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後場に注目すべき3つのポイント~中小型のバイオ関連などテーマ株物色に期待

2018/8/27 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型のバイオ関連などテーマ株物色に期待 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、中小型のバイオ関連などテーマ株物色に期待 ・ドル・円は弱含み、国内勢による月末の売りで ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は続伸、中小型のバイオ関連などテーマ株物色に期待 日経平均は続伸。157.76円高の22759.53円(出来高概算4億9000万株)で前場の取引を終えた。24日の米国市場では、パウエルFRB議長が景気拡大の継続を背景に、緩やかな利上げ継続が適切になるとの認識を強調したことが好感され、S&P500指数とナスダック総合指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の22610円となる中、日本株市場も米国株高の流れを引き継ぐ格好となった。また、米半導体大手AMDが7%を超える上昇となるなど、ハイテク株の出直り基調が続いていることも支援材料となった。日経平均はシカゴ先物水準を上回って始まると、その後もじり高基調が続き、前引け間際には一時22813.27円まで上げ幅を広げる局面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは空運、鉱業、情報通信の3セクターが下落した他は、30セクターが上昇。石油石炭、非鉄金属、電気機器、機械、輸送用機器、化学、精密機器、パルプ紙、繊維の強さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>がけん引。 日経平均は先週の地合いが継続し、8月8日以来の22800円を回復してきている。また、マザーズ指数は1000Ptを回復した他、センチメント悪化の一因となっていたメルカリ<4385>も小幅ながら上昇していることで、安心感につながっている。また、サンバイオ<4592>の上方修正を追い風に、そーせい<4565>や低位のバイオ関連へ物色が波及しており、これもセンチメントを明るくさせていると考えられる。 日経平均は強い値動きをみせているが、出来高は5億株割れと低水準であり、インデックスに絡んだ商いが主導している状況である。本格的なシグナル好転が見極めづらい需給状況の中ではあるが、新興市場の中小型株への買い安心感が高まってくるようだと、市場のセンチメントは相当明るくさせるだろう。引き続き中小型のバイオ関連の他、キャッシュレス、サイバーセキュリティなどのテーマ株物色に期待したいところである。 ■ドル・円は弱含み、国内勢による月末の売りで 27日午前の東京外為市場でドル・円は弱含み。国内勢による月末特有の売りが強まり、111円を割り込んだ。 ドル・円は、前週末NY終値付近でもみあった後、日経平均株価や上海総合指数のプラス圏推移を背景に円売りが先行。国内勢の売りが一巡し、下げが限定的となれば、午後はドルの買戻しが入る可能性もあろう。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移し、目先の日本株高継続への観測で円売りに振れやすい地合い。ただ、月末に向けた国内勢のドル売りが継続しているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円94銭から111円35銭、ユーロ・円は128円97銭から129円68銭、ユーロ・ドルは1.1616ドルから1.1653ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・エクストリーム<6033>や大興電子通信<8023>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・パウエル米FRB議長 「米国経済は著しく改善」 「強い経済活動は継続」 「緩やかな利上げが適切、成長の強さが維持されれば」 ・ブラード米セントルイス連銀総裁 「金利現状維持を望む、インフレ圧力はない」 「米国経済2018年は強いが、2019年、2020年は鈍化へ」 「利回り曲線のシグナルを深刻にとらえるべき」 ・トランプ米大統領 「ポンぺオ米国務長官は近く北朝鮮を訪問することを待ち望んでいる。おそらく、中国との貿易問題が解決したあとになる」 「現状で、北朝鮮を訪問しても進展はない」 【経済指標】 米・7月耐久財受注速報値:前月比-1.7% (予想:-1.0%、6月:+0.7%←+0.8%) 米・7月耐久財受注(輸送用機除く):前月比+0.2% (予想:+0.5%、6月:+0.1%←+0.2%) 米・7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防):前月比+0.9% (予想:+0.3%、6月:+0.9%←+0.7%) 英・7月銀行協会住宅ローン承認件数:39584件 (予想:40650件、6月:40330件←40541件) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 11件
4385 東証プライム
2,684.5
9/20 15:00
-33(-1.21%)
時価総額 431,858百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4543 東証プライム
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9/20 15:00
-4(-0.15%)
時価総額 3,998,795百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4565 東証プライム
1,331
9/20 15:00
+9(0.68%)
時価総額 109,040百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4592 東証グロース
1,295
9/20 15:00
+213(19.69%)
時価総額 88,875百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6033 東証グロース
1,067
9/20 15:00
+6(0.57%)
時価総額 5,865百万円
ゲーム・スマホアプリ関連会社等へデジタル人材の派遣等を行うデジタル人材事業が主力。受託開発事業、コンテンツプロパティ事業も展開。配当性向は20%目安。デジタル人材事業のクライアント数は順調に増加。 記:2024/08/05
6762 東証プライム
9,000
9/20 15:00
+102(1.15%)
時価総額 3,498,948百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
3,965
9/20 15:00
+140(3.66%)
時価総額 4,002,854百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8023 東証スタンダード
780
9/20 15:00
-8(-1.02%)
時価総額 10,817百万円
システムインテグレーター。ICTのコンサルやシステム設計、構築、運用のサービスを展開。情報通信機器の販売増で保守サービスは受注が増加。ソリューションサービス部門は売上増。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/04/13
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(5.32%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(4.16%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(1.88%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17