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新興市場見通し:IPOラッシュ好発進、来週もウェルスナビやヤプリなど12社

2020/12/19 15:24 FISCO
*15:24JST 新興市場見通し:IPOラッシュ好発進、来週もウェルスナビやヤプリなど12社 今週の新興市場では、日経平均が27000円手前でこう着感を強めつつあるなか、マザーズ指数も1100pt台後半でもみ合う展開が続いた。新型コロナウイルスの感染拡大、米金融緩和の長期化観測などを受けて「ウィズコロナ」グロース(成長)株に買いが入り、マザーズの主力IT株も比較的堅調な値動きだった。ただ、ソフトバンクグループ<9984>や任天堂<7974>といった大型株の人気が根強いうえ、12月のIPOラッシュがスタートし、マザーズ指数に直接的な影響のない新規上場銘柄に物色の矛先が向いた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.4%であったのに対して、マザーズ指数は+0.0%、日経ジャスダック平均は+0.5%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で3.0%高、フリー<4478>が同7.9%高と堅調で、ネットショップ作成支援のBASE<4477>は同14.2%高と大きくリバウンドした。売買代金上位では、決算が好感されたカラダノート<4014>やクラウドID管理サービスのHENNGE<4475>、一部証券会社が投資判断を引き上げたニューラルポケット<4056>が大幅高。また、業績上方修正のプレミアアンチエイジング<4934>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、JMDC<4483>は同2.8%安、弁護士ドットコム<6027>は同4.6%安と軟調で、シャノン<3976>やサンバイオ<4592>が下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では出前館<2484>が同9.1%高と大きく上昇したが、その他は高安まちまち。売買代金上位ではフェローテックHD<6890>などが堅調で、テクノ・セブン<6852>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、不二精機<6400>は短期的な過熱感から売りが広がり、放電精密加工研究所<6469>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは一挙12社が新規上場し、新興家電メーカーのバルミューダ<6612>、顧客分析ソフトのプレイド<4165>など全般に好調な滑り出しとなった。 来週の新興市場では、IPOラッシュが続くとともに新規上場銘柄が賑わいを見せそうだ。今週上場したバルミューダなどは初値後の値動きも良好。短期的にはIPO銘柄内での回転売買が中心となりそうだし、既存の上場銘柄に還流している資金も必ずしも新興株に集中しているわけではないようで、マザーズ指数は現行水準でのもみ合いが続くとみておきたい。ただ、需給懸念や割高感が重しになっていた新興株にとって、このIPO銘柄の賑わいは大きな支援材料となるだろう。年末年始相場での新興株の再躍進に期待が高まりそうだ。 足元の新型コロナ感染拡大は気掛かりだが、巣ごもり消費に絡んだ思惑からBASEやマクアケ<4479>などが戻りを試すか注目したい。また、来週は12月24日に出前館<2484>などが決算発表を予定している。出前館の今期は先行投資で大幅な赤字となる見通しだが、これにより売上を伸ばすことができるか、第1四半期の進捗が注目されそうだ。 IPO関連では、来週も12社の新規上場が予定されている。注目度が高いのは、資産運用支援のウェルスナビ<7342>、ノーコードアプリ開発ツールのヤプリ<4168>(22日)といったところ。これらは公開規模も相応に大きいが、似たタイプだったプレイドが人気化したことで、期待が一段と高まるだろう。いつも<7694>(21日)、ENECHANGE<4169>(23日)などは初値を飛ばしてきそうだ。 《FA》
関連銘柄 25件
2484 東証スタンダード
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フードデリバリー専門サイトを運営。配達代行サービスに強み。アクティブユーザー数は618万人。スポーツチームなどとの連携強化を図る。売上原価の適正化は順調に進む。販管費は減少。24.8期1Qは損益改善。 記:2024/02/03
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マーケティングサービス会社。マーケティング支援のクラウド製品や広告配信サービス、コンテンツマネジメントシステムなどを手掛け、メタバース事業にも注力。サブスクリプション売上が順調に推移し、1Qは増収確保。 記:2024/03/28
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4056 東証グロース
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時価総額 14,059百万円
独自の深層学習モデルや開発・運用支援ツールによるAI解析サービスやエッジAI機器、LEDサイネージ、AIライセンスを提供する。23年12月期はAIサービスが堅調も、研究開発費や人件費が重しとなった。 記:2024/04/13
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時価総額 29,372百万円
ウェブサイト・アプリ向け顧客分析プラットフォーム「KARTE」を提供。リアルタイム性に強み。サービス及びコンサル等売上は堅調。STUDIO ZEROの大型案件が寄与。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/03/31
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+13(1.7%)
時価総額 9,782百万円
ノーコードのアプリ開発プラットフォーム「Yappli」、顧客管理システム「Yappli CRM」を提供。解約率は低水準維持。販管費減少。23.12期通期は営業黒字転換。24.12期は最終黒字転換計画。 記:2024/03/31
4169 東証グロース
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電気ガス会社の比較・切替サイトを運営。EV充電器導入支援や電力管理サービスなども。24.12期はEV充電器導入支援の拡大を想定。比較・切替サイトの売上回復も続く見込み。5割増収を計画。利益計画は非開示に。 記:2024/03/12
4385 東証プライム
1,880
5/17 15:00
+8(0.43%)
時価総額 302,437百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
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時価総額 32,140百万円
クラウドセキュリティ「HENGE One」が柱。メール配信ソフトも。24.9期1Qはクラウドセキュリティの契約企業数、契約利用者数が順調増。解約率は低水準維持し、利用料収入の拡大続く。通期最高業績を計画。 記:2024/02/15
4477 東証グロース
301
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低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,866
5/17 15:00
-2(-0.07%)
時価総額 163,009百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4479 東証グロース
652
5/17 15:00
+10(1.56%)
時価総額 8,195百万円
応援購入型クラウドファンディングサイトを運営。ユーザーデータを用いた大企業向け新商品開発コンサルティングも展開。応援購入総額は増加。プロジェクト単価は引き続き上昇。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/02/10
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-93.5(-3.18%)
時価総額 173,632百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4592 東証グロース
461
5/17 15:00
+31(7.21%)
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バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
817
5/17 15:00
+16(2%)
時価総額 7,125百万円
ファブレス化粧品メーカー。基礎化粧品を開発販売。クレンジング市場でトップシェア。「DUO」と「CANADEL」の2ブランドを手掛け、「ザクレンジングバーム」で成長。アンチエイジング事業停滞し中間期は一服。 記:2024/03/29
6027 東証グロース
2,882
5/17 15:00
-74(-2.5%)
時価総額 64,205百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6400 東証スタンダード
310
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 2,807百万円
自動車用精密成形品が柱。精密金型は医療機器用・食品関連に強み。24.12期は自動車生産回復を追い風に成形品、金型の増販を想定。だが将来を睨んだEV関連新製品の開発投資に伴う費用増を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/11
6469 東証スタンダード
1,145
5/17 15:00
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時価総額 12,542百万円
放電加工会社。国内首位級。アルミ押出金型にも強みを持つ。放電加工や表面処理の部品、金型製造、プレス機等を手掛ける。三菱重工と資本業務提携。航空機エンジン部品等の受注が回復。24.2期3Qは黒字転換。 記:2024/02/03
6612 東証グロース
1,292
5/17 15:00
+26(2.05%)
時価総額 10,831百万円
家電のファブレスメーカー。トースターやケトル、炊飯器、オーブンレンジ等のキッチン家電、空調関連、照明、オーディオを開発、販売する。23年12月期は4Qが回復も、原材料価格の高騰や急激な円安等が影響した。 記:2024/03/09
6852 JQスタンダード
1,997
3/19 14:46
+8(0.4%)
時価総額 2,958百万円
システム事業が中核。システム・ソリューション、ソフトウエアの設計・開発等を手掛ける。事務機器事業、不動産事業等も。21.3期3Qは業績伸び悩む。TCSカンパニーズのTOBは成立。同社株は上場廃止へ。 記:2021/02/16
2,782
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 130,590百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7342 東証グロース
1,332
5/17 15:00
+5(0.38%)
時価総額 78,231百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を運営。20~50代の勤労世代が主要顧客。預かり資産1兆1000億円を突破。運用者数の増加や入金好調で、23.12期実績は増収・大幅営業増益。 記:2024/03/23
7694 東証グロース
576
5/17 15:00
+16(2.86%)
時価総額 3,306百万円
公式ECショップの代行運営が柱。戦略立案からサイト構築、顧客対応、商品入出荷までの一貫体制を構築。コスメ、日用品、食品、アパレル、ヘルスケア、サービスなど多業態に実績。業容好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/26
7974 東証プライム
8,503
5/17 15:00
-97(-1.13%)
時価総額 11,042,761百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(0.13%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10