マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/4 7:19:04
9,613,487
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~楽観視は出来ないものの、自律反発に向かわせやすい

2020/10/5 9:01 FISCO
*09:01JST 前場に注目すべき3つのポイント~楽観視は出来ないものの、自律反発に向かわせやすい 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:楽観視は出来ないものの、自律反発に向かわせやすい ■ニトリHD、2Q営業利益45.0%増 805億円 ■前場の注目材料:国際計測器、50m路面でタイヤ試験、負荷測定装置を開発 ■楽観視は出来ないものの、自律反発に向かわせやすい 5日の日本株市場は、自律反発を意識した相場展開が見込まれる。2日の米国市場ではNYダウが134ドル安だった。トランプ大統領の新型コロナ感染で政局不安が広がったほか、9月雇用統計で雇用者数の伸びが予想以上に鈍化したことが嫌気されたが、ムニューシン財務長官は検査で陰性が明らかになり、ペロシ民主党下院議長との追加経済救済策の交渉を継続と伝わったことから下げ幅を縮めている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の23175円。円相場は1ドル105円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行の展開になりそうだ。先週末の急落局面においてはグローベックスの米株先物はNYダウ先物が500ドル程度下落していたことを織り込んでおり、自律反発に向かわせやすいだろう。また、楽観視は出来ないものの、トランプ大統領は症状の回復が続いており、早ければ5日に退院する可能性があると、担当医師の発言が伝わっている。報道通りとなれば、コロナに打ち勝った大統領として選挙戦を展開する格好となり、市場は評価材料として受け止める可能性がある。先週末の急落時においては売り仕掛け的な売買が入っていると考えられ、ショートカバーに向かわせやすいだろう。 もっとも、積極的に買い上がる地合いではなく、あくまでも買い戻しが中心になりやすい。そのため、日経平均は足元のレンジ内での推移が継続。ただ、心理的にはこれまで同様、23000円処での底堅さが意識されるため、押し目買い意欲は強そうである。米国市場では半導体株の弱さが目立っているが、バリューシフトには向かわず、コア30など主要銘柄の一角に資金が向かいやすいとみておきたい。 物色の流れとしては個人主体の資金はIPO銘柄での値幅取りに向かいやすいほか、菅新政権による政策期待から政策に絡んだ銘柄への循環物色を想定。また、今週からノーベル賞が発表されるため、関連するテーマ株等へは思惑的な資金が向かいやすいだろう。そのほか、今週辺りから小売企業の決算発表が本格化してくるため、決算を手掛かりとした物色が意識されそうだ。 ■ニトリHD、2Q営業利益45.0%増 805億円 ニトリHD<9843>が発表した第2四半期決算は、売上高は前年同期比12.7%増の3624.81億円、営業利益は同45.0%増の805.96億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で広がった「巣ごもり消費」を取り込んだ。臨時休業した店舗もあったが、インターネット通販の売り上げが堅調だった。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(23175、大阪比+195) ・1ドル105円40-50銭 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・国際計測器<7722>50m路面でタイヤ試験、負荷測定装置を開発 ・日本製鉄<5401>君津第2高炉、年内再稼働へ ・アサカ理研<5724>レアメタル回収で新設備、リチウムイオン電池から ・放電精密<6469>サーボプレス機を研究用に貸し出し、CFRP成形などに ・THK<6481>自律移動「展示ロボ」の受注開始、広範囲に情報訴求 ・横河電機<6841>品質改善支援ソフト販売倍増、来年度に海外でも投入 ・井関農機<6310>有人コンバイン・無人トラクター連携、井関農機など実証実験 ・日本ゼオン<4205>DX推進、デジタル統括部門新設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
4205 東証プライム
1,515
5/2 15:00
-24(-1.56%)
時価総額 347,714百万円
合成ゴムメーカー。自動車タイヤ用特殊合成ゴムに強み。合成ラテックスや高機能材料も。EV向け電池材料や医療向け高機能樹脂を強化中。24.3期3Q累計は合成ゴムの市況軟化。電池材料や電子材料の需要も振るわず。 記:2024/02/06
5401 東証プライム
3,473
5/2 15:00
-3(-0.09%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5724 東証スタンダード
1,031
5/2 15:00
-2(-0.19%)
時価総額 5,304百万円
貴金属リサイクル会社。電子部品製造装置や工場廃液などから貴金属を回収するリサイクルビジネスを展開。リチウムイオン電池再生の事業化を推進。貴金属の取り扱い数量減少や環境事業の停滞で、24.9期1Qは足踏み。 記:2024/02/23
6310 東証プライム
1,030
5/2 15:00
-1(-0.1%)
時価総額 23,675百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6469 東証スタンダード
1,277
5/2 15:00
+7(0.55%)
時価総額 13,988百万円
放電加工会社。国内首位級。アルミ押出金型にも強みを持つ。放電加工や表面処理の部品、金型製造、プレス機等を手掛ける。三菱重工と資本業務提携。航空機エンジン部品等の受注が回復。24.2期3Qは黒字転換。 記:2024/02/03
6481 東証プライム
3,464
5/2 15:00
-2(-0.06%)
時価総額 449,825百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6841 東証プライム
3,502
5/2 15:00
+33(0.95%)
時価総額 940,725百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7722 東証スタンダード
523
5/2 14:59
-2(-0.38%)
時価総額 7,427百万円
振動計測技術をベースとする計測装置の専門メーカー。自動車・タイヤ業界向け計測装置(バランシングマシン)を手掛け、電気サーボモータ式振動試験機が戦略商品。アジアタイヤメーカー向け好調で、3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/31
9843 東証プライム
20,905
5/2 15:00
+205(0.99%)
時価総額 2,392,431百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09