マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 20:59:13
9,740,515
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~物色は決算を手掛かりとした個別での値幅取り狙い~

2023/10/30 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色は決算を手掛かりとした個別での値幅取り狙い~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■物色は決算を手掛かりとした個別での値幅取り狙い ■コマツ、2Q営業利益 40.3%増 2969億円、24/3上方修正 ■前場の注目材料:新明和、廃棄物用大型トラック投入、積載量向上・映像で収集支援 ■物色は決算を手掛かりとした個別での値幅取り狙い 30日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが366ドル安、ナスダックは47ポイント高だった。アマゾン・ドット・コムやインテルの決算評価からナスダックは上昇したものの、9月の米個人消費支出(PCE)統計や10月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回るなか、金融引き締め長期化への思惑が重荷となった。また、イスラエル軍がガザ地上部隊拡大するとの報道を受けて地政学リスクが警戒されリスク回避に向かわせた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比430円安の30610円。円相場は1ドル149円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まりそうだ。日銀会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、直近の下落で積み上がったとみられる売り方の買い戻しは意識されそうである。しかし、地政学リスクへの警戒から持ち高調整の流れが強まるなか、自律反発狙いの買いは限られる可能性があるだろう。そのため、短期的には自律反発狙いの買いが入るものの、積極的な上値追いは限られそうだ。 一方で、日経平均は足もとでは4日に付けた直近安値30487円とのボトム形成が意識されやすいものの、同水準を下回ってくるようだと、200日線が位置する30300円辺りを試してくる可能性がありそうだ。また、先週末の反発でボリンジャーバンドの-1σ水準を捉えたものの、同バンドが抵抗として跳ね返される格好から-2σへのバイアスが強まりやすく、200日線水準を意識される。そのため、戻り待ち狙いの売り仕掛け的な動きになりそうである。 全体としては不安定な相場のなか、物色は決算を手掛かりとした個別での値幅取り狙いに向かわせよう。先週末の引け後の決算では、カゴメ<2811>、SPK<7466>、中部電力<9502>、タカラトミー<7867>、日車輌<7102>、エムケー精工<5906>、エスペック<6859>、コマツ<6301>などの動向が注目される。 ■コマツ、2Q営業利益 40.3%増 2969億円、24/3上方修正 コマツ<6301>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比12.6%増の1兆8229.94億円、営業利益は同40.3%増の2969.76億円だった。鉱山機械を中心とした機械の高稼働による部品・サービス売上げの増加や、各地域での販売価格の改善や円安の影響。産業機械他部門では、自動車産業向けの大型プレスの販売が増加した。あわせて2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高を3兆3820億円から3兆6600憶円、営業利益を4910億円から5480億円に上方修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(30991.69、+389.91) ・ナスダック総合指数は上昇(12643.01、+47.41) ・SOX指数は上昇(3227.09、+38.67) ・米原油先物は上昇(85.54、+2.33) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・新明和<7224>廃棄物用大型トラック投入、積載量向上・映像で収集支援 ・SBIHD<8473>台湾PSMCと宮城に半導体工場、投資8000億円規模 ・ニデック<6594>TAKISAWAへのTOB、株8割超取得で成立へ ・日立<6501>ITと制御技術融合、来月に新会社 ・コニカミノルタ<4902>中国2子会社の株80%を売却、現地部品大手に ・ブリヂストン<5108>タイのタイヤ生産拠点再編 ・オムロン<6645>通期、当期益を下方修正、JMDCの評価損120億円計上 ・日野自<7205>航続延長装置型PHVトラック、30年めど投入 ・北陸電力<9505>三井物産・福井県と協定、敦賀港で水素・アンモニア供給網事業化調査 ・ソディック<6143>精密小物部品に照準、新型射出成形機、薄肉・軽量化対応 ・シチズン<7762>シチズンマシナリー、仏売上高28年めど3割増、営業・保守を強化 ・旭化成<3407>硬化剤新グレード開発、車塗装工程4割低温下 ・北海道電力<9509>異業種と事業共創へ推進室設置 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・9月小売売上高(前月比予想:+0.3%、8月:+0.2%) 《ST》
関連銘柄 21件
2811 東証プライム
3,824
4/26 15:00
+130(3.52%)
時価総額 360,859百万円
大手加工食品メーカー。野菜飲料とトマト調味料に強く、野菜飲料は国内シェア約60%。自社ブランドの生鮮トマト生産に加え、海外で業務用トマトソースやトマト加工品も展開。国際事業伸長し、23.12期は利益急伸。 記:2024/02/23
3407 東証プライム
1,068
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 1,488,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4902 東証プライム
519.3
4/26 15:00
+4.9(0.95%)
時価総額 261,033百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5108 東証プライム
6,725
4/26 15:00
+14(0.21%)
時価総額 4,799,619百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5906 東証スタンダード
422
4/26 15:00
-1(-0.24%)
時価総額 6,581百万円
給油所向け門型洗車機やLED表示機などを製造・販売。農家向け低温貯蔵庫や住設機器なども。特定顧客向け製品の受注で音響関連商品は売上伸ばす。木・アルミ複合断熱建具は需要増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/14
6143 東証プライム
715
4/26 15:00
+2(0.28%)
時価総額 41,321百万円
NC放電加工機で世界首位の工作機械メーカー。世界初のワイヤ回転機構搭載ワイヤ放電加工機を開発。中国に新工場を建設し、産業機械と食品機械の市場競争力を強化。放電加工機、射出成形機の停滞で23.12期は一服。 記:2024/02/22
6301 東証プライム
4,264
4/26 15:00
-73(-1.68%)
時価総額 4,149,495百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6501 東証プライム
13,475
4/26 15:00
+240(1.81%)
時価総額 13,051,508百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6594 東証プライム
7,115
4/26 15:00
+229(3.33%)
時価総額 4,242,561百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6645 東証プライム
5,273
4/26 15:00
+44(0.84%)
時価総額 1,087,530百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6859 東証プライム
2,925
4/26 15:00
+27(0.93%)
時価総額 69,559百万円
環境試験器で世界トップ。エナジーデバイス装置や半導体関連装置、植物育成装置事業等も手掛ける。環境試験器は国内市場で標準製品、カスタム製品の売上が増加。サービス事業は収益伸長。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/14
7102 東証プライム
2,348
4/26 15:00
+29(1.25%)
時価総額 34,457百万円
JR東海傘下の鉄道車両メーカー。輸送機器や橋梁、建設機械も。JR向け車両の売上足踏み。輸送用機器・鉄構事業は売上堅調。民生用バルクローリ、LNGトレーラなどが貢献。売上原価減少。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/08
7205 東証プライム
452.3
4/26 15:00
-10.3(-2.23%)
時価総額 259,883百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7224 東証プライム
1,176
4/26 15:00
+9(0.77%)
時価総額 82,320百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
7466 東証プライム
2,032
4/26 15:00
+21(1.04%)
時価総額 21,243百万円
自動車補修部品が主力の専門商社。建機などの産業車両部品を手掛け、世界80ヵ国以上に輸出。大手産業車両メーカー向けのサプライチェーンに強み。国内受注や中近東向けのエンジン部品の好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/24
7762 東証プライム
1,034
4/26 15:00
+13(1.27%)
時価総額 254,364百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。インバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。固定費削減等により、デバイス事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
7867 東証プライム
2,547
4/26 15:00
+34.5(1.37%)
時価総額 241,942百万円
玩具大手。「プラレール」や「トミカ」、「リカちゃん」などブランド力強固。国内堅調。トミカはドリームトミカシリーズなどが好調。アメリカズや欧州は損益改善。増収効果などにより、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/13
8473 東証プライム
3,856
4/26 15:00
+57(1.5%)
時価総額 1,049,815百万円
ネット証券で国内トップ。銀行、損保、ベンチャー投資、暗号資産などに多角化。バイオ薬の開発も。SBI証券は営業収益、営業利益ともに過去最高。暗号資産事業は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅な増収増益。 記:2024/04/08
9502 東証プライム
1,954.5
4/26 15:00
-27(-1.36%)
時価総額 1,481,511百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9505 東証プライム
895.7
4/26 15:00
-2.1(-0.23%)
時価総額 188,396百万円
電力会社。富山、石川、福井の北陸3県と岐阜の一部で、火力や水力、原子力の発電、売電。送配電事業を行う。火力、水力の発電が主力。今期3Q累計は増収、利益は黒字転換した。小売や託送料金の改定が寄与した。 記:2024/03/05
9509 東証プライム
1,091
4/26 15:00
-18(-1.62%)
時価総額 234,884百万円
北海道を管轄する電力会社。ガス小売も。原発停止で火力と他社受電が柱に。再エネ導入増に向け本州との送電線を強化へ。24.3期3Q累計は値上げや燃料安による収支好転が想定超。通期利益計画を上方修正。復配予定。 記:2024/02/07