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注目銘柄ダイジェスト(前場):ブイキューブ、わらべ日洋、東京個別など

2022/1/12 11:54 FISCO
*11:54JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ブイキューブ、わらべ日洋、東京個別など アネスト岩田<6381>:812円(-59円) 大幅続落。179万7000株の売出、26万8600株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。三菱UFJ銀行、常陽銀行が売出人となり、売出価格の決定期間は1月19日から25日まで。保有株主の売却意向、並びに、株主層の拡大や多様化を図るためとしている。68万2000株を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、株式売出に伴う目先の需給悪化を警戒する動きが優勢になっている。 東京個別<4745>:594円(-53円) 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は11.9億円の黒字で、前年同期比15.3億円の損益改善となっている。ただ、9-11月期は4.9億円で同横ばいの水準にとどまっており、収益拡大鈍化をネガティブ視する動きが優勢のようだ。据え置きの通期計画22億円、前期比3.6倍の達成には、12-2月期営業利益で前年同期比9%増益程度が必要となってくる。 キユーピー<2809>:2321円(-170円) 大幅続落。前日に第21年11月期の決算を発表している。営業利益は280億円で前期比1.2%減益、昨年末に増額修正した水準での着地となっている。一方、22年11月期は260億円で同7.0%減益としており、市場予想の290億円程度を下回るガイダンスに。主要原材料費上昇の影響に加えて、製品値上げによる需要の減少を織り込んでいるもよう。国内におけるマヨネーズ・ドレッシングの大幅な数量減を想定している。 わらべ日洋<2918>:1835円(-182円) 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は42.9億円で前年同期比45.6%の大幅増益となっているが、9-11月期は11億円で同36.9%減益となっている。業績の大幅上振れ期待は後退する展開になっているようだ。また、年間配当金は40円から50円に引き上げているが、一方で、株主優待制度の廃止を発表。これまでは100株以上の株主に対して1000円分のQUOカードを贈呈していた。 ブイキューブ<3681>:838円(-149円) 一時ストップ安。前日に業績予想の下方修正を発表、21年12月期営業利益は従来予想の24億円から14億円にまで減額。製薬業界における小規模イベント配信が第3 四半期以降に急減し、この傾向が第4 四半期も顕著に続いたようだ。エンタープライズDX事業における大型案件の翌期以降への納期ずれ、Zoom等の再販商品比率の増加なども響いたもよう。22年12月期計画も従来の35億円から20億円に引き下げている。 ポート<7047>:1203円(+36円) 大幅に反発。完全子会社のドアーズ(東京都港区)がコーナン商事<7516>と業務提携契約を締結すると発表している。リフォーム領域のサービス「外壁塗装の窓口」で連携する。連携により、ドアーズに問い合わせた顧客をコーナン商事へ送客することが可能になる。全国対応できる送客先との提携は、ヤマダホールディングス<9831>傘下のヤマダホームズ(群馬県高崎市)、カインズ(埼玉県本庄市)に続き3件目となる。 プロルート<8256>:143円(+10円) 大幅に3日ぶり反発。新たに「いつもの薬が処方箋無しで買える零売薬局事業」を開始すると発表している。零売薬局は、処方箋を持たない患者に対して許可されている非処方箋医薬品を販売できる業態。購入者は医療機関に行く手間や待ち時間を短縮できるメリットがあるとしている。事業開始は6月上旬の予定で、店舗設計や改修費用、薬剤関係備品調達費用、専用アプリ開発費用などで約0.50億円程度を投資する。 FRONTEO<2158>:2615円(+174円) 大幅に7日ぶり反発。会話型認知症診断支援AIプログラムの臨床試験で目標症例数を達成し、症例登録を完了したと発表している。同プログラムは独自の自然言語解析AIを利用し、医師と患者との間の5-10分程度の日常会話から認知機能障害をスクリーニングできるシステム。今後、集積された臨床データを解析して薬事承認申請などのプロセスを進める。FRONTEOは23年度の上市を目指すとしている。 《ST》
関連銘柄 10件
2158 東証グロース
604
11/25 15:30
+4(0.67%)
時価総額 23,772百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
2809 東証プライム
3,611
11/25 15:30
+15(0.42%)
時価総額 510,956百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
1,992
11/25 15:30
+10(0.5%)
時価総額 35,111百万円
わらべや日洋食品、わらべやデリカ等を傘下に収める持株会社。米飯、調理パンなど調理済食品の製造・販売等を行う。物流関連事業等も。セブンイレブン向け売上比率が高い。千葉工場、大宮工場は25年2月末に閉鎖予定。 記:2024/10/27
3681 東証プライム
231
11/25 15:30
+5(2.21%)
時価総額 6,085百万円
汎用Web会議システムの販売等を行うエンタープライズDX事業、セミナー配信プロダクトの提供等を行うイベントDX事業が柱。防音個室ブース「テレキューブ」等も。イベントDX事業は生成AI活用等で製品力を強化。 記:2024/10/05
4745 東証スタンダード
396
11/25 15:30
±0(0%)
時価総額 21,499百万円
首都圏中心に個別指導塾「東京個別指導学院」等を展開。科学教室や文章表現教室も。ベネッセグループ。完全オーダーメイドの個別指導が強み。生徒数は底打ち傾向。設備費用などが重し。中学受験にも注力へ。 記:2024/10/02
6381 東証プライム
1,478
11/25 15:30
-17(-1.14%)
時価総額 61,701百万円
空気圧縮機や真空機器、塗装・塗布機器の製造・販売等を行う。1926年創業。ハンドスプレーガンで国内トップシェア。小形圧縮機で国内2位。配当性向40%目安。米州、インドを中心とした海外収益の拡大図る。 記:2024/08/06
7047 東証グロース
1,730
11/25 15:30
-37(-2.09%)
時価総額 24,192百万円
就活情報サイト「キャリアパーク!」、就活生向け企業口コミサイト「就活会議」の運営を行う。ユーザーと電力事業者のマッチングサイト「エネチョイス」等も。人材領域では新卒支援市場におけるシェア拡大に注力。 記:2024/08/06
7516 東証プライム
3,600
11/25 15:30
-15(-0.41%)
時価総額 124,855百万円
大手ホームセンター運営会社。DIY中心の「ホームセンターコーナン」、「コーナンPRO」などを展開。関西地盤。グループ店舗数は600店舗超。PRO商材等の販売を強化。26.2期経常利益310億円目標。 記:2024/10/25
8256 東証スタンダード
1
1/5 15:00
±0(0%)
時価総額 46百万円
総合衣料卸会社。アパレルや雑貨、インテリア用品等の卸売に加え、ヘアケア商品や研究用試薬等の販売も。自社D2Cサイトでは販売チャネルを拡大。ミライロ薬局は会員顧客が順調増。24.3期1Qは損益改善。 記:2023/11/12
9831 東証プライム
461.8
11/25 15:30
-4.8(-1.03%)
時価総額 446,497百万円
家電量販店国内トップのヤマダデンキを中核とする持株会社。ヒノキヤグループなども傘下に持つ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで事業領域拡大。くらし体験・体感・完結型店舗を中心にエリア店舗開発を積極化。 記:2024/10/06