マーケット
11/21 15:15
38,026.17
-326.17
43,408.47
+18.87
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 10:02:30
15,130,140
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:マザーズ一時800pt割れ、人気銘柄下げ渋りでも拭えぬ懸念

2022/1/22 16:58 FISCO
*16:58JST 新興市場見通し:マザーズ一時800pt割れ、人気銘柄下げ渋りでも拭えぬ懸念 今週の新興市場では、引き続き日経平均とともにマザーズ指数、日経ジャスダック平均も下落した。マザーズ指数は4週連続の下落で、1月20日と21日の取引時間中には2020年5月以来の800pt割れとなる場面もあった。さすがに年初から大幅に下落しているだけに、値ごろ感から押し目買いが入る銘柄も見られたが、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感は一段と強まっている。名目金利から期待インフレ率を差し引いた米実質金利の上昇傾向が続き、ハイテク株を中心に株価を下押しした。なお、週間の騰落率は、日経平均が-2.1%であったのに対して、マザーズ指数は-3.8%、日経ジャスダック平均は-3.2%だった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で1.8%高、ビジョナル<4194>が同6.1%高となる一方、JTOWER<4485>が同7.2%安、そーせいグループ<4565>が同9.3%安となるなど、マザーズ時価総額上位は高安まちまち。メルカリは新市場区分「プライム」への変更申請を発表し、ビジョナルは外資系証券の投資判断引き上げが観測された。売買代金上位では好決算のEnjin<7370>が賑わう一方、業績上方修正のウェルスナビ<7342>は買いが続かず下落。FRONTEO<2158>などは買い優勢、エフ・コード<9211>などは売り優勢となった。また、週間のマザーズ上昇率トップはシック・HD<7365>、下落率トップはアスタリスク<6522>だった。ジャスダック主力では日本マクドナルドHD<2702>が同1.7%高、ワークマン<7564>が同3.3%高と堅調だったが、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同1.8%安、東映アニメーション<4816>は同9.6%安と軟調。売買代金上位はフェローテックHD<6890>など売りに押される銘柄が目立った。また、太洋物産<9941>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、アミタHD<2195>は大幅高で、アピリッツ<4174>が上昇率トップとなった。 来週の新興市場では、1月25~26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)という重要イベントを挟み、引き続き神経質な展開とならざるを得ないだろう。既に金融市場では更なるテーパリング(量的緩和の縮小)前倒しや3月FOMCでの0.5%利上げといったシナリオも取りざたされているため、イベント通過によるあく抜け感が意識される可能性はある。しかし、まだ金融引き締め局面の「入口」に過ぎないことは忘れるべきでない。マザーズでは人気銘柄の下落に目先一服感も漂うが、やはり信用買い残を一段と膨らませている点などは気掛かりだ。 来週は、1月25日にマクアケ<4479>、26日に沖縄セルラー電話<9436>、27日にドリコム<3793>、東映アニメ、弁護士ドットコム<6027>、28日に田中化学研究所<4080>、Jストリーム<4308>などが決算発表を予定している。株価が長期下落している弁護士コムやマクアケは成長再加速の兆しが見られるかが焦点となる。足元の調整がきつい東映アニメもIP(知的財産)への期待が再燃するか注目したい。 IPO関連では、2月上旬の上場案件がブックビルディング(BB)期間中だ。既に大型案件の中止が出てきているが、BBでの需要状況を見てもインターネット投資家らの申込みに鈍さが感じられる。新興株不振の影響は大きいとみておいた方が良いだろう。なお、今週はノーザ<4269>(2月22日、ジャスダック)など5社の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 24件
2158 東証グロース
608
11/21 15:30
±0(0%)
時価総額 23,929百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
2195 東証グロース
370
11/21 15:30
-2(-0.54%)
時価総額 6,496百万円
サステナブル経営への移行支援等を行うアミタを中核とする持株会社。資源循環ソリューション、環境認証審査サービス、海外事業等も。シアノプロジェクトの商品性強化図る。自然リスクの情報開示支援等は新規受注続く。 記:2024/10/06
6,250
11/21 15:30
-40(-0.64%)
時価総額 831,000百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
3793 東証グロース
720
11/21 15:30
+11(1.55%)
時価総額 21,103百万円
スマホ向けゲームアプリの企画・開発・運用等を行うゲーム事業が主力。ライトノベルレーベル「DREノベルス」などのコンテンツ事業も展開。新規自社配信タイトル「悪魔王子と操り人形」を24年6月にリリース。 記:2024/08/29
4080 東証スタンダード
664
11/21 15:30
+4(0.61%)
時価総額 21,602百万円
住友化学傘下の電池用材料メーカー。リチウムイオン電池用正極材の前駆体、ニッケル水素電池用正極材の製造・販売等を手掛ける。福井県福井市に本社。生産能力は年間約5万トン。既存顧客への拡販などに取り組む。 記:2024/10/21
4174 東証スタンダード
730
11/21 15:30
+8(1.11%)
時価総額 2,970百万円
ECサイトやWebシステムの企画・開発等を行うWebソリューション事業、オンラインゲームの受託開発・運営が柱。デジタル人材育成派遣事業も展開。オンラインゲーム事業では引き続き運営タイトルの効率化図る。 記:2024/06/07
4194 東証プライム
7,943
11/21 15:30
+69(0.88%)
時価総額 314,876百万円
会員制転職サイト「ビズリーチ」、採用管理や勤怠管理等の「ハーモス」を展開。国内最大級の求荷求車サービス「トラボックス」等も手掛ける。ビズリーチのスカウト可能会員数は258万人超。顧客基盤は順調に拡大。 記:2024/10/25
4308 東証グロース
354
11/21 15:30
-4(-1.12%)
時価総額 9,932百万円
動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」、ライブ中継サービスが主力。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。M&Aを通じて事業領域の強化、拡大を追求。 記:2024/06/03
4385 東証プライム
2,068
11/21 15:30
+23(1.12%)
時価総額 339,212百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4479 東証グロース
500
11/21 15:30
+5(1.01%)
時価総額 6,364百万円
応援購入型クラウドファンディングサイト「Makuake」を運営。製品プロデュース支援事業等も。会員数は275万人超。池田泉州HDの法人向けデジタルバンク事業に参画。1プロジェクト当たりの単価向上を図る。 記:2024/06/15
4485 東証グロース
3,595
11/21 15:30
+5(0.14%)
時価総額 92,474百万円
通信インフラシェアリング事業を展開。屋内インフラシェアリング、屋外タワーシェアリング、ローカル5Gサービス等を手掛ける。国内IBS事業などの拡大図る。米投資会社がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/11
4565 東証プライム
1,137
11/21 15:30
+17(1.52%)
時価総額 102,220百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4816 東証スタンダード
3,645
11/21 15:30
±0(0%)
時価総額 765,450百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
6027 東証グロース
2,639
11/21 15:30
+96(3.78%)
時価総額 59,628百万円
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」、税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」を運営。クラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」等も。クラウドサインでは大企業を中心に顧客獲得の強化を図る。 記:2024/08/05
1,984
11/21 15:30
+28(1.43%)
時価総額 191,089百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6522 東証グロース
465
11/21 15:30
-7(-1.48%)
時価総額 3,308百万円
飲料向けバーコードリーダーと自販機向け赤外線通信が主力。POS等のシステムインテグレーションも。「AsReader」ブランド。米国や中国など海外展開も。AsReader事業は堅調。スマホ搭載型発売へ。 記:2024/10/31
2,516
11/21 15:30
+48(1.94%)
時価総額 118,549百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
7342 東証グロース
1,050
11/21 15:30
±0(0%)
時価総額 62,284百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を手掛ける。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は40万人超。預かり資産は1兆2000億円超。24年2月に三菱UFJ銀行と資本業務提携。 記:2024/08/20
728
4/11 14:55
±0(0%)
時価総額 8,196百万円
決済サービス会社。家賃決済業務のアウトソーシングと住居者の緊急駆けつけサービス等を提供する。21.9期は駆けつけや決算代行のユーザー数が堅調に推移の一方、コールセンターや外部委託の費用が重しとなった。 記:2022/01/06
7370 東証グロース
733
11/21 14:13
+3(0.41%)
時価総額 5,327百万円
ダイレクトブランディングサービスなどのPRコンサルティングサービスが主力。メディアプラットフォームサービスも手掛ける。ダイレクトブランディングサービスは取引社数6000社超。AI活用で営業効率化図る。 記:2024/10/26
7564 東証スタンダード
3,800
11/21 15:30
-40(-1.04%)
時価総額 311,019百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
9211 東証グロース
1,389
11/21 15:30
+142(11.39%)
時価総額 16,822百万円
SaaS型Web接客ツール「CODE Marketing Cloud」が主力。チャットボット型Web接客ツール「sinclo」等も。顧客数は2000社超。各種プロフェッショナルサービスなどは受注順調。 記:2024/10/09
9436 東証スタンダード
4,280
11/21 15:30
-5(-0.12%)
時価総額 206,788百万円
沖縄県地盤の総合通信会社。KDDI傘下。auブランドなどのモバイルサービス、FTTHサービス、ライフデザインサービスを提供。モバイルサービスの総契約数は68万契約超。auでんきの契約件数は順調増。 記:2024/08/05
9941 東証スタンダード
877
11/21 9:29
±0(0%)
時価総額 1,696百万円
畜産物が主力の専門商社。牛肉や鶏肉、豚肉の食肉に加え、大豆等の穀物や加工食品、化学品、産業機械、自動車部品などを取り扱う。食肉関連では高収益商材の販売が順調。中期的に売上高総利益率4%以上目指す。 記:2024/10/20