マーケット
5/7 15:15
38,835.10
+599.03
38,884.26
+31.99
暗号資産
FISCO BTC Index
5/8 8:00:07
9,751,851
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~32000円辺りでの底堅さが意識されやすい~

2023/10/2 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~32000円辺りでの底堅さが意識されやすい~ 10月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■32000円辺りでの底堅さが意識されやすい ■アダストリア、24/2上方修正 営業利益180億円←140億円 ■前場の注目材料:住友商事、米社から金属3Dプリンターの独占販売権、高強度・大型造形可能 ■32000円辺りでの底堅さが意識されやすい 2日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。9月29日の米国市場はNYダウが158ドル安、ナスダックは18ポイント高だった。8月の米コアPCE価格指数の伸びが鈍化し、金利高を警戒した売りが後退したことで買いが先行した。その後は月末、四半期末の調整売りに加えて、米連邦予算案期限を翌日に控えて下院が共和党のつなぎ予算案を否決したため、政府機関閉鎖への警戒感が一段と強まったほか、自動車労働組合(UAW)のストライキ長期化を警戒した売りが強まり下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比195円安の31825円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだが、米議会は30日、米政府機関の閉鎖を回避するためのつなぎ予算案が上下両院で可決された。バイデン米大統領は同日、つなぎ予算案に署名したことから、米政府機関の閉鎖が回避された。これを手掛かりとした買いが入りやすく、32000円辺りでの底堅さが意識されそうだ。 また、先週は日経平均の定期入れ替えに伴うリバランスや年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式配分比率の調整に伴う需給の影響を受けたが、この需給イベントが通過したことから、新資金流入への思惑が高まりやすいだろう。日経平均はボリンジャーバンドの-2σまでの調整を経て、押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。ただし、32000円辺りでの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、週明けの米国市場の反応を見極めたいとする慎重姿勢も強まりやすい。こう着感が強まる局面においては、個人主体による中小型株物色に向かわせそうだ。 先週末には配当志向の物色が一巡しバリュー株の利益確定が目立った一方で、ハイテク株が買い戻されていた。リバランスの動きからハイテク株などを買い戻す動きが継続するかが注目されやすい。また、大手ネット証券による株式手数料無料化の動きにより、個人主体の低位材料株や流動性の高いグロース株などでの値幅取り狙いが活発化しよう。 ■アダストリア、24/2上方修正 営業利益180億円←140億円 アダストリア<2685>は2024年2月期業績予想の修正を発表。売上高は2600億円から2700億円、営業利益を140億円から180億円に上方修正した。期初の見通しよりも速く経済活動の正常化が進んでいることに加え、商品企画や価格の見直しなどが奏功した。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(13219.32、+18.04) ・1ドル=149.50-60円 ・SOX指数は上昇(3434.29、+13.30) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・住友商事<8053>米社から金属3Dプリンターの独占販売権、高強度・大型造形可能 ・NEC<6701>川金コアテックと橋の支承を高度に点検、光学振動システム来年度投入 ・日本ガイシ<5333>セラ製吸着材を30年に欧州投入、大気中のCO2回収 ・住友林業<1911>米・集合住宅開発大手を235億円で買収 ・OKI<6703>海洋事業攻勢、水中音響計測施設を開所 ・ダイヤモンドエレクトリックHD<6699>車・機械メーカーと協業、アンモニアエンジン実証 ・ホンダ<7267>北米向けEV公開、来年投入、GMと共同開発 ・オーケーエム<6229>アンモニア燃料船バルブ開発加速、30年度に世界シェア5割へ ・岡本工作機械製作所<6125>大和工機を完全子会社化 ・日立造船<7004>AIで不適搬入物を特定、ゴミ焼却施設向けシステム実証 ・パナソニックHD<6752>パナソニックインダストリー、カナダ社と透明導電フィルムで協業 ・大林組<1802>コサカ建材と、土壌改良材、高炉スラグ活用、CO2排出減 ・出光興産<5019>給油なしSS全国展開、洗車・シェア拠点に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI(予想:+6、6月:+5) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI(予想:+24、6月:+23) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資(前年度比予想:+13.6%、6月:+13.4%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
1802 東証プライム
1,751.5
5/7 15:00
+17.5(1.01%)
時価総額 1,263,725百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
1911 東証プライム
5,633
5/7 15:00
+273(5.09%)
時価総額 1,133,444百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
2685 東証プライム
3,525
5/7 15:00
+25(0.71%)
時価総額 172,020百万円
複数のアパレルブランドを展開する製造小売り。海外は中華圏を中心に東南アジア進出を狙う。新事業として飲食を育成。24.2期3Q累計は国内が堅調。海外は中国の回復に遅れも台湾が好調。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
5019 東証プライム
1,035
5/7 15:00
-14(-1.33%)
時価総額 1,541,450百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5333 東証プライム
2,143.5
5/7 15:00
+13.5(0.63%)
時価総額 680,197百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
6125 東証スタンダード
6,000
5/7 15:00
+70(1.18%)
時価総額 28,308百万円
研削盤に強みを持つ総合砥粒加工機メーカー。平面研削盤は国内シェア約4割。半導体関連装置のファイナルポリッシャーでも世界的。ロボット向け歯車も展開。大型平面研削盤の販売好調で、24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
6229 東証スタンダード
1,405
5/7 14:57
+25(1.81%)
時価総額 6,351百万円
老舗バルブメーカー。カスタマイズバルブや船舶排ガス用バルブに強み。舶用市場は増収。造船向け販売は価格改定などで売上増。船舶の燃料ガス供給システム向けLNG用バルブは販売順調。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/04/14
763
5/7 15:00
+3(0.39%)
時価総額 6,221百万円
大手自動車用点火コイルメーカー。太陽光電池パワーコンディショナ等を活用したエネルギーソリューションも手掛ける。価格転嫁等により、自動車機器事業は損益改善。電子機器事業は堅調。24.3期2Qは経常黒字転換。 記:2024/02/02
6701 東証プライム
11,400
5/7 15:00
+230(2.06%)
時価総額 3,110,490百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6703 東証プライム
1,146
5/7 15:00
+14(1.24%)
時価総額 99,952百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
1,382
5/7 15:00
-5.5(-0.4%)
時価総額 3,391,507百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7004 東証プライム
1,233
5/7 15:00
+13(1.07%)
時価総額 209,875百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7267 東証プライム
1,773.5
5/7 15:00
-9.5(-0.53%)
時価総額 9,637,704百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8053 東証プライム
4,275
5/7 15:00
-25(-0.58%)
時価総額 5,350,470百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07