マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 17:12:57
9,723,269
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~米株高好感も決算を手掛かりとした日替わり物色に~

2021/10/26 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~米株高好感も決算を手掛かりとした日替わり物色に~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米株高好感も決算を手掛かりとした日替わり物色に ■積水化、2Q上方修正 営業利益355億円←317億円 ■前場の注目材料:冶金工、「都市鉱山」由来ニッケル増産 100%代替目指す ■米株高好感も決算を手掛かりとした日替わり物色に 26日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。25日の米国市場はNYダウが64ドル高だった。主要ハイテク企業の決算期待から買い先行で始まった。その後、歳出案を巡り、規模が大き過ぎるとして今まで反対姿勢を示していた民主党の穏健派マンチン上院議員が今週中の合意の可能性に言及したため期待感から終日堅調に推移した。 テスラはモルガンスタンレーの目標株価引き上げを受けて大幅上昇し時価総額1兆ドルを突破。取引終了後に決算を発表したフェイスブックは、収入や月間アクティブユーザー数、第4四半期見通しも予想を下回ったが、自社株買い拡大計画が好感され時間外で上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の28810円。円相場は1ドル113円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。昨日は日経平均型の売りが朝方から集中し一時28500円を下回る場面が見られたものの、75日線が支持線として機能する格好から、その後は下げ渋る展開だった。本日は同線を支持線に上値抵抗線として意識されている25日線水準での攻防が見込まれる。 米国では決算に対する期待感が高まっており、買い意欲の強さが窺える。また、歳出案が成立するようだと、1兆ドル規模のインフラ投資計画も進むといった楽観ムードも広がろう。VIX指数はボトム圏での推移を続けており、リスクオンムードは継続。米国との連動性は薄れているものの、東京市場においても底堅さは意識されやすいと見ておきたい。また、昨日は衆院選の前哨戦となる参議院補欠選挙の結果が売りに繋がったと見られているが、31日の衆院選に向けてポジションを大きく傾ける動きは考えづらく、昨日の下落に対するリバランスも意識させそうだ。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすいほか、強い値動きを見せている中小型株などに短期資金が集中する格好だろう。その他、政策に関連したテーマ株への物色も意識されそうだ。 ■積水化、2Q上方修正 営業利益355億円←317億円 積水化<4204>は第2四半期業績予想の修正を発表。営業利益は317億円から355億円に上方修正した。原材料、部材価格の高騰は想定以上であったものの、高機能プラスチックスカンパニーの戦略3分野を中心とした高機能品拡販、全セグメントにおける売値改善、コスト削減等により、前回発表予想を上回る見込み。一方で親会社株主に帰属する四半期純利益は、減損損失の計上により前回発表予想を下回る見込み。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35741.15、+64.13) ・ナスダック総合指数は上昇(15226.71、+136.51) ・シカゴ日経先物は上昇(28810、大阪比+190) ・1ドル113円70-80銭 ・SOX指数は上昇(3392.39、+22.11) ・VIX指数は低下(15.24、-0.19) ・米長期金利は低下 ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・冶金工<5480>「都市鉱山」由来ニッケル増産 100%代替目指す ・パナソニック<6752>テスラ向け新型電池の開発にめど ・中外製薬<4519>バイオ医薬品、原薬製造棟建設 ・東洋紡<3101>宇都宮に新工場、MLCC用離型フィルム増産、正式発表 ・IHI<7013>重工2社、海外でエネ貯蔵・制御攻勢、蓄電池を活用 ・山善<8051>PPAモデル事業参入、大ガス子会社と提携 ・NEC<6701>光海底ケーブルを欧米間に建設、フェイスブック向け ・CTC<4739>東京工科大と分散処理で共同研究 ・ダイセル<4202>名大発企業、細胞の再活性化物質測定、尿検査キット開発 ・大王製紙<3880>バス車両にCNF成形体、軽量化を実現 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
3101 東証プライム
1,106
4/26 15:00
+6(0.55%)
時価総額 98,488百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3880 東証プライム
1,122
4/26 15:00
+4.5(0.4%)
時価総額 189,633百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4202 東証プライム
1,447.5
4/26 15:00
+23.5(1.65%)
時価総額 438,510百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4204 東証プライム
2,228
4/26 15:00
+3.5(0.16%)
時価総額 1,032,694百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
4519 東証プライム
4,852
4/26 15:00
-8(-0.16%)
時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4,315
11/30 15:00
±0(0%)
時価総額 1,035,600百万円
伊藤忠傘下のシステムインテグレータ大手。マルチベンダー対応に強み。今年8月に親会社が完全子会社化に向けたTOBを発表。TOB価格は1株4325円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2023/09/14
5480 東証プライム
4,585
4/26 15:00
+35(0.77%)
時価総額 71,054百万円
ステンレス鋼で国内トップ。精錬から製造・加工までを一貫で行う。高機能材の拡販図る。高機能材は環境・エネルギー関連分野の需要が足踏み。販売数量の減少等が重しとなり、24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/04/07
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(1.81%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,338
4/26 15:00
+13(0.98%)
時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7013 東証プライム
3,564
4/26 15:00
+25(0.71%)
時価総額 551,280百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
8051 東証プライム
1,385
4/26 15:00
+29(2.14%)
時価総額 131,997百万円
工作機械や工具を取り扱う専門商社。工作機械や産業機器、機械工具、住設機器、家庭機器などを手掛ける。国内生産財事業は工作機械が足踏み。24.3期3Q累計は住建事業が増収。太陽光発電、蓄電池等が販売増。 記:2024/04/13