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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は年初来安値も個別では次第に冷静な値動きに

2018/12/20 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は年初来安値も個別では次第に冷静な値動きに 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は年初来安値も個別では次第に冷静な値動きに ■前場の注目材料:岡野バル、2018年11月期営業赤字に修正 ■大正薬HD、仏医薬品を買収、1823億円、一般用、欧市場に参入 ■日経平均は年初来安値も個別では次第に冷静な値動きに 20日の日本株市場は、引き続き不安定な相場展開になろう。19日の米国市場ではNYダウが350ドル超の下落となった。買いが先行して始まったが、FOMC(連邦公開市場委員会)では大方の予想通り利上げを実施し、発表後に下げに転じている。2019年の利上げ予想回数を2回へ引き下げ、パウエルFRB議長も将来のデータ次第で金融政策変更の可能性にも言及したが支援材料とはならなかった。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比290円安の20630円となり、これにサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンでのスタートとなろう。円相場は1ドル112円40銭台で推移している。 日経平均は3月に付けた年初来安値を更新する可能性があるが、前日にTOPIXが年初来安値を更新しており、ある程度は予想されていた展開といったところであろう。まずは、安値更新後の底堅さを見極めたいところである。また、FOMCの結果についても予想通りの内容であり、改めて嫌気するというよりは、薄商いの中をインデックスに絡んだ商いによって振らされる展開であり、個別では冷静な値動きをみせてくる可能性はありそうだ。 もっとも、ハイテクセクターについては、マイクロン・テクノロジーが下方修正を発表していることもあり、嫌気売りを誘う流れになりそうだ。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>のほか、値がさのハイテク株の弱い値動きが日経平均の重石になりやすい。 一方で、ソフトバンク<9434>は、公開価格割れでセンチメント悪化が警戒されるが、足元では不安材料もあっただけに、一先ずイベント通過となり、インデックス需要が見込まれる来月末に関心が向かうことになろう。 また、昨日はサンバイオ<4592>の効果もあり、マザーズ指数は反発した。直近の下落幅からは自律反発の域は脱していないが、上昇した銘柄は比較的値持ちの良い展開となっている。需給懸念は根強い状況ではあるが、直近IPO銘柄でも強い値動きをみせる銘柄もあり、資金が向かいやすい材料株などへも短期的な値幅取り狙いの商いが膨らみやすいだろう。 ■岡野バル、2018年11月期営業赤字に修正 岡野バル<6492>は19日、2018年11月期決算修正を発表。売上高は前期比8.8%減の75.77億円(従来は81.50億円)、営業損益は0.67憶円の赤字(同1.70億円の黒字)に下方修正した。柏崎刈羽原子力発電所向けの大型案件が次期へ繰延べとなったほか、バルブ事業においても島根原子力発電所2号機向けの一部が納期変更により次期へ繰延べとなるなど減収要因が重なった。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(47.20、+0.96) ・1ドル112円50-60銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・アマダHD<6113>国内3工場新設、IoT活用で人手不足対策、協力会社に貸与 ・大正薬HD<4581>仏医薬品を買収、1823億円、一般用、欧市場に参入 ・パナソニック<6752>ベトナムで住設参入、現地企業と提携 ・日本郵政<6178>アフラックに出資、2700億円規模、商品開発などで提携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・11月失業率(予想:5.0%、10月:5.0%) ・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+2.0万人、10月:+3.28万人) 《SF》
関連銘柄 8件
4581 東証スタンダード
8,580
4/8 15:00
-10(-0.12%)
時価総額 730,501百万円
大衆薬大手。ドリンク剤、風邪薬、育毛剤に強み。海外開拓や医療用薬にも注力。ビオフェルミンシリーズ、リアップシリーズは売上増。24.3期3Qは増収。MBO成立で同社株は24年4月9日付けで上場廃止予定。 記:2024/03/05
4592 東証グロース
770
1/10 15:30
-4(-0.52%)
時価総額 52,847百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
6113 東証プライム
1,482.5
1/10 15:30
-6.5(-0.44%)
時価総額 505,703百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
6178 東証プライム
1,514.5
1/10 15:30
-20(-1.3%)
時価総額 5,706,439百万円
日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に収める日本郵政グループの持株会社。約2万4千局の郵便局ネットワークを持つ。郵便・物流事業、不動産事業に資源を積極投入。アジア中心にロジスティクス事業を強化。 記:2024/10/04
6492 東証スタンダード
7,000
1/10 15:30
+160(2.34%)
時価総額 12,551百万円
バルブ専業。高温高圧バルブのトップメーカー。原子力や火力発電所向けが主力。国内外に1000基以上納入実績。原子力発電用の弁・部品は販売堅調。地震等にともなう点検工事も増加。ゼロエミッション発電用も伸びる。 記:2024/10/30
1,564
1/10 15:30
-15(-0.95%)
時価総額 3,838,754百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
9434 東証プライム
193
1/10 15:30
-1.7(-0.87%)
時価総額 9,202,119百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9984 東証プライム
9,251
1/10 15:30
-78(-0.84%)
時価総額 13,598,924百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27