを想定。昨年12月に連結化した医療機器向け部品の米社も上乗せ。新中計では26.12期に営業益150億円を目指す。 記:2024/04/15
9,400
5/16 15:00
+197(2.14%)
時価総額 12,922,095百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
8908 東証スタンダード
805
5/16 15:00
-2(-0.25%)
時価総額 14,490百万円
学生向け賃貸住宅のサブリースが柱。合宿旅行手配も。入学期の3~4月が繁忙期。24.5期上期は物件売却件数が減少も計画通り。サブリース順調。旅行手配や終活支援も好調で計画を上回る着地に。通期最高純益を計画。 記:2024/03/10
9503 東証プライム
2,408
5/16 15:00
+44.5(1.88%)
時価総額 2,260,469百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10
9531 東証プライム
3,373
5/16 15:00
+46(1.38%)
時価総額 1,466,833百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07