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前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト~

2021/3/24 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト ■久光薬、21/2下方修正 営業利益106億円←129億円 ■前場の注目材料:船井電機、秀和システム、240億円で船井電機買収 ■物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフト 24日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場はNYダウが308ドル安だった。欧州で新型コロナウイルスが収束せずドイツがロックダウンを延長するなど、世界経済の回復に不透明感が広がった。長期金利の低下にもかかわらず四半期末にかけたリバランスなども影響しハイテク株も下落。引けにかけて、原油価格の下落、北朝鮮が短距離ミサイルを先週末に発射したとの報道を受けた地政学的リスク上昇への警戒感も強まり、下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の28680円。円相場は1ドル108円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行の展開から始まることになろう。ドイツのロックダウン延長に原油価格の下落、北朝鮮の地政学リスクが重なった格好であり、朝方はインデックスに絡んだ売りが集中しやすい。また、長期金利は低下しているものの、ハイテク株への反応がみられなかったこともあり、より方向感を掴みづらくさせそうである。ただし、外部要因の影響は早い段階で織り込まれると考えられ、基本的には年度末接近によって大きくポジションを傾けてくる流れにはなりづらいところである。大きく調整する場面においては、短期的なカバーを想定した押し目狙いのスタンスといったところ。 また、先週末から日経平均型からTOPIX型へのリバランスの流れが強まってきているが、目先的にはこの流れが一段と強まるかを見極めるところであろう。日銀のETF買い入れ対象の変更がきっかけとはなったものの、足元では過剰に反応している面もあるため、NTショートの巻き戻しも徐々に意識されてくる可能性はあるとみておきたい。とはいえ、長期金利の低下にハイテク株の反応がみられなかったこともあり、積極的な上値追いの流れは期待しづらいところである。 そのため、物色の流れとしては個人主体の材料株などにシフトしやすく、北朝鮮のミサイル発射報道を受けた防衛関連など、テーマ株などへは短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすそうである。 ■久光薬、21/2下方修正 営業利益106億円←129億円 久光薬<4530>は2021年2月期業績予想の修正を発表。売上高は1270億円から1150億円、営業利益を129億円から106億円に下方修正している。20年7月に公表した業績予想においては、新型コロナ拡大が今期末にかけて緩やかに収束する前提で見通していた。しかし、第4四半期には緊急事態宣言の影響を受け、計画値を下回る見込みとなった。また、想定以上の売上高減少に伴い、結果として売上原価率が上昇した。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・船井電機<6839>秀和システム、240億円で船井電機買収 ・大日印<7912>仮想空間で顧客開拓、企業向け支援 ・住友商事<8053>物流倉庫に最適な人員配置、6月めどツール実用化 ・日産自<7201>EVの使用済み電池回収を本格化 ・日本精工<6471>電動車駆動モーター用玉軸受、高速回転で小型化 ・トヨタ<7203>足踏み式消毒スタンド好調、「カイゼン」で磨き ・スズキ<7269>印で乗用車値上げ、原価高響く ・不二家<2211>チョコ工場にロボ導入、個包装向けフィルム運搬 ・エスペック<6859>ワクチンの小口保管庫、超低温域に対応 ・日立建機<6305>商品戦略部を新設、市場別の開発迅速に ・日本ガイシ<5333>日揮グローバルとモンゴルで太陽光発電設備受注、NAS電池活用 ・任天堂<7974>米社とアプリで提携、スマホ向け開発 ・荒川化学<4968>5カ年中計、売上高25年度900億円、ロジン誘導体伸ばす ・神戸製鋼所<5406>溶接材料を10%超値上げ、5月納入分 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀政金融政策決定会合議事要旨(1月20-21日分) <海外> ・06:45 NZ・2月貿易収支(予想:+1.81億NZドル、1月:-6.26億NZドル) 《ST》
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時価総額 69,310百万円
山崎製パン傘下の老舗菓子メーカー。1910年創業。製菓事業が主力。洋菓子事業等も。カントリーマアムなどロングセラー商品多数。「ペコちゃん」が人気キャラクター。不二家洋菓子店の営業店舗数は900店舗超。 記:2024/10/11
4530 東証プライム
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経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」等の医療用医薬品、消炎鎮痛剤「サロンパス」等の一般用医薬品を手掛ける。1847年創業。鎮痛消炎貼付剤に強み。重点地域へのリソース集中などサロンパスの海外展開に注力。 記:2024/08/19
4968 東証プライム
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1876年創業の中間素材メーカー。ロジン(松やに)が主原料。粘着・接着剤用樹脂、紙力増強剤、光硬化型樹脂、機能部品洗浄剤などを手掛ける。機能性コーティング事業に経営資源投入。事業ポートフォリオ改革図る。 記:2024/08/26
5333 東証プライム
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6305 東証プライム
3,374
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-9(-0.27%)
時価総額 725,798百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6471 東証プライム
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独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
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液晶テレビ・DVDプレイヤーが主力のデジタル家電メーカー。低価格品が主体。主要顧客はウォルマート。出版会社秀和システムのTOBにより株式非上場化が決定。メキシコ向け液晶テレビ好調もあり、1Qは増収確保。 記:2021/08/03
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2,617
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環境試験器、エナジーデバイス装置、半導体関連装置の装置事業が主力。環境試験器で世界トップシェア。アフターサービス・エンジニアリング、受託試験・レンタル等も。国内における生産能力の増強などに取り組む。 記:2024/10/10
7201 東証プライム
373.9
11/28 15:30
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時価総額 1,578,125百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
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時価総額 41,177,531百万円
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7269 東証プライム
1,590
11/28 15:30
+10(0.63%)
時価総額 3,123,692百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
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2,303.5
11/28 15:30
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時価総額 1,277,247百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
7974 東証プライム
8,785
11/28 15:30
+258(3.03%)
時価総額 11,408,992百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8053 東証プライム
3,221
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+43(1.35%)
時価総額 3,900,950百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09