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前場に注目すべき3つのポイント~米国の景気敏感株物色や足元の円安基調なども支援材料に~

2021/5/28 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国の景気敏感株物色や足元の円安基調なども支援材料に~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国の景気敏感株物色や足元の円安基調なども支援材料に ■アインHD、21/4上方修正 営業利益109.0億円←92.0億円 ■前場の注目材料:パナソニック、30年にCO2ゼロ、拠点、再生エネ加速 ■米国の景気敏感株物色や足元の円安基調なども支援材料に 28日の日本株市場は買い優勢の相場展開になりそうだ。27日の米国市場ではNYダウは141ドル高だった。週次新規失業保険申請件数はパンデミックが始まって以来の最低水準に改善し、労働市場の改善が加速しているとの見方から景気敏感株を中心に買われた。一方、長期金利が上昇したことはナスダックの重石に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円高の28850円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなろう。これにより日経平均は上値抵抗として意識されていた25日線を上放れてくる可能性が高く、29000円を意識したトレンド形成に向かいやすいだろう。また、需給面での重荷となっていたMSCIのリバランスが通過したこともあり、よりインパクトが出やすいところである。米国では景気敏感株中心に買われる一方でハイテク株などは長期金利の上昇から上値を抑えられているものの、シカゴ先物にサヤ寄せする形からのギャップスタートとなることから、指数インパクトの大きい値がさ株の影響は大きい。 また、円相場は1ドル109円80銭台で推移していることもあり、足元の円安基調なども支援材料になりやすい。一方で緊急事態宣言が6月20日まで延長されることになるため、経済活動の正常化が遅れるとの見方も高まりやすくなる。米国では正常化が進んでいるといった動きからは温度差が大きく、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。延長発表後のアルゴ発動によるショートの動きなどにも注意する必要があると考えられる。とはいえ、ワクチンの大規模接種によってワクチン接種の動きは加速していくなか、押し目買い意欲は強そうだ。 物色の流れとしては買い一巡後は景気敏感株などにシフトしやすいと思われるが、成長が見込まれるハイテク株への押し目拾いも意識。また、ナスダックの上値の重さが影響してマザーズ指数自体は25日線での攻防が意識されやすいだろうが、足元で強いトレンドが継続している銘柄などへは順張り投資での買いが続く可能性は高そうだ。 ■アインHD、21/4上方修正 営業利益109.0億円←92.0億円 アインHD<9627>は2021年4月期の業績予想の修正を発表。営業利益は92.0億円から109.0億円に上方修正した。コンセンサス(103億円程度)を上回る。主要事業であるファーマシー事業において、店舗運営の効率化等により売上総利益が確保できたほか、業務改革の成果として販管費が計画を下回った。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34464.64、+141.59) ・シカゴ日経225先物は上昇(28850、大阪比+320) ・1ドル109円80-90銭 ・SOX指数は上昇(3159.27、+18.29) ・VIX指数は低下(16.74、-0.62) ・米原油先物は上昇(66.85、+0.64) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・パナソニック<6752>30年にCO2ゼロ、拠点、再生エネ加速 ・IHI<7013>小型原子炉に参画、米社に21億円出資 ・サンデンHD<6444>214億円調達、ハイセンスへの新株発行承認 ・中央発條<5992>25年度に売上高1000億円、付加価値品で顧客拡大 ・日産自<7201>栃木で産ロボ活用、工場自動化を推進 ・タチエス<7239>新中計、25年3月期に営業益100億円、ROE8%必達 ・ヤマハ発<7272>新ブランド立ち上げ、新モビリティー製品・技術投入 ・日産自<7201>EVバッテリー工場建設で英政府と協議 ・三菱電機<6503>トルコで空調機増産 ・王子HD<3861>製紙各社、海外で植林拡大、温室効果ガスゼロへ30万ha ・三井化学<4183>メガネレンズ材増強、コストコ採用、需要拡大に対応 ・中外製薬<4519>アラグリオ顆粒剤の販売終了 ・アステラス薬<4503>新中計、時価総額25年度7兆円、抗がん剤など伸ばす ・DIC<4631>食品包装フィルム再資源化、製パン大手と協業 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 5月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-0.2%、4月:-0.2%) ・08:30 4月有効求人倍率(予想:1.10倍、3月:1.10倍) ・08:30 4月失業率(予想:2.7%、3月:2.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
3861 東証プライム
615.5
5/10 15:00
-3.6(-0.58%)
時価総額 624,352百万円
製紙メーカー最大手の一角。段ボールや包装材 家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材、特殊紙やフィルム等の機能材、新聞紙、情報用紙を提供する。今期3Q累計の国内は価格改定が寄与も、海外のパルプ市況が影響した。 記:2024/02/10
4183 東証プライム
4,508
5/10 15:00
±0(0%)
時価総額 923,076百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4503 東証プライム
1,527.5
5/10 15:00
-13.5(-0.88%)
時価総額 2,804,264百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4519 東証プライム
4,946
5/10 15:00
+22(0.45%)
時価総額 8,304,621百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4631 東証プライム
2,983
5/10 15:00
+12(0.4%)
時価総額 283,853百万円
印刷インキで世界トップ。有機顔料や合成樹脂、液晶材料も。23.12期通期はパッケージング&グラフィック部門が増益。中国におけるパッケージ用、出版用インキの出荷増などが寄与。24.12期は最終黒字転換計画。 記:2024/04/07
5992 東証スタンダード
1,045
5/10 15:00
-3(-0.29%)
時価総額 26,691百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。シャシばねや精密ばね、コントロールケーブル等を手掛ける。ばね製品に強み。シャシばねは増収。新製品スタビライザー「SDM」の量産開始等で収益性向上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/10
6444 東証スタンダード
167
5/10 15:00
±0(0%)
時価総額 18,653百万円
自動車機器メーカー。カーエアコン用コンプレッサに強み。中国ハイセンス系傘下。高耐久仕様コンプレッサーの生産を開始。自動車生産台数の改善等により、23.12期通期は増収。24.12期は小幅増収見通し。 記:2024/04/14
6503 東証プライム
2,783
5/10 15:00
+17(0.61%)
時価総額 5,975,663百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
1,322
5/10 15:00
-64.5(-4.65%)
時価総額 3,244,263百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7013 東証プライム
3,966
5/10 15:00
-153(-3.71%)
時価総額 613,461百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
551.9
5/10 15:00
-24.6(-4.27%)
時価総額 2,329,413百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7239 東証プライム
1,980
5/10 15:00
+3(0.15%)
時価総額 69,781百万円
大手自動車用シートメーカー。軽自動車から高級車、トラックのシート等を開発、製造。自動車メーカーに合わせて独自に開発。日本や中南米は黒字転換。北米は損益改善。24.3期3Q累計は2桁増収、黒字転換。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,438
5/10 15:00
+17.5(1.23%)
時価総額 1,510,838百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
9627 東証プライム
5,992
5/10 15:00
-33(-0.55%)
時価総額 212,285百万円
国内最大の調剤薬局チェーン。都心部で女性向けドラッグストアも。セブン&アイHDと提携。24.4期上期はコロナ影響緩和で処方箋枚数が回復。ドラッグも訪日客増や人流回復を追い風に好調続く。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07