マーケット
9/18 15:15
36,380.17
+176.95
41,606.18
+509.41
暗号資産
FISCO BTC Index
9/19 10:17:44
8,895,733
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、CPI待ちといったところ~

2021/12/10 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、CPI待ちといったところ~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国同様、CPI待ちといったところ ■積水ハウス、3Q営業利益 24.8%増 1682億円 ■前場の注目材料:岩谷産業、北米でグリーン水素製造に参入、中国でも検討 ■米国同様、CPI待ちといったところ 10日の日本株市場は、こう着の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場ではNYダウが0.06ドル安、ナスダックは269ポイントの下落だった。新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の感染拡大を受けて英国政府は規制強化に踏み切るなど、世界での感染拡大が懸念された。週次失業保険申請件数が52年ぶり低水準を記録し労働市場の強い回復を受けて強含む場面も見られたものの、翌日に消費者信物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、ハイテク株などの重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の28570円。円相場は1ドル113円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。海外株安の影響からSQ値は低めに決まると考えられ、寄り付き後はSQ値が支持線として意識される可能性はありそうだ。もっとも、昨日の東証1部の売買高は10営業日ぶりに10億株を下回っていた。SQ通過後は薄商いのなか、米国同様、CPI待ちといったところであり、先物主導による短期的な動きにとどまりそうである。 また、中国恒大は6日に猶予期間を終了したドル建て債の利払い不履行によって、フィッチ・レーティングスが長期発行体デフォルト格付けを「一部債務不履行(RD)」に引き下げている。そのため中国の不動産リスクへの警戒感も高まりやすく、より積極的な売買は手控えられやすいだろう。 一方で国内においてはコロナ感染を抑え込めているほか、経済対策への期待感から売り込む流れにはなりづらい面はある。外部環境の影響から仕掛け的な動きによって振らされる局面においては、その後のリバウンドを狙ったトレードになりそうだ。また、来週からIPOラッシュとなることから、IPO銘柄での日替わり物色となろうが、好調なIPOが続くようだと、利食いの換金資金が還流することにもつながるため、直近IPOなどへの注目も高まる可能性はありそうだ。 ■積水ハウス、3Q営業利益 24.8%増 1682億円 積水ハウス<1928>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比4.3%増の1兆8448.12億円、営業利益は同24.8%増の1682.25億円だった。コンセンサス(1500億円程度)を上回る。米国では過去最低水準の住宅ローン金利の追い風もあり、コミュニティ開発事業及びWoodside Homes社の住宅販売事業が好調に推移。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・岩谷産業<8088>北米でグリーン水素製造に参入、中国でも検討 ・川崎重<7012>3万kWガスタービンで水素100%発電実証、独社と協議 ・西武HD<9024>資産売却加速、所有と分離、ホテル運営で新会社 ・伊藤忠<8001>不二製油グループ本社と油脂事業で米に新会社 ・飯田GHD<3291>ロシア木材社を買収、600億円 ・日野自<7205>エンジン部品の品番削減、トラック電動化に備え ・GSユアサ<6674>鉛蓄電池の価格値上げ、来年2月から ・グローリー<6457>新潟で顔認証決済、駅周辺店舗が参加 ・日立造船<7004>独SBE買収、ゴミ焼却発電で提案力 ・日本製紙<3863>CNF蓄電体で協業拡大、実用化へ試作品開発 ・三菱ケミHD<4188>アクリル樹脂を大規模再生、米社の熱分解技術活用 ・大阪ソーダ<4046>山形大と半固体電池を開発、液漏れ・発火リスク低減 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月国内企業物価指数(前年比予想:+8.5%、10月:+8.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
1928 東証プライム
3,810
9/18 15:00
+2(0.05%)
時価総額 2,608,642百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、分譲マンション開発事業等を手掛ける。戸建住宅は中高級商品、高価格商品の拡販に注力。中計では26.1期売上高3兆6760億円目標。 記:2024/05/06
2,239
9/18 15:00
+11.5(0.52%)
時価総額 645,681百万円
一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの経営統合で2013年に誕生。分譲戸建住宅市場で国内トップシェア。コア事業の競争力強化、事業ポートフォリオの拡大などに取り組む。 記:2024/06/25
3863 東証プライム
899
9/18 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 104,513百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
4046 東証プライム
9,020
9/18 15:00
+20(0.22%)
時価総額 241,123百万円
基礎化学品、機能化学品を手掛ける化学メーカー。1915年創業。アリルエーテル、ダップ樹脂等で世界トップシェア。医薬品原薬・中間体等も。全固体電池用超高イオン伝導性ポリマーなどの開発加速に取り組む。 記:2024/06/25
4188 東証プライム
902.7
9/18 15:00
+0.4(0.04%)
時価総額 1,359,726百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
6457 東証プライム
2,564
9/18 15:00
+2(0.08%)
時価総額 163,168百万円
通貨処理機メーカー。1918年創業。兵庫県姫路市に本社。オープン出納システム、つり銭機でトップシェア。電子決済・ASPサービス等も。DOE3%以上目安。25.3期は金融市場、リテール市場で増収増益見込む。 記:2024/06/29
2,930
9/18 15:00
+49(1.7%)
時価総額 280,750百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
7004 東証プライム
956
9/18 15:00
+3(0.31%)
時価総額 162,726百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7012 東証プライム
4,995
9/18 15:00
+62(1.26%)
時価総額 838,770百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7205 東証プライム
425
9/18 15:00
+16.1(3.94%)
時価総額 244,197百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
8001 東証プライム
7,333
9/18 15:00
+23(0.31%)
時価総額 11,621,998百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8088 東証プライム
8,015
9/18 15:00
+163(2.08%)
時価総額 469,374百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11
9024 東証プライム
3,490
9/18 15:00
-349(-9.09%)
時価総額 1,128,886百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04