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前場に注目すべき3つのポイント~楽観禁物もレンジ上放れで来週にはシグナル好転

2019/9/6 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~楽観禁物もレンジ上放れで来週にはシグナル好転 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:楽観禁物もレンジ上放れで来週にはシグナル好転 ■前場の注目材料:積水ハウス、2Q営業利益43.7%増、コンセンサス上回る ■トヨタ、NTTグループとのコネクテッドカー向けICT基盤の実証進む ■楽観禁物もレンジ上放れで来週にはシグナル好転 6日の日本株市場は、米株高の流れを受けて底堅い相場展開が見込まれる。5日の米国市場はNYダウが372ドル高と続伸。米中高官が10月に通商協議を再開することが伝わったことは織り込み済みではあるが、8月ADP雇用統計が予想を上振れたことは安心感につながる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の21150円。円相場は1ドル106円90銭台と円安に振れて推移している。 10月の米中協議再開は織り込み済みであること、香港については、改正案は撤回となったが、香港デモは継続すると伝えられており、混乱は長引く見通し。その為、米株高の流れを引き継ぐ格好から買い先行となろうが、前日に日経平均は一時500円を超える上昇を見せていた反動も意識され、次第にこう着感が強まることが考えられる。 とはいえ、テクニカル面ではもち合いレンジを上放れており、21000円を中心レンジとして20700円-21500円辺りにレンジが移行している。一目均衡表では雲下限を捉えており、来週には雲のねじれにより、雲上限が21000円処に下がる。横ばい推移としても、来週には遅行スパンが上方シグナルを発生させてくる。21000円固めからテクニカルシグナルは好転してくるため、断続的なショートカバーの流れが意識されやすい。 週末の米国市場では雇用統計の発表が予定されており、これを見極めたいとのムードも強まる可能性があるが、ADP雇用報告の内容からそれ程警戒されることはなさそうだ。また、米長期金利が持ち直しているほか、米半導体株上昇の流れも、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりやすいだろう。 また、来週末には先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、日経平均の底堅さから、ヘッジに伴う買い等も意識されてきやすいところである。楽観はできないだろうが、下値の堅さが意識されてくる局面において、上へのバイアスが強まる展開も想定しておきたいところであろう。 ■積水ハウス、2Q営業利益43.7%増、コンセンサス上回る 積水ハウス<1928>は第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比43.7%増の1130.41億円だった。コンセンサス(930億円程度)を上回る。純利益は同33.9%増の774.44億円。戸建て住宅の販売が大きく伸び、米国の賃貸住宅などの売却益もあった。併せて発行済み株式総数(自己株式を除く)の0.73%にあたる500万株、100億円を上限に自社株買いを実施すると発表。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21085.94、+436.80) ・NYダウは上昇(26728.15、+372.68) ・ナスダック総合指数は上昇(8116.83、+139.95) ・シカゴ日経225先物は上昇(21150、大阪比+80) ・1ドル106円90-00銭 ・SOX指数は上昇(1566.21、+46.66) ・VIX指数は低下(16.27、-1.06) ・米原油先物は上昇(56.30、+0.04) ・株安局面での自社株買い ・米追加利下げ期待 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討 ・日銀のETF購入 ・キヤノン<7751>ミラーレス最上位機を21年めど投入、通信機能向上 ・大和証G<8601>クレディセゾンと提携、決済サービス開発 ・トヨタ<7203>NTTグループとのコネクテッドカー向けICT基盤の実証進む ・日立<6501>応用地質と協業、地下埋設物情報サービス提供 ・東芝<6502>衣服で隠した危険物を可視化できる電波イメージング技術 ・東レ<3402>繊維原料再利用を本格化、回収PETボトルで ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.1%、6月:+0.4%) ・08:30 7月家計支出(前年比予想:+0.8%、6月:+2.7%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
1928 東証プライム
3,611
5/14 14:54
+1(0.03%)
時価総額 2,472,390百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業等を手掛ける。海外は米豪を開拓。建築事業は採算性が改善。高水準の入居率維持で賃貸住宅管理事業は堅調。24.1期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
3402 東証プライム
809.1
5/14 14:54
+27.3(3.49%)
時価総額 1,320,031百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
6501 東証プライム
14,540
5/14 14:49
+245(1.71%)
時価総額 14,083,037百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7203 東証プライム
3,387
5/14 14:49
+21(0.62%)
時価総額 55,258,861百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7751 東証プライム
4,391
5/14 14:49
+30(0.69%)
時価総額 5,856,553百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8601 東証プライム
1,086
5/14 14:49
-80(-6.86%)
時価総額 1,704,346百万円
大手証券会社。有価証券業を中心とするリテール、ホールセールに加え、アセットマネジメントや投資事業を行う。海外はアジアを中心に事業展開する。今期3Q累計は委託の株券売買高や債券等の引受高が増加した。 記:2024/02/01