マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 4:22:09
9,775,448
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別での対応に~

2023/8/4 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別での対応に~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■決算を手掛かりとした個別での対応に ■花王、23/12下方修正 営業利益600億円←1200億円 ■前場の注目材料:三菱UFJ、グループ会社の銀行、米地銀大手に1300億円追加出資 ■決算を手掛かりとした個別での対応に 4日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが66ドル安、ナスダックは13ポイント安だった。金利上昇が警戒されているなか、売り優勢の展開だった。7月の米ISM非製造業景況指数やサービス業PMIが予想を下回ったことも売り材料となり、軟調推移となった。しかし、米雇用統計や主要ハイテク企業の決算を控えて様子見気配も強く、下値も限定的。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比250円安の31930円。円相場は1ドル142円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションの開始早々に31660円まで売られる場面が見られた。その後は下げ幅を縮めているが、32000円辺りでの戻り待ちの売り圧力は警戒されやすいだろう。そのため、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、短期的なリバウンド狙いにとどまりそうである。 なお、米国市場の取引終了後に決算を発表したアップルは時間外取引で下落した一方で、アマゾン・ドット・コムは7%を超える上昇を見せており、指数インパクトの大きい値がさ株への下支えになりそうである。足もとでは日経平均型の売りが目立っていることもあり、NT倍率の低下傾向も目立つ。NT倍率は200日線水準まで低下してきたこともあり、NTショート(日経平均売り・TOPIX買い)の巻き戻す動きが意識されてくる可能性はありそうだ。 米雇用統計の発表を控え積極的な売買は手控えられやすく、足もとの急ピッチの調整によって持ち高調整の動きは継続しそうだが、一方で、売り方にとっても日経平均の32000円割れが意識されるなか、いったんは買い戻しの動きに向かわせる可能性もありそうだ。まずは、売り一巡後の底堅さを見極めたいところだろう。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別での対応になりそうだ。昨日は上方修正を発表したサンリオ<8136>がストップ高まで買われており、好決算銘柄に対する物色意欲は強く、日経平均の下落に対して冷静さがうかがえる。なお、昨日の引け後に発表された決算では、GSユアサ<6674>、日東紡<3110>辺りが注目されよう。 ■花王、23/12下方修正 営業利益600億円←1200億円 花王<4452>は2023年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を1200億円から600億円に下方修正した。既存ビジネスでの業績予想に変更はないが、中期的な収益改善と事業基盤の強化を図るべく構造改革を実施する。これに伴い約600億円の構造改革費用を計上する見通しとなった。 ■前場の注目材料 ・VIX指数は低下(15.92、-0.17) ・米原油先物は上昇(81.55、+2.06) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・日本酸素HD<4091>グループの大陽日酸、26年めどネオン国産化、半導体向け希ガス増産 ・花王<4452>中国の紙おむつ生産終了、構造改革費600億円計上 ・三菱UFJ<8306>グループ会社の銀行、米地銀大手に1300億円追加出資 ・大和ハウス<1925>熊本に工業団地、半導体関連など需要見込む ・日精樹脂<6293>電動化を好機に、射出成形機で加工提案 ・リケン<6462>グループ会社、車載機器のEMC試験装置発売、次世代車開発を支援 ・浜松ホトニクス<6965>電子管製造で静岡に新棟、医療用シンチレーターなど生産能力2倍 ・JFE<5411>JFEスチール、インドで電磁鋼板生産、合弁と940億円投資 ・JFE<5411>JFEスチールの大単重厚鋼板、洋上風力に採用 ・出光興産<5019>系統用蓄電池参入、レノバなどと新会社、姫路の製油所跡地に設置 ・INPEX<1605>日本製鉄など3社でCO2回収・貯留調査、JOGMECから委託 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行四半期金融政策報告 《ST》
関連銘柄 13件
1605 東証プライム
2,373
4/26 15:00
+13(0.55%)
時価総額 3,290,561百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
1925 東証プライム
4,350
4/26 15:00
+67(1.56%)
時価総額 2,898,531百万円
住宅メーカー最大手。分譲住宅や分譲マンション、賃貸が主力事業。商業施設や物流施設、医療施設等も手がける。今期3Q累計は開発物件の売却が順調に進捗した。米国住宅をはじめとする海外事業は計画を超えて推移した。 記:2024/02/10
3110 東証プライム
5,630
4/26 15:00
+360(6.83%)
時価総額 224,840百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛ける。体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども。24.3期3Qは機能材事業が堅調。半導体パッケージ基盤向けスペシャルガラスが回復傾向に。 記:2024/04/09
4,547
4/26 15:00
+236(5.47%)
時価総額 1,969,274百万円
産業ガスで国内シェア首位、世界4位。エレクトロニクスガスでは世界トップ級。MOCVD装置や液体ヘリウム関連装置も事業領域。「THERMOS」ブランドで家庭用品も展開。価格転換進展し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/28
4452 東証プライム
6,385
4/26 15:00
-22(-0.34%)
時価総額 3,032,875百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
5019 東証プライム
1,048
4/26 15:00
+25.5(2.49%)
時価総額 1,560,812百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5411 東証プライム
2,336.5
4/26 15:00
+17.5(0.75%)
時価総額 1,435,634百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6293 東証プライム
1,108
4/26 15:00
+10(0.91%)
時価総額 24,677百万円
射出成形機メーカー最大手。電気式成形機とハイブリッド式成形機の製造、販売が柱。最適地生産体制の強化図る。周辺機器売上や部品売上は増加だが、射出成形機売上が足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/23
6462 東証プライム
3,720
9/27 15:00
+20(0.54%)
時価総額 39,611百万円
自動車、産業機械向け部品メーカー。ピストンリングで国内トップ。船舶・産業機器装置部品、航空宇宙産業機器用部品も展開。自動車生産台数の回復等が売上寄与。営業外収益は増加。24.3期1Qは2桁経常増益。 記:2023/09/17
2,909.5
4/26 15:00
-12.5(-0.43%)
時価総額 278,785百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6965 東証プライム
5,710
4/26 15:00
+38(0.67%)
時価総額 942,453百万円
大手光電子部品メーカー。光電子増倍管やフォトダイオード等の光センサ、レーザやLED等の光源を開発、製造。24.9期1Qは電子管事業が増収。学術向け光電子増倍管が売上増。半導体故障解析装置は海外中心に好調。 記:2024/02/24
8136 東証プライム
2,700
4/26 15:00
+43(1.62%)
時価総額 689,602百万円
「ハローキティ」や「ポムポムプリン」などキャラクター商品を展開。ライセンスが収益源。テーマパーク事業も手掛ける。会員向けアプリの会員数は約170万人。欧州は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/02/24
1,552.5
4/26 15:00
+1(0.06%)
時価総額 20,620,297百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28