マーケット
9/13 15:15
36,581.76
-251.51
41,096.77
+235.06
暗号資産
FISCO BTC Index
9/17 12:39:01
8,189,498
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~手控え材料も多く目先もみ合い、個別物色を想定

2020/1/31 12:50 FISCO
*12:50JST 後場に注目すべき3つのポイント~手控え材料も多く目先もみ合い、個別物色を想定 31日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、手控え材料も多く目先もみ合い、個別物色を想定 ・ドル・円は小じっかり、日本株高受け109円台を回復 ・値上がり寄与トップは中外製薬<4519>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は大幅反発、手控え材料も多く目先もみ合い、個別物色を想定 日経平均は大幅反発。290.63円高の23268.38円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えている。 30日の米株式市場でNYダウは3日続伸し、124ドル高となった。新型肺炎の感染拡大への懸念から売りが先行したものの、世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言すると上昇に転じた。主要企業の決算に対する期待も相場の押し上げ要因となったようだ。米株高の流れを受け、前日に401円安と大きく下落していた日経平均も本日は171円高からスタート。海外投資家が株価指数先物の買い戻しを入れているとみられるほか、個別でも好決算銘柄を中心に積極的な買いが入り、前場の日経平均は一時23421.59円(443.84円高)まで上昇。ただ、買いが一巡すると伸び悩む展開となった。 個別では、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>がしっかり。ソフトバンクG<9984>は小高い。決算発表銘柄では東エレク<8035>やOLC<4661>が買い優勢で、富士通<6702>、アンリツ<6754>、中外薬<4519>は商いを伴って急伸。富士通やアンリツは第3四半期決算発表とともに今期業績予想を上方修正した。また、新型肺炎対策に絡んだ思惑的な物色も続き、ダイトウボウ<3202>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、売買代金トップの任天堂<7974>は4%超の下落。今期業績予想を上方修正したものの市場の期待に届かず、材料出尽くし感が広がったようだ。SCREEN<7735>は大幅続落。また、M&Aキャピ<6080>や日本M&A<2127>が東証1部下落率上位に顔を出している。 セクターでは、精密機器、証券、不動産業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。その他製品、鉱業、石油・石炭製品の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の79%、対して値下がり銘柄は18%となっている。 本日の日経平均は米株高の流れを引き継ぎ、朝方には上げ幅を400円超に広げる場面があった。新型肺炎を巡るWHOの緊急事態宣言を短期的な悪材料出尽くしと受け止める向きがあり、渡航・貿易制限が勧告されなかったことから経済への影響も抑えられると考えられているようだ。前日の先物手口を見ると、やはりクレディ・スイス証券を中心とした外資系証券の一角で売り越しが目立ったが、本日はこれら海外の短期筋が買い戻しを入れているものとみられる。富士通やアンリツといった注目度の高い主要企業で好決算が多く見られたことも相場全体の押し上げに寄与しているだろう。 しかし、このところ海外勢の先物売買との連動性が高い香港ハンセン指数は本稿執筆時点で0.4~0.5%ほどの上昇にとどまっており、前日まで大幅安が続いたことを踏まえると戻りの鈍い印象は拭えない。新型肺炎の感染拡大への警戒感が根強いことが窺える。また、本日は国内で2019年10-12月期決算発表の第1のピークとなるほか、海外では英国が欧州連合(EU)離脱を迎える。来週に目を向けても、国内主要企業の決算発表が続き、米国では大統領選挙の予備選開始、トランプ大統領の一般教書演説といった重要イベントに、雇用統計など1月経済指標の発表も相次ぐ。もちろん、株価変動率(ボラティリティー)の高まりも売買を手控えさせる要因となる。 これらを踏まえると、日経平均は後場も海外勢の先物売買に振らされる場面が出てきそうだが、一段の戻りを試す動きとはなりづらいだろう。目先は23000円台前半を中心としたもみ合いが継続し、決算を手掛かりとした個別物色中心の相場展開になるとみておきたい。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高受け109円台を回復 31日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。アジア株高を背景に日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日までのリスク回避の円買いが巻き戻された。また、値ごろ感による国内勢のドル買戻しも観測された。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、日本株高継続ならドルは109円台が続きそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円88銭から109円14銭、ユーロ・円は120円08銭から120円41銭、ユーロ・ドルは1.1028ドルから1.1036ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・中京医薬品<4558>、ビケンテクノ<9791>など、11銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは中外製薬<4519>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・中国国家統計局 「本日発表のPMIにコロナウィルスの影響は完全には反映されていない」 【経済指標】 ・日・12月有効求人倍率:1.57倍(予想:1.57倍、11月:1.57倍) ・日・12月失業率:2.2%(予想:2.3%、11月:2.2%) ・日・1月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.7%(予想:+0.8%、12月:+0.8%) ・日・12月鉱工業生産速報:前月比+1.3%(予想:+0.7%、11月:-1.0%) ・中・1月製造業PMI:50.0(予想:50.0、12月:50.2) ・中・1月非製造業PMI:54.1(予想:53.0、12月:53.5) <国内> ・16:00 独・12月小売売上高(前月比予想:-0.5%、11月:+1.5%←+2.1%) <海外> ・16:00 独・12月小売売上高(前月比予想:-0.5%、11月:+1.5%←+2.1%) ・中国休場(旧正月) 《HH》
関連銘柄 16件
638.5
9/13 15:00
-0.5(-0.08%)
時価総額 214,998百万円
M&A仲介国内最大手の日本M&Aセンターを中核とする持株会社。M&A仲介のほか、PMI支援、上場支援、MBO支援等も手掛ける。M&A成約支援実績は7000件以上。ミッドキャップ企業向け受託体制を強化。 記:2024/08/22
3202 東証スタンダード
101
9/13 15:00
±0(0%)
時価総額 3,048百万円
1896年に設立された国内初の毛織会社。現在は商業施設「サントムーン柿田川」の商業施設事業が主力。ヘルスケア事業、せんい事業も展開。27.3期売上高47億円目標。せんい事業ではユニフォーム事業に注力。 記:2024/07/29
4519 東証プライム
6,720
9/13 15:00
-112(-1.64%)
時価総額 11,283,270百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4558 東証スタンダード
206
9/13 15:00
-1(-0.48%)
時価総額 2,402百万円
一般家庭に救急箱(常備配置薬など)を配置し、使用分を販売する配置販売を行う。愛知県半田市に本社。「AQUAMAGIC」の売水事業等も手掛ける。家庭医薬品等販売事業卸売部門ではOEM企画営業を推進。 記:2024/06/18
4661 東証プライム
3,845
9/13 15:00
-78(-1.99%)
時価総額 6,991,944百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
2,157
9/13 15:00
-15(-0.69%)
時価総額 68,439百万円
M&A仲介会社。2016年に同業のレコフなどと経営統合。売手・買手の間に立ってM&A成立に向けたアドバイザリー業務を行う。大型案件で業界随一の実績。コンサルタント数は180名超。成約件数は過去最高水準。 記:2024/06/28
6702 東証プライム
2,863.5
9/13 15:00
-62(-2.12%)
時価総額 5,930,618百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6754 東証プライム
1,073
9/13 15:00
-12(-1.11%)
時価総額 145,784百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
13,105
9/13 15:00
-155(-1.17%)
時価総額 16,526,480百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,455
9/13 15:00
-58(-2.31%)
時価総額 40,053,293百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9,866
9/13 15:00
-90(-0.9%)
時価総額 1,002,287百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7974 東証プライム
7,583
9/13 15:00
-69(-0.9%)
時価総額 9,847,966百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
23,680
9/13 15:00
+400(1.72%)
時価総額 11,168,269百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9791 東証スタンダード
897
9/13 15:00
+5(0.56%)
時価総額 6,924百万円
独立系総合ビルメンテナンス企業。清掃管理や設備管理、警備業務等のビルメンテナンス事業が主力。不動産事業、介護事業、ホテル事業等も展開。物流施設のメンテナンス受注の獲得等でビルメンテナンス事業の拡大図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
43,900
9/13 15:00
-620(-1.39%)
時価総額 13,969,902百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,429
9/13 15:00
-71(-0.84%)
時価総額 14,522,779百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17