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前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も潜在的な買い戻しニーズは大きい

2019/11/13 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も潜在的な買い戻しニーズは大きい 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食い優勢も潜在的な買い戻しニーズは大きい ■前場の注目材料:日産自、2Q営業利益85%減、今期53%減の1500億円に下方修正 ■NTT、電力に年1000億円投資、グリーン発電強化 ■利食い優勢も潜在的な買い戻しニーズは大きい 13日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が意識されそうだ。12日の米国市場では、NYダウが前日比変わらずとなるなど、こう着感の強い展開だった。トランプ大統領の講演内容を見極めたいとして様子見ムードのなか、米中協議をめぐる関税撤回について明確に発言せず、小動きとなった。また、パウエルFRB議長が上下両院合同経済委員会での証言を控えていることも手掛けづらくさせたようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の23470円。円相場は1ドル108円90銭台とやや円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢の相場展開になろう。ただし、米国同様、こう着感の強い相場展開の中で、断続的なインデックス売買による底堅さは意識されそうである。米中協議を巡るトランプ大統領の発言内容は想定内であるほか、米大統領選まで1年となるなかで、市場を混乱させる発言等も控え気味になるとみられ、市場の波乱要因は限られてくるだろう。金先物価格の下落基調が続いており、安全資産からの資金逆流により、リスクオン状態は継続。 昨日の日経平均は大引けにかけてのインデックス買いにより、終値では昨年10月以来の23500円を回復して終えている。心理的な節目から強弱感が対立しやすいだろうが、これまでのリバウンド局面では順調に節目を突破してきており、潜在的な買い戻しニーズは大きいと考えられる。決算発表も主要処は一巡してきていることもあり、先物主導のインデックス売買が中心ながらも、押し目買い意欲は次第に高まることも考えられる。 また、調整局面では日銀によるETF買い入れへの思惑が下支えするほか、相次ぐ企業の自社株買い発表によって、需給面でも売り込みづらくさせそうだ。なお、決算では中小型株の決算が本格化しているが、ネガティブな決算内容が目立つ。これを受けた初動としては売りが先行しようが、相対的に出遅れていることもあり、売り一巡後のアク抜け感が強まってくるかが注目されそうだ。 ■日産自、2Q営業利益85%減、今期53%減の1500億円に下方修正 日産自<7201>は第2四半期決算を発表。北米や欧州など主要地域で販売が不振だった影響から、営業利益は前年同期比85%減の316億円だった。あわせて2020年3月期の業績予想も下方修正。今年5月時点の想定に比べ、売上高は7000億円減の10兆6000億円(前期比8.4%減)、営業利益は800億円減の億1500億円(同52.9%減)とした。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23520.01、+188.17) ・ナスダック総合指数は上昇(8486.09、+21.81) ・SOX指数は上昇(1732.42、+4.83) ・VIX指数は低下(12.68、-0.01) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・東電力HD<9501>家庭向け電力販売を全国展開、新たに4エリアで ・東芝<6502>上場4社の一部完全子会社化を検討 ・住友電<5802>ソフトバンクと工場で「5G」実証、データ収集に活用 ・オムロン<6645>バラ積み部品、0.5秒で計測、3D画像センシング技術 ・横河電<6841>RPA開発・保守拠点増設、欧州かアジア子会社に ・日本化<4092>チタン酸バリウム増産、徳山工場に生産棟 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月企業物価指数(前年比予想:-0.3%、9月:-1.1%) <海外> ・10:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想) 《SF》
関連銘柄 7件
4092 東証プライム
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時価総額 21,299百万円
化学品メーカー。リン、シリカ、クロムなどの無機化合物に実績。有機合成技術を用いた受託合成に加え、6N規格の高純度赤リンや高純度ホスフィンガスなど半導体材料も展開。新製品の売上寄与もあり、3Q累計は増益。 記:2024/02/09
5802 東証プライム
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5/7 13:29
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時価総額 1,922,925百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6502 東証プライム
4,590
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-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6645 東証プライム
5,620
5/7 13:29
+179(3.29%)
時価総額 1,159,097百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6841 東証プライム
3,534
5/7 13:28
+32(0.91%)
時価総額 949,321百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7201 東証プライム
577.9
5/7 13:29
-2.1(-0.36%)
時価総額 2,439,151百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
975.8
5/7 13:29
+3(0.31%)
時価総額 1,568,128百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25