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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導での底堅い相場展開に~

2023/10/25 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導での底堅い相場展開に~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク主導での底堅い相場展開に ■シマノ、3Q営業利益 43.0%減 720億円、通期下方修正 ■前場の注目材料:住友ゴム、130億円投じ南ア工場刷新、高品質タイヤ供給増 ■ハイテク主導での底堅い相場展開に 25日の日本株市場は、ハイテク株主導での底堅さが意識されそうだ。24日の米国市場はNYダウが204ドル高、ナスダックは121ポイント高だった。中東情勢悪化への警戒感が和らぐなか、3Mやベライゾン・コミュニケーションズなどの好決算を好感した買いが優勢となった。長期金利が安定したほか、今週発表される決算への期待から先回り的な買いが入り、終日堅調に推移。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比105円高の31255円。円相場は1ドル149円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まりそうだ。昨日の日経平均は一時30550円辺りまで急落したが、その後は急速に買い戻されていた。10月4日安値に接近したこともあり、ダブルボトム形成が意識されそうだ。また米国では決算期待の買いが広がったが、予想を上回る決算を発表したマイクロソフトが時間外取引で買われていることもあり、ハイテク株へは決算期待の資金流入が意識されそうである。 昨日はニデック<6594>が予想を下回る決算を嫌気した売りにより10%を超える下落となった。今後本格化する決算を見極めたいとの様子見姿勢は強まりやすく、積極的な上値追いは期待しづらいところであるが、押し目待ち狙いの買い意欲は次第に高まってきそうだ。また、マザーズ指数が安値更新後の切り返しにより2%を超える上昇を見せた。低迷する中小型株の一角にも自律反発を強めてきた銘柄も散見されており、需給整理一巡からの見直しをみせてくることが期待されよう。 本日はKOKUSAI ELECTRIC<6525>が東証プライム市場に上場する。足もとでの半導体不況により手掛けづらさはあるだろうが、先行きを睨んだ資金流入は期待されそうだ。米ハイテク株買いの流れも支援材料になりやすく、良好なスタートを切ってくるようだと、個人投資家のセンチメント改善につながるほか、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>などへの支援材料にもなることで、相場全体のセンチメントにも影響を与えそうだ。 ■シマノ、3Q営業利益 43.0%減 720億円、通期下方修正 シマノ<7309>が発表した2023年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比19.8%減の3752.64億円、営業利益は同43.0%減の720.86億円だった。あわせて23年12月期業績予想の修正を発表。売上高は4500億円から4620億円、営業利益を700億円から770億円に上方修正した。ドル高の進行によるアジア通貨安の影響から営業外収益が発生したことや、釣り具事業で高価格帯製品が堅調だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(31062.35、+62.80) ・NYダウは上昇(33141.38、+204.97) ・ナスダック総合指数は上昇(13139.88、+121.55) ・1ドル=149.80-90円 ・シカゴ日経先物は上昇(31255、大阪比+105) ・SOX指数は上昇(3343.94、+45.40) ・VIX指数は低下(18.97、-1.40) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・住友ゴム<5110>130億円投じ南ア工場刷新、高品質タイヤ供給増 ・日立<6501>ハンドルなしで車運転、アステモ、手のひらサイズ新デバイス30年投入 ・ニデック<6594>EV向け駆動装置事業、通期で営業赤字150億円の見通し ・シマノ<7309>リコールで特損170億円、1―9月期に計上 ・INPEX<1605>大ガスと、新潟県長岡市に合成メタン試験設備、25年度稼働 ・三井物産<8031>三菱商事と、オマーンLNG権益延長 ・日立<6501>日立エナジー、スペイン社買収、再生エネ向け蓄電拡充 ・三菱自<7211>ルノーEV社に出資、最大2億ユーロ、欧向け拡充 ・ニデック<6594>M&A継続、赤字会社を短期間で再建、工作機械の機種拡大 ・日本精工<6471>スマホでグリースの劣化診断、アプリ開発へ ・日立建機<6305>可搬式充電設備で伊藤忠・蘭社と協業、欧で来年度販売 ・北越工業<6364>新棟を来月稼働、脱炭素技術の開発加速 ・千代化建<6366>ENEOSから大型蓄電池の設置工事受注、北海道と千葉 ・シャープ<6753>太陽光発電と家電連携、新サービス ・BIPROGY<8056>4事業構想を創出、企業データ連携活用 ・リンテック<7966>インドネシア社買収、ラベル用粘着製品拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・7-9月期消費者物価指数(前年比予想:+5.3%、4-6月期:+6.0%) ・09:30 豪・9月消費者物価指数(前年比予想:+5.3%、8月:+5.2%) 《ST》
関連銘柄 17件
1605 東証プライム
2,337
5/2 15:00
-14(-0.6%)
時価総額 3,240,641百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
5110 東証プライム
1,887.5
5/2 15:00
-5.5(-0.29%)
時価総額 496,494百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
6305 東証プライム
4,431
5/2 15:00
-6(-0.14%)
時価総額 953,175百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6364 東証プライム
2,012
5/2 15:00
-23(-1.13%)
時価総額 60,692百万円
エンジンコンプレッサ大手。モーターコンプレッサやディーゼルエンジン発電機、高所作業車、高所作業台等も手掛ける。建設機械事業は堅調。国内は高所作業車の出荷が順調。営業外収益増。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/02/25
6366 東証スタンダード
428
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 111,419百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG、石油、医薬、環境関連のプラント建設や社会インフラ設計などを展開。LNGプラントで競争力を発揮。トヨタと大規模水電解システムを開発。遂行中案件進捗し3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
6471 東証プライム
845.6
5/2 15:00
-15.5(-1.8%)
時価総額 466,152百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(-0.24%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
4,105
5/2 15:00
-85(-2.03%)
時価総額 945,808百万円
半導体製造装置メーカー。半導体製造の前工程で使う成膜装置に強み。24.3期3Q累計は最先端ノード向けの調整継続。だが成熟ノード向け投資が活発で2Qを底にして受注上向く。富山新工場は24年秋に操業開始予定。 記:2024/04/09
6594 東証プライム
7,254
5/2 15:00
-165(-2.22%)
時価総額 4,325,444百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6753 東証プライム
834.5
5/2 15:00
+6.5(0.79%)
時価総額 542,765百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(2.31%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7211 東証プライム
479.4
5/2 15:00
-5.7(-1.18%)
時価総額 714,441百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7309 東証プライム
25,835
5/2 15:00
-75(-0.29%)
時価総額 2,355,119百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。釣具も展開。自転車部品は伸び悩む。23.12期3Qは釣具部門が増収。高価格帯製品は北米市場、中国市場等で需要高い。 記:2024/01/16
7966 東証プライム
3,130
5/2 15:00
+5(0.16%)
時価総額 240,037百万円
粘着製品メーカー。粘着紙や粘着フィルム、包装テープ、化粧フィルム等を製造、販売する。自動車や半導体、液晶関連素材製品を提供する。今期3Q累計は産業工材は堅調も、電子・光学関連製品を中心に足踏みとなった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(1.63%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8056 東証プライム
3,746
5/2 15:00
-152(-3.9%)
時価総額 410,801百万円
SI大手。金融向けに強み。大日本印刷が筆頭株主。24.3期3Q累計はDX関連のシステム開発やサービスが堅調。ソフト、機器の販売も好調で二桁増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。配当性向4割目安。 記:2024/02/09