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前場に注目すべき3つのポイント~リバランス中心で売り一巡後の底堅さは意識されよう~

2022/12/7 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~リバランス中心で売り一巡後の底堅さは意識されよう~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:リバランス中心で売り一巡後の底堅さは意識されよう ■TKP、23/2上方修正 営業利益31億円←20億円、最終赤字に下方修正 ■前場の注目材料:日産自、米国でEV4車種生産、計画倍増で電池調達先の追加検討 ■リバランス中心で売り一巡後の底堅さは意識されよう 7日の日本株市場は、売り優勢の展開ながら、昨日同様、売り一巡後の底堅さは意識されそうである。6日の米国市場はNYダウが350ドル安だった。利上げ長期化を懸念した売りが優勢の展開。ゴールドマンサックスの最高経営責任者(CEO)は景気後退に備え、ボーナス減額や人員削減を示唆、また、バンク・オブ・アメリカやJPモルガンなど金融各社のCEOが来年の経済に悲観的見方を示したため景気後退への懸念が強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円安の27660円。円相場は1ドル136円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで25日線に上値を抑えられる格好から、支持線として意識される75日線に接近していた。テクニカル的な値動きであり、週末の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えるなかでは、積極的に仕掛けてくる動きは限られよう。ロールオーバーが中心のなか、日中は支持線レベルからのショートカバーの動きも意識されそうである。 昨日の日経平均は、75日線水準からのリバウンドから5日、25日線を捉えてきた。本日は再び75日線に接近する動きとなろうが、同線での底堅さが意識される局面においては、短期的ながらもリバウンド狙いのスタンスになりそうだ。もっとも、米国では景気後退懸念が強まっているなか、ポジションを圧縮する動きが見られているため、東京市場においても海外勢のリバランスの動きにより、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは手掛けづらくさせそうだ。そのため、物色の流れは個人主体による中小型株に向かいやすいところである。 ただし、中小型株についても足元で強いトレンドを形成していた銘柄などには利益確定の動きも見られている。来週から本格化するIPOラッシュに向けた資金確保の動きも意識されやすいところである。そのため、小型の銘柄での短期的な値幅取り狙いに向かいやすいいほか、テーマ性のある材料株の一角に資金が集中しそうだ。足元ではAI関連の一角に動意が見られているため、注目されよう。 ■TKP、23/2上方修正 営業利益31億円←20億円、最終赤字に下方修正 TKP<3479>は2023年2月期業績予想の修正を発表。営業利益は20億円から31億円に上方修正した。最終損益については、4億円の黒字予想から15億円の赤字に下方修正。日本リージャスホールディングスの発行済み株式のすべてを三菱地所<8802>に譲渡すると発表。売却により貸会議室・宿泊事業に経営資源を集中する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27885.87、+65.47) ・1ドル=137.00-10円 ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日産自<7201>米国でEV4車種生産、計画倍増で電池調達先の追加検討 ・ソニーG<6758>来年度に大規模AIモデル組織新設、研究開発体制を再編 ・シャープ<6753>車載カメラのシンガポール社を完全子会社化、意思決定を迅速化 ・ACSL<6232>日本郵便専用の物流ドローン開発、「レベル4」運用 ・日本電産<6594>ノルウェーに電池モジュール合弁設立 ・伊藤忠<8001>心不全検知AIの普及支援、開発会社と提携 ・花王<4452>衛生ソリューション事業に参入、室内空間の感染症リスク可視化 ・パナHD<6752>完全生分解性を達成、家電など向けセルロースファイバー成形材 ・東洋紡<3101>大同特殊鋼と電磁波吸収ペレット開発、ノイズ対策向け ・東ソー<4042>自家発燃料に低品位炭利用、価格高騰で検討 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・7-9月期GDP(前年比予想:+6.3%、4-6月期:+3.6%) ・時間未定 中・11月輸出(前年比予想:-4.2%、10月:-0.3%) ・時間未定 中・11月輸入(前年比予想:-7.1%、10月:-0.7%) 《ST》
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包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
3479 東証グロース
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貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
4042 東証プライム
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総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4452 東証プライム
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時価総額 3,057,236百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
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-47.5(-1.66%)
時価総額 3,361,852百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
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電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
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-4(-0.39%)
時価総額 656,586百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
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2,983
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+5.5(0.18%)
時価総額 18,623,161百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
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392.1
11/26 15:30
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時価総額 1,654,942百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
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時価総額 11,807,430百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8802 東証プライム
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