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前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の資金は中小型株に向かいやすい~

2023/9/28 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の資金は中小型株に向かいやすい~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■個人主体の資金は中小型株に向かいやすい ■西松屋チェ、2Q営業利益 0.6%増 67.39億円 ■前場の注目材料:日産自、仏ルノーとの共同購買契約を解消、出資対等で競争関係強まる ■個人主体の資金は中小型株に向かいやすい 28日の日本株市場は、配当落ちの影響があるものの、日経平均は32000円を上回っての底堅い相場展開が見込まれる。27日の米国市場はNYダウが68ドル安、ナスダックは29ポイント高だった。米議会の予算交渉が引き続き難航し、政府機関の閉鎖リスクが上昇、さらに、原油価格高やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁のタカ派発言を受けて、長期金利が一段と上昇したことが重荷となった。終盤にかけては売られ過ぎ感から買戻しが強まり、NYダウは下げ幅を縮小し、ナスダックはプラス圏を回復した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比50円安の32100円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経平均は権利落ちの影響が220円程度とみられており、配当落ち分を差し引いても節目の32000円はキープしそうである。32000円処での底堅さが意識されやすく、配当再投資への思惑などから押し目を拾う動きもみられそうだ。日経平均の定期入れ替えに伴うリバランスの影響から全体としては上値を抑えられる可能性があるものの、高配当銘柄の権利落ち後を拾う動きをみせてくるかが注目される。 配当狙いの物色が一巡し、バリュー株物色が落ち着くようだと、ハイテクへのシフトが期待されてくるだろうが、決算を発表したマイクロン・テクノロジーは時間外で4%近く売られており、手掛けづらくさせそうである。そのため、個人主体の資金は中小型株に向かいやすいだろう。SBI証券と楽天証券では株式取引の委託手数料が無料になることもあり、短期的な値幅取り狙いの売買が活発化しやすい。足もとで弱い値動きで推移している直近IPOなどは自律反発を狙った動きが期待されそうだ。 そのため、寄り付き後はバリュー株の動向を見極めつつ、中小型株にシフトしてくることが見込まれる。米国では政府機関の閉鎖リスクや全米自動車労組(UAW)によるストライキの長期化による経済への影響などが不安視されていることもあり、リスク回避的にインデックス売買の影響を受けづらい面でも中小型株シフトが意識される。 ■西松屋チェ、2Q営業利益 0.6%増 67.39億円 西松屋チェ<7545>が発表した2024年2月第2四半期業績は、売上高が前年同期比4.7%増の884.73億円、営業利益は同0.6%増の67.39億円だった。売上総利益は、円安の影響などにより売上総利益率が低下したが、売上高が増加したことにより、310.79億円(前年同期比1.9%増)となった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32371.90、+56.85) ・ナスダック総合指数は上昇(13092.85、+29.24) ・1ドル=149.40-50円 ・SOX指数は上昇(3361.41、+31.79) ・VIX指数は低下(18.22、-0.72) ・米原油先物は上昇(93.68、+3.29) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・日産自<7201>仏ルノーとの共同購買契約を解消、出資対等で競争関係強まる ・ヤマハ発<7272>医療関連ビジネスで新会社、福島県立医大と連携 ・川崎重<7012>川崎市と、温室ガスゼロ早期実現へ連携協定、水素の需給開拓 ・いすゞ<7202>ディーゼル小型トラック、普通免許に対応、来夏投入 ・横河電機<6841>蘭ロッテルダム港のエネ利用調査 ・日立造船<7004>グループのイノバ、独で液化バイオガス・液化CO2製販を本格化 ・ユアサ商事<8074>切削液供給を最適化、ポンプ制御ソフト発売 ・JTOWER<4485>ドコモの通信鉄塔を追加取得、複数社で共有推進 ・鹿島<1812>生産性30%向上へ、建築現場スマート化で成果 ・東邦ガス<9533>未利用冷熱活用に磨き、CO2回収の切り札に ・大成建設<1801>移動式3D造形技術を確立、大型RC部材を現場施工 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・8月小売売上高(前月比予想:+0.3%、7月:+0.5%) 《ST》
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時価総額 1,281,726百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1812 東証プライム
2,608
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時価総額 1,378,735百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
4485 東証グロース
3,595
9/13 15:00
+5(0.14%)
時価総額 92,255百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
6841 東証プライム
3,553
9/13 15:00
-42(-1.17%)
時価総額 954,425百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7004 東証プライム
953
9/13 15:00
+3(0.32%)
時価総額 162,215百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7012 東証プライム
4,918
9/13 15:00
+333(7.26%)
時価総額 825,840百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7201 東証プライム
390.8
9/13 15:00
-3.1(-0.79%)
時価総額 1,649,455百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
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1,988.5
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時価総額 1,545,943百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7272 東証プライム
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-3(-0.24%)
時価総額 1,311,739百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
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2,499
9/13 15:00
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時価総額 173,903百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
8074 東証プライム
5,060
9/13 15:00
-40(-0.78%)
時価総額 117,169百万円
産業機械や工業機械、建設機械、エクステリア商材を扱う専門商社。仕入先は約6000社、販売先は約2万社。カーボンニュートラル関連の省エネ商材は需要増。特別利益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/13
9533 東証プライム
4,047
9/13 15:00
-148(-3.53%)
時価総額 425,971百万円
都市ガスの製造、供給、販売が主力。業界3位。1922年創立。愛知県、岐阜県、三重県の3県中心に事業展開。電気供給事業、ガス機器販売等も。顧客数は約300万件。中期経営計画では26.3期ROA3%程度目標。 記:2024/05/16