マーケット
9/6 15:15
36,391.47
-265.62
40,345.41
-410.34
暗号資産
FISCO BTC Index
9/8 8:59:19
7,724,071
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~メジャーSQ通過で「米CPI・FOMC睨み」

2021/12/10 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~メジャーSQ通過で「米CPI・FOMC睨み」 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、メジャーSQ通過で「米CPI・FOMC睨み」 ・ドル・円は底堅い、米株式先物の上昇で ・値下がり寄与トップはリクルートホールディングス<6098>、同2位がエムスリー<2413> ■日経平均は続落、メジャーSQ通過で「米CPI・FOMC睨み」 日経平均は続落。115.63円安の28609.84円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えている。 9日の米株式市場でNYダウは6セント安とほぼ横ばいで終了した。英国が行動規制の強化に踏み切るなど、世界的に新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」への懸念が根強く、売りが出た。その後、週間の失業保険申請件数が52年ぶり低水準を記録し、労働市場の強い回復を受けて上昇に転じたが、翌日の11月消費者物価指数(CPI)の発表を前にハイテク株が下落して相場の重しとなった。本日の東京市場ではこうした米ハイテク株安の流れを引き継いだほか、先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買もあり、日経平均は182円安からスタート。米CPI発表を前に利益確定売りに押される銘柄が多く、前場中ごろに一時28483.63円(241.84円安)まで下落したが、一段と売り込もうとする動きは限られ軟調もみ合いとなった。 なお、日経平均先物・オプション12月物のSQ値は概算で28523.30円となっている。個別では、リクルートHD<6098>が4%の下落。凸版印<7911>による同社株の売出し観測が報じられている。子会社による「GoToトラベル」補助金の不正受給の疑いを公表したH.I.S.<9603>は9%超の下落。その他売買代金上位ではレーザーテック<6920>が軟調で、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>は小安い。また、決算発表のグッドコムA<3475>やラクスル<4384>、それにH.I.S.などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、川崎船<9107>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>などが堅調で、前日売られた日立<6501>は2%超の上昇。凸版印は投資有価証券売却益の計上を発表して買われ、業績上方修正のアクセル<6730>や印企業への追加出資を発表したGunosy<6047>が東証1部上昇率上位に顔を出している。 セクターでは、サービス業、精密機器、空運業などが下落率上位。一方、鉱業、金属製品、その他製品などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の64%、対して値上がり銘柄は31%となっている。 メジャーSQを通過した本日の日経平均は軟調な展開となっている。日足チャートを見ると、25日移動平均線や75日移動平均線の位置する29000円を前に失速する一方、5日移動平均線の位置する28500円近辺では底堅さを見せている。売買代金上位ではリクルートHDやH.I.S.が個別要因で売られているほかは、高安まちまちといった 印象。業種別騰落率も方向感を見出しづらいが、新型コロナ「オミクロン型」への懸念後退とともに買われていた空運株の失速を見ると、英国の規制強化がやや警戒されている面はありそうだ。ここまでの東証1部売買代金は1兆5000億円あまり。前日は1日を通じ2兆3166億円(8日は3兆633億円)と急失速したが、本日もメジャーSQだったことを考慮すればかなり低調な印象を受ける。 新興市場でもマザーズ指数が-1.15%と続落。売買代金トップのサイエンスアーツ<4412>が大幅に7日続伸しているのには舌を巻かざるを得ないが、時価総額トップのメルカリ<4385>などは上値の重さが鮮明になってきた。米CPI発表など来週にかけて重要イベントが相次ぐうえ、前日指摘したとおり足元でブックビルディング(需要申告)の期限を迎える12月後半のIPO(新規株式公開)が多いため、換金売りが出やすいところではあるだろう。マザーズ指数は値ごろ感も意識される水準だが、本格的な持ち直しには時間を要するとみておきたい。なお、本日マザーズ市場に新規上場したフレクト<4414>は前引け時点でなお買い気配が続いている。 さて、メジャーSQと前後して株価指数先物等の買い戻しに一服感が漂っていたが、ここまでのところ大きく売り込まれるような流れにはなっておらず、日経平均がSQ値をひとまず上回っていることも安心材料とみる向きがあるだろう。もっとも低調な売買代金を見ると、積極的に買い持ち高を積み上げようとする動きも限られるものと考えられる。 前日の米市場では新型コロナ「オミクロン型」への警戒感から、期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)が2.47%(-0.05pt)に低下し、これにつれて10年物国債利回りも1.50%(-0.02pt)に低下した。ただ、短期の金利は上昇。株式市場ではハイテク株が反落し、「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)は21.58(+1.68)と、再び節目の20に乗せている。 これらの動きを見ると、やはり11月CPIでインフレ圧力の高まりが確認されるとともに、来週14~15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融正常化の加速が示されるとの警戒感が根強いように感じられる。失業保険申請の減少は明るい材料だが、8日に発表された10月の雇用動態調査(JOLTS)で企業の求人は旺盛であることが確認され、労働力不足による雇用ひっ迫がインフレ圧力につながるとの見方がある。パウエル連邦準備理事会(FRB)は直近の議会証言でインフレリスクが高まっているなどと述べ、量的緩和の縮小(テーパリング)と利上げを前倒しする可能性を示唆したことから、金融引き締めへの警戒感も拭いづらい。 海外市場を見渡しても香港ハンセン指数や時間外取引のNYダウ先物がやや軟調に推移している。後場の日経平均は重要イベントを前に様子見ムードが広がり、戻りの鈍い展開になりそうだ。 ■ドル・円は底堅い、米株式先物の上昇で 10日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、113円前半で小幅に値を上げた。日経平均株価などアジアの主要指数が軟調となり、やや円買い基調に振れた。ただ、時間外取引の米株式先物はプラスを維持しており、今晩の株高期待が円買いを弱めている。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円33銭から113円52銭、ユーロ・円は127円93銭から128円22銭、ユーロ・ドルは1.1287ドルから1.1298ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・リアルワールド<3691>、オーミケンシエスティック<6161>の、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはリクルートホールディングス<6098>、同2位がエムスリー<2413> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月国内企業物価指数:前年比+9.0%(予想:+8.5%、10月:+8.3%←+8.0%) 【要人発言】 ・欧州中央銀行(ECB)関係筋 「ECBはPEPP再投資の調整検討」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・10月鉱工業生産(前月比予想:+0.1%、9月:-0.4%) ・16:00 英・10月貿易収支(予想:-144.00億ポンド、9月:-147.36億ポンド) ・16:00 独・11月消費者物価指数改定値(前年比予想:+5.2%、速報値:+5.2%) 《CS》
関連銘柄 22件
2413 東証プライム
1,412
9/6 15:00
+87(6.57%)
時価総額 958,652百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
3475 東証プライム
833
9/6 15:00
±0(0%)
時価総額 25,385百万円
東京23区を中心に投資用新築マンションを開発・販売。神奈川、埼玉、千葉に事業地域を拡大中。24.10期1Qは投資用マンションの販売が順調。賃料収入も増えて増収・大幅営業増益に。通期最高業績・増配を見込む。 記:2024/04/16
3691 東証グロース
579
9/6 14:38
-6(-1.03%)
時価総額 2,137百万円
ギフト発行サービスのデジタルギフト、デジタルウォレットを手掛けるフィンテック事業が柱。デジタルマーケティング支援、メディア運営等も行う。フィンテック事業では給与前払いサービス「即払い」などに注力。 記:2024/07/05
4384 東証プライム
1,177
9/6 15:00
-11(-0.93%)
時価総額 68,664百万円
印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、テレビCM・動画広告のプラットフォーム「ノバセル」の運営等を行う。ラクスルの累計登録ユーザー数は252万人超。27.7期売上総利益300億円を目指す。 記:2024/05/10
4385 東証プライム
2,374
9/6 15:00
-64.5(-2.65%)
時価総額 381,908百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4412 東証グロース
565
9/6 15:00
-1(-0.18%)
時価総額 3,792百万円
デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を手掛ける。利用企業は900社超。24年4月から楽天モバイルが同製品の取り扱いを開始。広告強化で認知度向上図る。 記:2024/06/07
4414 東証グロース
2,211
9/6 15:00
-29(-1.29%)
時価総額 13,365百万円
DX支援等を行うクラウドインテグレーションサービスが主力。ドライバー働き方改革クラウド「Cariot」等も。コマツなど大手企業向け売上比率が高い。クラウドパートナーの開拓による商談チャネルの拡大図る。 記:2024/08/01
6047 東証プライム
875
9/6 15:00
-21(-2.34%)
時価総額 21,208百万円
情報キュレーションサービス「グノシー」、KDDIとの協業アプリ「ニュースパス」等の運営を行う。業務支援特化・生成AIサービス「ウデキキ」等も。ゲームエイト事業では国内メディアソリューション事業が好調。 記:2024/05/17
8,299
9/6 15:00
-126(-1.5%)
時価総額 14,074,772百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6161 東証スタンダード
840
9/6 14:59
-2(-0.24%)
時価総額 9,885百万円
電動工具や産業用ロボット、自動組立ラインの製造・販売を行う。ハンドナットランナが主力。コードレスタイプのハンドナットランナは需要拡大。非自動車産業向け販売の拡大に注力。27.3期売上高90億円目標。 記:2024/06/28
6501 東証プライム
3,272
9/6 15:00
-121(-3.57%)
時価総額 15,170,854百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6730 東証スタンダード
1,264
9/6 15:00
-3(-0.24%)
時価総額 14,172百万円
ファブレス半導体メーカー。遊技機器向けグラフィックスLSIで国内トップシェア。AI、ブロックチェーン等を活用した新規事業も展開。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIは47万個の販売見込む。 記:2024/06/11
6758 東証プライム
13,195
9/6 15:00
-345(-2.55%)
時価総額 16,639,977百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
63,900
9/6 15:00
-2,390(-3.61%)
時価総額 15,540,991百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
23,315
9/6 15:00
-420(-1.77%)
時価総額 2,198,278百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,582.5
9/6 15:00
-33.5(-1.28%)
時価総額 42,133,454百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7911 東証プライム
4,174
9/6 15:00
+10(0.24%)
時価総額 1,459,673百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
7974 東証プライム
7,763
9/6 15:00
+32(0.41%)
時価総額 10,081,730百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,000
9/6 15:00
-425(-1.9%)
時価総額 10,375,926百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9107 東証プライム
2,010.5
9/6 15:00
-7.5(-0.37%)
時価総額 1,436,961百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9603 東証プライム
1,862
9/6 15:00
+6(0.32%)
時価総額 148,701百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
9984 東証プライム
7,708
9/6 15:00
-138(-1.76%)
時価総額 13,280,529百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17